横山専務の闘う営業日誌

福島県の不動産屋です、42歳で大腸癌を患って健康と日常の「当たり前」に感謝。闘う不動産屋として情報発信していきます。

台風15号郡山市街地へ大きな爪跡。。。

2011年09月26日 00時30分47秒 | 日記
本県を21日に直撃した台風15号は県内に甚大な被害をもたらした。郡山市は市街地が広範囲に冠水、バス約60台が水に漬かり市民の足が大きく混乱した。玉川村は阿武隈川の決壊で、17世帯が浸水し水郡線が一時水没。避難指示・勧告は県内で一時は約8万人を超し、床上・床下浸水は200世帯を超えた。



郡山市向河原町の福島交通郡山支社では近くの逢瀬川からあふれ、約60台のバスや事務所が浸水した。運行予定だった路線バス70路線と、JR郡山駅を発着する福島-郡山、郡山-新越谷、仙台-須賀川、郡山-福島空港、郡山-新潟、郡山-仙台の6路線の高速バス全便が始発から運休。約2万人に影響が出た。
【2011年9月23日福島民報より抜粋】

台風が過ぎ去った後、郡山駅東側を走る幹線道路を車で走りました。

東武幹線沿いの事務所や店舗の前には粗大ゴミの山が並べられていました。路肩には身動きの取れなくなった車が並び泥のあがった敷地を水で流す人達が目に留まりました。。。

昨今の異常気象、主に台風などの水害によって郡山市内も各所で被害が発生しています。昨年の集中豪雨で郡山駅周辺の地下店舗は軒並み閉鎖・撤退をしました。

この度の台風の被害で郡山駅の東側地区は住宅用地・商業用地として厳しい状況に置かれるはずです。

また先日のニュースで大変深刻な情報が流れました。。。



福島県二本松市産の新米予備検査で国の暫定規制値と同じ1キロあたり500ベクレルの放射性セシウムが検出されてしまいました。

出荷制限を行うかどうかは本検査の結果次第となりますが。。。

「出荷もしなければ、収穫もしない・・・こんなことなら作るんじゃなかった・・・」そうメディアのインタビューに答えた農家の方がいたようです。

今年の福島県産の米は半値程度と言われていましたが。。。イメージの悪化、風評被害の影響でどこまで値を下げることになるのでしょうか。。。

きっちりとした補償を行わなければ農家は来年を迎えることすら難しくなります。。。

観光業界への影響も酷く郡山市の温泉地のホテルには倒産の噂まで流れる始末・・・

「がんばろう福島!」「福島は負けない!」と云ったスローガンがどこか虚しく感じてしまいます。。。

一生懸命や頑張ると云った努力でどうにかなる範囲を大きく超えた状況ではないでしょうか。

国会では復興税の議論がなされているようですが。。。地元の中小企業は地面に足をつけて立っているのがやっとの状況です。

もっと被災地の実情に目を向けて欲しい。。被災地の声に耳を傾けて欲しい。。切実に願います。。 
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