最近は、行けても年に1回かそこらのことが多いが、どうにか今年もその機会を迎えることが出来た。
そして、去年と同じく、ひょんなことからその機会がやってきた。
セパ交流戦は今年は行けずじまいだったが、それでもやっぱり暑い真夏の後楽園。
観戦するには涼しい現在のドーム球場になって、早いもので今年で 27 年。最近はホームランの出やすい球場と云われて久しいが、開場当初は「こんな広い球場でホームランなんて出るの?」と言われたもの。それでも、何だかんだ云って日本のプロ野球の歴史に確たる地位を占める野球場の一つ。
前身の後楽園球場の時から数えて、今回でもう何度目になるのやら。でも、文京区民になってからも、尋ねる機会は意外とそう多くはなかったな。
居所は文京区から昨年離れてしまったけれど、それでも一応徒歩で帰れる場所には住んでいる。
今回は、かなり久しぶりに、早めに入場した。こんなにたっぷり早めから野球場で時間を過ごしたのは、いつ以来だろうか? 記憶にもないほど。
以前にも自前ブログのどこかで書いたけど、館内の1Fには東京ドームゆかりの諸々が飾られている。巨人の永久欠番の6選手の紹介、巨人と日本ハムの「後楽園 MVP」のプレート、東京ドームで行われた各種のコンサートやイベントの紹介などなど。
今回も、取れた座席は3塁側の内野2階席。それでも、バックネットに比較的近いところで、球場全体をホームよりから見渡せて、観戦のしごこちは良いところ。
今回観戦したのは、セ・リーグの巨人対中日 16 回戦。結果の概要はこちらに(Yahoo! スポーツナビの当該ページにリンクを貼っておく)。
ネタバレになるが、テレビや新聞などの報道もある程度行われているし、観戦記を少しだけ。
先発は巨人がルーキー高木勇人。中日が独立リーグから入団後今期初先発のネイラー。
その名前だけ見たときに、試合の結果は概ね見えたが、あに図らんや、年に何回も無いであろう意外な展開に。
先制したのは中日。4回表に、4番平田がレフトスタンド上の看板直撃の特大ソロ本塁打。
続く6回表に、1死満塁からエルナンデスの犠牲フライで中日2点目。
ここまで、どちらかというと投手として出来が良かったのは高木。その変幻自在のカットボールに中日側が打ちあぐんでいるように見えた。2回表には2死1,2塁のピンチだったが、8番桂を(深めだったとは言え)レフトフライ。
とはいえ、伝統的に「初物に弱い」のが巨人打線。1回表に片岡の内野安打で早速チャンス。盗塁を試み、2塁までは成功。捕手の桂がファンブルするのを見て、片岡は3塁へ。結果はボーンヘッドだったが、その後も巨人の上位打線がネイラーを攻めてチャンスを広げては、脚でかき回す場面が続いた。しかし、あと一本がなかなか出ない。
試合の流れは二転三転。
6回裏に、阿部の9号ソロ、小林の今期第1号の2本の本塁打で巨人が同点。どちらも打った瞬間にすぐ分かる大きな当たり。これで試合の流れがグンと変わったかと思ったら、7回表に中日がルナの7号2点本塁打で勝ち越し。
7回裏、8回裏の巨人の攻撃があっさり終わり、勝負有りかなと思ったら、9回裏にドラマが。代打堂上の鋭い当たりのレフトフライで1死も、続く代打高橋由伸の四球で球場の雰囲気が変わる。9回裏から登板の中日の守護神福谷も雰囲気に呑まれたか、立岡のセンター前安打、トップバッター橋本の四球で1死満塁になり、急転して一打サヨナラの場面に。この日2安打2盗塁の2番片岡がレフト前安打して1点差に。事実上ここで勝負ありだった。あとは勢いにそのまま載せられて、3番坂本のサヨナラ適時2塁打で2者生還。
ちょっとしたことで流れががらっと変わる、野球の「怖さ」と「面白さ」を見せてもらった。
実は、後楽園球場の時代から、巨人対中日を観戦し続けて、今回も含め9回見て巨人の7勝1敗1分。唯一の1敗は後楽園球場の時代に、江川と小松の投げ合いで、中日が3ー0で勝ったとき。当時の巨人の4番が背番号8の原だった。3塁側のジャンボスタンドから見ていたのだが、その原が1死1,2塁で放った「すわ同点3ラン?」という大飛球と、打った瞬間の球場の雰囲気は、今でも覚えている。
現在の東京ドームになってからは、対中日に限れば、巨人の負け無し。今期ラッキーボーイになりつつある高木勇人の勝ち運と、8回表から引き継いだ宮國の好投が光ったのだろうが、僕の巡り合わせも何かあるのかな?
