goo blog サービス終了のお知らせ 

4m

オタクの雑記です。日常のこととかお絵かきとか好きな作品の話とか。

遙かなる時空の中で3感想(13)銀

2015-02-10 22:34:40 | オタ話

ちょっとお久しぶりの感想です。
ここでまだ無印・十六夜記の感想かいてますが、実際は今、夢浮橋やってます…。無印の記憶が段々おぼろげになってきている感も否めませんがご了承ください。

遙か3感想。十六夜記からの新キャラクター・銀です。
全編を通じてネタバレ、勘違い・記憶違い・思い込み、独断と偏見が入り乱れていますのでお気をつけください


銀(しろがね)
奥州藤原氏の郎党であり、総領である藤原泰衡の部下。

十六夜記からの新キャラクターです。
壇ノ浦の戦いで源氏軍から追われる身になった神子ご一行を、平泉が受け入れる際の窓口になります。
泰衡の部下なので基本的に泰衡の命令で神子に仕えることになるわけですが、名実共に己を殺して誠心誠意神子に尽くしてくれる人です。

銀について語る上で外せないのが平知盛の存在ですね。銀は、風貌が非常に知盛と似ているのです。
十六夜記では将臣や知盛と一時期行動を共にできるルートが新設されており、銀との出会いに至るまでに、知盛と共闘⇒ちょっと気になる⇒壇ノ浦で望美自ら知盛殺害というトラウマルートを経ていることになっています(そうじゃないこともあるけど)。
そんな中、落ち延びた先で、やむを得ず自分が殺した男のそっくりさんが現れたとあれば、そりゃあ混乱しますよね。しかも当の本人はご都合よく記憶喪失
「あれ、まさかもしかして…?!」とソワソワする望美の近くで、元は平家軍にいた将臣や敦盛もなんだかソワソワしています。プレイヤー(わたくし)もうっかり銀=知盛と信じそうになりました。
実は、銀の正体は平 重衡(たいらのしげひら)という人で、知盛の弟でした。源氏との戦で敗戦し、捕虜となったところで政子様に記憶を消され、呪詛をかけられた上で平泉に送り込まれ、そこで泰衡に拾われたんだそうです。
で、将臣や敦盛がソワソワしてたのは、やはり同じように「銀=知盛かも?って思ってるからかな」って最初は思ってたのですが、この正体知ると、「あれ、もしかして二人は銀=重衡でソワソワしてたのかな?」って思うわけです。二人とも、重衡のことも知ってるはずですから。なんだよ、少なくとも神子の「銀=知盛?」説は勘違いだって二人とも早く教えてくれよ

銀ルートは呪詛がらみもあってなかなかの鬱展開で、銀が望美よりも主である泰衡を優先させて、結果、神子幽閉、そして八葉も包囲の上何もできず。
薄々自分の呪詛に気づき始めていた銀が、呪詛を封じ込める為に自我を捨てて完全廃人みたいになってしまうバッドエンドはなかなかホラーでした。登場人物が命を落としてしまうエンドはいくつかあるけど、こういうのはまた後味の悪さが格別ですね。
色々あって(はしょりすぎ)ラスボスは泰衡です。望美と銀で闘います。ここまで来て平泉内の人間同士での争いです。源氏軍存在感なさすぎ、そして八葉とはなんなのか

さて、銀ですが、人物紹介に記載のある通り“控えめで気品があり、洗練された所作の青年”です。まあ、元が平家の貴族ですから。
それに加えて、ヒノエと並び立つ位の糖度の高い言動をとる人でもありますね。神子をお姫様扱いする点もヒノエ同様ですが、こちらは完全に崇拝・服従みたいなスタンス。二人で術を使うときには、なんと跪いてきます。徹底しているな…。なんでもテンプレに当てはめるのはどうかと思いますが、いわゆる「騎士とお姫様」の様な関係性が楽しめます。

ファンディスクの追加ルート、そして後半2章で急激に進行するストーリーですが、大きな無理も感じないし、銀と望美の関係性にも感情移入しながら楽しむことが出来ました。ご都合主義甘々乙女ゲーストーリーと言われれば何も反論できないのですが、銀は結構好きなキャラクターです。
まあ、銀エンド見る頃には「あれ?神子、知盛のこともう忘れた??」って感じになってるような気もしますが…。

…ところで銀さん、私実は泰衡さんがとてもとても好みなんです。あの、泰衡さん紹介していただけませんか…?

次回、いつになるかはわかりませんが、平 知盛の予定です。ラスト!!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。