横山専務の闘う営業日誌

福島県の不動産屋です、42歳で大腸癌を患って健康と日常の「当たり前」に感謝。闘う不動産屋として情報発信していきます。

大腸がんとの闘い⑲「5クール目を終えて」

2022年08月28日 23時56分23秒 | 日記

◎5クール目にあたって

術後6か月の検査結果を聞くことに精一杯で副作用の相談などは先生にできずにスタートしました。下痢の症状は相変わらず酷かったのですが、相談できないままでのスタート。

薬剤師さんからは下痢止め出してもらった方が良いと思いますよ・・・と言われたのですが仕方なし。

◎カペシタビン(ゼローダ)療法/5クール目のまとめ

抗がん剤ののみはじめはオランザピンも服用するので寝たきりの数日間を過ごして、その後、酷い吐き気と下痢闘う2週間となりました。

お盆の期間中はどうしても寝ているわけにはいかないので故意に薬を休薬した日を作って対応したため、毎クール7割は最低でも飲みきるという目標を致し方なく断念しました。

6か月検診の結果が良かった影響なのか・・・副作用が辛い時には、果たして抗がん剤を飲むことが身体に良いことなのか自問自答を繰り返す日々でした。

★5クール目の副作用について

〇手足症候群

手足の皮がむける、ささくれが目立つ・・・などの症状がみられたが、色素沈着や酷い痛みといった強い症状がなくこのクールも終えることができた。ビタミン剤、保湿剤、ハンドクリームなどの自己メンテに気をつけてきたが、ここまで目立った症状が出ていないので運が良かったと言えるし、体質が影響しているのではないかと思う。

〇口内炎・歯肉炎

ビタミンB6、抗炎症作用のある内服薬を数日飲み忘れると歯肉炎または口内炎の症状が出て辛い思いをした。投薬期間はほぼ併用して飲み続けなければならない。飲めば症状が抑えられるので致し方なし。。。

〇味覚障害・食欲不振・吐き気

いつになく辛く感じました、折り返しに入ったことや、6ヶ月検診の結果がとりあえず良かったことが気持ちのゆるみに繋がっているのか?・・・吐き気が辛くて辛くて仕方なかった。吐き気を我慢していると冷や汗や油汗が出て顔から血の気が引いているのがわかるぐらい。。。辛くもう飲みたくないと何度思ったかわからないですね。

〇下痢等

今までの中で一番酷い状況でした、1週目の下痢は夜2時過ぎまで眠ることができずお尻というか肛門付近がヒリヒリ、腸のあたりに鈍い痛みのような感覚を感じた。抗がん剤の副作用でなければ明らかに何かの病気かと思うぐらい。。。辛くて別の病気を併発しているのでないかと不安がよぎる・・・2週目は休薬期間までずっと下痢が続いていた状況でした。精神面がかなり削られた感じです。薬の服用に恐怖を感じました。

<横山専務のコメント>

5クール目が終わり現在6クール目の投薬中ですが、6クール目スタート時の診察で漸く下痢止めを処方してもらうことができました。飲んだ感じの効きは良くちょっと安心です。ただ薬は下痢が発生してから飲むものなので、2時間以上トイレの往復を繰り返してトイレで冷や汗が書きながら大量のトイレットペーパーを使うことには変わりません。トイレで踏ん張る時間が少し減ったぐらいの話です。

吐き気に関しては明らかにクールを追うごと辛く感じるようになり、精神的にも参ってきてますね。。。これが副作用の少ない薬だというのだから・・・もし転移があった時のことを考えると「治療をしない」という選択肢も頭には浮かんでいます。

抗がん剤の影響で本来の仕事ができなかったり、寝て過ごすことも多かったため、知り合いの親御さんのお葬式に参列する機会を2度も逃してしまいました。

これには自分自身、非常に落ち込みました・・・癌のせいで人間関係も壊してしまったかもしれないと思うと落ち込むばかりです。

1日も早く治療前の日常生活に戻りたい・・・という思いが強くなったクールでもありました。

リンチ症候群の心配から検査を依頼した「マイクロサテライト不安定」の検査ですが、陰性でありました。残念なような、良かったような。。。でも費用をかけても調べて良かったと思っています。

リキッドバイオプシーもできることならやりたいと考えているところです。


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