アスペルガー症候群の特徴では、
”自分の事を人に話したがらない”傾向の方がいます。
わたしもそういうタイプです。
見方を変えると”秘密主義者”です。
とにかく、誰にも(親を含む)、自分の外出先や自分の事を
話さないというタイプの人も少なからずいます。
理由の一つは、
①自分の事を他人に知られるのを極端に嫌がる。
ということと、
②自分自身の感情にうまく気づけていないので、当然それをうまく相手に伝えることができないことです。
わたしは、自分の事を人にはあまり話しません。(※ブログは例外です。)
そして、誰かに”楽しかった?” ”どうだった?”と出来事に対しての感想を聞かれたときも、
楽しいのかどうか自分の感情がわからないので、うまく答えられないことが度々あります。
両親の側から観ると、我が子はどうして何も返事を返してくれないのだろう?どうして、自身の事を何も話してくれないのだろう?と、いうことになりますが、それはアスペルガー症候群の特徴ですので、親のせいではありません。育った環境のせいでもありません。ただそういう個性で生まれてきているのです。「我が子は変わっている。」「何を考えているか分からない時がある。」と思うかもしれませんが、何より、本人も、自分が変わっている事に悩んでいたり、本人自身、自分の感情に気づけていない。(自分自身が何を考えているか分からない時があるのです。)子どもが自身の事を話してくれないのは、誰のせいでもありません。