巨人のサヨナラ勝ちをドームで見たのは、今回が3回目(うち2回は交流戦のロッテ、楽天)。意外と覚えているものだ。
そして、去年と同じく、ひょんなことからその機会がやってきた。
セパ交流戦は今年は行けずじまいだったが、それでもやっぱり暑い真夏の後楽園。
観戦するには涼しい現在のドーム球場になって、早いもので今年で 27 年。最近はホームランの出やすい球場と云われて久しいが、開場当初は「こんな広い球場でホームランなんて出るの?」と言われたもの。それでも、何だかんだ云って日本のプロ野球の歴史に確たる地位を占める野球場の一つ。
前身の後楽園球場の時から数えて、今回でもう何度目になるのやら。でも、文京区民になってからも、尋ねる機会は意外とそう多くはなかったな。
居所は文京区から昨年離れてしまったけれど、それでも一応徒歩で帰れる場所には住んでいる。
今回は、かなり久しぶりに、早めに入場した。こんなにたっぷり早めから野球場で時間を過ごしたのは、いつ以来だろうか? 記憶にもないほど。
以前にも自前ブログのどこかで書いたけど、館内の1Fには東京ドームゆかりの諸々が飾られている。巨人の永久欠番の6選手の紹介、巨人と日本ハムの「後楽園 MVP」のプレート、東京ドームで行われた各種のコンサートやイベントの紹介などなど。
今回も、取れた座席は3塁側の内野2階席。それでも、バックネットに比較的近いところで、球場全体をホームよりから見渡せて、観戦のしごこちは良いところ。
今回観戦したのは、セ・リーグの巨人対中日 16 回戦。結果の概要はこちらに(Yahoo! スポーツナビの当該ページにリンクを貼っておく)。
ネタバレになるが、テレビや新聞などの報道もある程度行われているし、観戦記を少しだけ。
先発は巨人がルーキー高木勇人。中日が独立リーグから入団後今期初先発のネイラー。
その名前だけ見たときに、試合の結果は概ね見えたが、あに図らんや、年に何回も無いであろう意外な展開に。
先制したのは中日。4回表に、4番平田がレフトスタンド上の看板直撃の特大ソロ本塁打。
続く6回表に、1死満塁からエルナンデスの犠牲フライで中日2点目。
ここまで、どちらかというと投手として出来が良かったのは高木。その変幻自在のカットボールに中日側が打ちあぐんでいるように見えた。2回表には2死1,2塁のピンチだったが、8番桂を(深めだったとは言え)レフトフライ。
とはいえ、伝統的に「初物に弱い」のが巨人打線。1回表に片岡の内野安打で早速チャンス。盗塁を試み、2塁までは成功。捕手の桂がファンブルするのを見て、片岡は3塁へ。結果はボーンヘッドだったが、その後も巨人の上位打線がネイラーを攻めてチャンスを広げては、脚でかき回す場面が続いた。しかし、あと一本がなかなか出ない。
試合の流れは二転三転。
6回裏に、阿部の9号ソロ、小林の今期第1号の2本の本塁打で巨人が同点。どちらも打った瞬間にすぐ分かる大きな当たり。これで試合の流れがグンと変わったかと思ったら、7回表に中日がルナの7号2点本塁打で勝ち越し。
7回裏、8回裏の巨人の攻撃があっさり終わり、勝負有りかなと思ったら、9回裏にドラマが。代打堂上の鋭い当たりのレフトフライで1死も、続く代打高橋由伸の四球で球場の雰囲気が変わる。9回裏から登板の中日の守護神福谷も雰囲気に呑まれたか、立岡のセンター前安打、トップバッター橋本の四球で1死満塁になり、急転して一打サヨナラの場面に。この日2安打2盗塁の2番片岡がレフト前安打して1点差に。事実上ここで勝負ありだった。あとは勢いにそのまま載せられて、3番坂本のサヨナラ適時2塁打で2者生還。
ちょっとしたことで流れががらっと変わる、野球の「怖さ」と「面白さ」を見せてもらった。
実は、後楽園球場の時代から、巨人対中日を観戦し続けて、今回も含め9回見て巨人の7勝1敗1分。唯一の1敗は後楽園球場の時代に、江川と小松の投げ合いで、中日が3ー0で勝ったとき。当時の巨人の4番が背番号8の原だった。3塁側のジャンボスタンドから見ていたのだが、その原が1死1,2塁で放った「すわ同点3ラン?」という大飛球と、打った瞬間の球場の雰囲気は、今でも覚えている。
現在の東京ドームになってからは、対中日に限れば、巨人の負け無し。今期ラッキーボーイになりつつある高木勇人の勝ち運と、8回表から引き継いだ宮國の好投が光ったのだろうが、僕の巡り合わせも何かあるのかな?
巨人のサヨナラ勝ちをドームで見たのは、今回が3回目(うち2回は交流戦のロッテ、楽天)。意外と覚えているものだ。
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