横山専務の闘う営業日誌

福島県の不動産屋です、42歳で大腸癌を患って健康と日常の「当たり前」に感謝。闘う不動産屋として情報発信していきます。

新型コロナ第2波を恐れるのはなぜか?

2020年05月20日 16時31分11秒 | 日記

テレビなどのメディアが第2波、第3波という言葉で新型コロナウィルスの再流行を懸念しているのはなぜなんでしょうか?

過去におきたスペイン風邪のパンデミックから紐といてみました。

〇スペイン風邪(スペインインフルエンザ/1918-1919)※国立感染症研究所感染症情報センターホームページより抜粋

第一次世界大戦中の1918年にはじまったスペイン風邪と呼ばれるインフルエンザが世界的大流行(パンデミック)を引き起こしました。IDSC(国立感染症研究所・感染症情報センター)によると患者数は世界人口の3分の1、致死率は2.5%以上。日本の内務省統計では、日本で2300万人の患者と約38万人の死亡者が出たと報告されている。

スペイン風邪の第一波は、1918年3月にアメリカとヨーロッパにて始まった。第一波は感染性は高かったものの、致死性ではなかったとされている。しかし秋ごろからフランス、アメリカなどで始まった第二波は10倍の致死率となり、しかも15歳~35歳までの健康な若年層においてもっとも多くの死がみられた。1919年の始めに第三波が起こっており一年のスパンで3回の流行がみられた。

〇スペイン風邪(日本における精密分析/1918-1920)※東京都健康安全研究センターホームページより抜粋

★スペイン風邪の流行状況

「1918年8月~1919年7月」

患者数:21,168,398人/死亡者数:257.363人/患者100人当たりの死亡者数:1.22

「1919年8月~1920年7月」

患者数:2,412,097人/死亡者数:127,666人/患者100人当たりの死亡者数:5.29

「1920年8月~1921年7月」

患者数:224,178人/死亡者数:3,698人/患者100人当たりの死亡者数:1.65

1919年8月からの第二波と呼ばれている流行では死亡率が大幅に増加しているが、ウィルスが突然変異して強毒性をもったと言われている。

「横山専務のコメント」

新型コロナウィルスとは共存していくしかない・・・というのがメディアの中で専門家の方たちが述べている考えです。

スペイン風邪も当初は罹患者の死亡率も低く感染力は強いが死亡率は低いというウィルスでした、ところが世界的な蔓延の中で突然変異を起こし強毒性をもって健康な人間の免疫機能を壊すような働きをしだしたことにより死亡率が第一波より5倍強に跳ね上がったということです。

スペイン風邪が流行った100年前とは医学の進歩や衛生環境などが大きく変わっていますのでそこまでコロナウィルスを恐れる必要はない・・・という意見もありつつも、技術革新が進み人の移動も大きく様変わりしました。そういった意味では強毒性をもったウィルスが日本へ侵入してくるリスクは100前より格段にあがっているという言い方もできると思います。

現在、日本の新型コロナウィルスの感染状況はおさまりつつあるように見えます。

但し過去の情報を知れば強毒性をもつであろう新型コロナウィルスの第2波に対し行政・民間、医療機関は一体となって防衛に努める必要があると思います。

経済を動かしたままでのウィルスとの共存は、新しい生活スタイルの見直しを図っていくべきなのだと改めて考えてました。

 

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