横山専務の闘う営業日誌

福島県の不動産屋です、42歳で大腸癌を患って健康と日常の「当たり前」に感謝。闘う不動産屋として情報発信していきます。

時代に翻弄される不動産屋!?

2009年12月20日 11時31分17秒 | 日記
先日お申し込み頂いたお客様からキャンセルの連絡をもらって、少しブルーな気分です。

前回の更新で、映画評論を3つも書いたので今回はちょっと難しめの内容を掲載したいと思います。

先日の宅建協会の冊子の中に、不動産業のIT戦略を読み解くというページがありましたので、その内容をご紹介しつつ昨今の不動産屋を取り巻く環境について説明したいと思います。

◆インターネットなしに不動産業は語れない!!
ポータルサイト「アットホーム」が昨年秋、大学生に対して『もし引越するとしたら、どうやって住まいを探しますか?』という質問をもとに意識調査を行いました。

その結果が以下の通りです。
1位…インターネットを利用する[88.7%]
2位…不動産屋を直接訪問する[76.0%]
3位…情報誌を利用する[35.1%]
4位…学校の生協・学生課の斡旋[24.0%]
5位…友人・知人に不動産屋を紹介してもらう[18.7%]
6位以下省略…。

『店頭でこういった条件のお部屋はありますか?』とたずねてくるお客様が減り、ピンポイントで『この部屋が空いてますか?』と問い合わせてくるお客様が増えているということになります。
インターネットや携帯電話でいつでもお部屋の情報が取り出せるようになりました。
上記のデータは大学生を対象としたものですが、それも差し引いたとしても大半のお客様が何らかのネット媒体を利用し調べた上で問い合わせをしてるといった状況が伺えます。
これは立地環境の良さだけでは集客できなくなってきていることを意味し、またメディアなど目に触れる情報で会社の信用性などが判断されてしまうことになります。
これは地元で昔から営業してきた不動産屋にとっては『商売がやりにくくなった』につきるでしょう…現状を踏まえて変わって行かなければ、情報量の多い会社、テレビなどで社名が流れている企業にお客様が偏る傾向が出てしまうからですね。
ネットの必然性を認識し、またメディアなど目に触れる情報の重要性を理解する必要があります。
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