◆映画.com
[映画.com ニュース] 「KAT-TUN」の亀梨和也が、柳広司氏のスパイサスペンス小説を映画化する
「ジョーカー・ゲーム」に主演し、主人公の天才スパイ・嘉藤に扮することがわかった。
メガホンをとるのは、「SR サイタマノラッパー」シリーズで知られ、
今後の日本映画界を担う新鋭・入江悠監督。
また、米国大使の愛人である謎の女・リンを深田恭子、諜報組織「D機関」の指揮を執る結城中佐を
伊勢谷友介が演じることを、配給の東宝が発表した。
「ジョーカー・ゲーム」は2009年、第30回吉川英治文学新人賞と第62回日本推理作家協会賞長編
及び連作短編集部門を受賞した話題作。
続編「ダブル・ジョーカー」「パラダイス・ロスト」も人気を博し、
これまでにシリーズ累計発行部数70万部を記録している。
映画では、架空の第二次世界大戦前夜のアジア某国際都市を舞台に、
日本、イギリス、ソ連、ドイツなど各国のスパイたちが、あらゆる謀略と頭脳を駆使し繰り広げる
“スパイゲーム”が物語の軸となる。壮大なテーマであるだけに、撮影規模も規格外。
国内3カ所をはじめ、インドネシア・バタム島にある広大なオープンセットや
シンガポール市内でロケを行うという。
亀梨は、上官の命に背き規律違反で極刑となる直前にD機関へスカウトされる嘉藤を演じる。
もともと原作は読んでいたといい「映像化するならぜひ参加したいと思っていたので、
本当に嬉しかったです」と意欲満々。さらに、「スパイ役ということで学ぶことは沢山あるのですが、
しっかり準備して撮影に挑みたいと思います。海外での撮影や、
海外の方とのアクションシーンが初めてなので、とても楽しみにしています」
というコメントを残し、1月4日にクランクインした。
深田と伊勢谷も、新境地となる役どころに熱を帯びたコメントを発表。
「こんなに動くアクションを私は経験したことがないので、
リハーサルをしたときの自分の画を見たときに、今までの自分にはないテンポで動いていて驚きました。
クランクインまでにさらにご指導いただき、
セクシーさやアクションを全身で表現できたらと思います」(深田)、
「結城は演技で表現するのが非常に難しい人物だという印象を受け、
お受けすることに怖さもありましたが、入江監督の演出が楽しみで
挑戦させていただくことになりました。感情を表には出さずに伝えていく芝居が
自分にとってチャレンジングであり、どこまで迷わずに演じられるかが
今回の肝だと感じています」(伊勢谷)。
10年に日本映画監督協会新人賞に輝いている入江監督は、
子どもの頃からスパイの存在に憧れていたそうで、
「大人になってスパイとはほど遠い生活をしていた頃、『ジョーカー・ゲーム』に出合い、
興奮して一気に読みました。新人監督らしく、まだ誰も見たことのない
新しいスパイ映画を作ろうと燃えています」と語っている。
かつて国際諜報員として活躍し、今後の軍事外交のため、
陸軍内に諜報組織D機関を設立した結城にスカウトされた嘉藤が、過酷な訓練をクリアし、
諜報員として初めての任務に挑むというストーリー。
グラハム米国大使から機密文書「ブラックノート」を奪取するため、「
魔の都」と呼ばれる国際都市に潜入する。ブラックノートをめぐり展開される、
嘉藤と謎の女・リンをはじめ英国諜報部、ソ連、D機関と対立する帝国陸軍急進派らの壮絶な戦いを描く。
「ジョーカーゲーム」(http://jokergame-movie.com)は2015年に公開予定。
これだわ~ 亀ちゃんが確か2009年だったか・・・
読んでるって言って買ったよ! 1500円で!!
今度はスクリーンでスパイ亀ちゃんが観れるだなんて!!
今からめっちゃ楽しみ過ぎる~~~~
◆サンケイスポーツ
亀梨、国際スパイ役で長髪バッサリ!初共演の深キョン色仕掛けも
俳優・亀梨が新境地を開拓する。原作は作家の柳広司(46)の同名小説で、
日本推理作家協会賞などを受賞した70万部超の人気作。
第2次大戦前夜のアジアの架空都市を舞台に、各国のスパイが謀略を繰り広げる。
亀梨演じる嘉藤次郎は、明晰(めいせき)な頭脳と抜群の身体能力を併せ持つ陸軍士官。
軍紀を破り極刑となる直前に、軍の極秘機関から救われ、諜報員としての任務を命じられる。
嘉藤をスカウトする結城中佐に俳優の伊勢谷友介(37)、
物語の鍵を握る謎の女・リンには女優の深田恭子(31)。亀梨とはともに初共演で、
特に深田は色仕掛けで嘉藤を翻弄する役どころで、体当たり演技にも注目だ。
撮影は4日に始まり、亀梨は6日にクランクインを迎える。
士官学校生の設定に合わせて5日、東京ドームでのイベント出演後に自慢の髪をバッサリ。
関係者によると「イメージはかなり変わった」という。
さらに亀梨は「スパイ役で学ぶことはたくさんあります」と、モデルガンの専門家からレクチャーを受け、
銃を素早く解体&組み立てができるように自宅で猛特訓。
元自衛官からは身のこなしを、通訳からは英語と中国語の発音を学ぶなど、徹底した役作りを行った。
シンガポール、インドネシアでの初の海外ロケや、爆破シーンにも挑戦。
亀梨は「原作を読んでいて、映像化するなら参加したいと思っていたので本当にうれしい。
とても楽しみにしています」と6日を待ちきれない様子。
“007”にも負けない、新たなスパイ像をスクリーンで披露する。