横山専務の闘う営業日誌

福島県の不動産屋です、42歳で大腸癌を患って健康と日常の「当たり前」に感謝。闘う不動産屋として情報発信していきます。

大腸癌との闘い㉓「ブログを書くこと&決意」

2022年11月06日 23時22分31秒 | 日記

昨年友人の一人を癌で亡くしました。彼が癌とわかってから仲間みんなで励ますために集まって飲み会を開きました。

その時の彼は元気そうで、病気とは思えなかった・・・仲間同士で馬鹿な話をして楽しい時間を過ごせました。

コロナで会う機会が少なくなり頭の片隅にあった友人の存在、亡くなったと知らせが来た時のショックは大きかったです。コロナで会えなかった間に転移が見つかり病状が進んでいたと聞きました。

もっと励ますことはできたはず、何かしてやれることはなかったのか?・・・何とも言えない後悔がありました。

その後の12月、健康診断の精密検査の結果、自分の癌が見つかりました。

友人が亡くなったことが精密検査を受けようと思ったきっかけの1つでした。

自分が癌になり、手術・抗がん剤、そして先日再発が見つかりました。

今なら彼がどれだけの孤独や絶望と闘っていたのか、家族を残して亡くなったことへの無念や悔しさが痛いほどわかります。寝れない夜を過ごして涙は枯れるまで流したはずです。

父親から「病気になったことを公言すべきじゃない!弱いところを他人にみせるべきじゃない!」と言われました。

自分が癌とわかった時、自分の中で起きた感情は「絶望」です。

底なし沼に引き釣り込まれていきながらも必死にもがいて光を見たいと思いました。

ネットで情報を探し続けた中で、自分と同じか自分よりも悪い病状やステージでも明るく前を向いて病気と闘っている人の情報を見ました。胸が苦しくなりましたが、「負けられない!」と自分を奮い立たせることができました。

私は同情なんて求めてないです。

もし私のブログを家族や親戚が見てくれた時に、健康診断をちゃんと受けよう。心配な症状があった時に「恐怖から目を背けずに1日も早く病院へ行こう」そう思ってもらえたら・・・。

友人が癌になったけど、どう接したら良いのかわからない・・・そんな人が友人に寄り添う気持ちを持ってもらえたら・・・。

同じく癌と闘っている人が少しでも前向きな気持ちで癌と向き合えるようになってもらえたら・・・。

私の病状からすると一般的に公表されているデータを見る限り治る見込みはかなり低いみたいです。だけど、応援してくれる家族がいるから諦めずに闘います。

このブログは闘いの記録であり、私が生きた証・・・だから死ぬ直前まで書き続けていきます。

娘の成長をできる限り多く見届けてあげたい、やっぱり娘と一緒にバージンロードを歩きたいし、娘の彼氏に「うちの娘はやらん!」と言ってみたい。

苦労かけっぱなしの妻と温泉に行きたいんです!!

来月手術が決まりました、正月は病院で過ごす予定になりそうです(´;ω;`)ウッ…

癌に勝つことができたら体験談を本にでも出版してやろうかな(笑)

筋トレに励んで手術に臨みます!今日のこのブログ記事を改めて癌と闘う決意表明とします。


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