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[sport] 久々にドームで巨人戦

2014-07-13 09:45:15 | スポーツ
 実は、今年、ドームで巨人戦を生観戦するのは2度目。
 1回目は、交流戦の対西武4回戦。この時は、立ち見で観覧した。
 スタンドから座席でみたのは、超久々。

 今回は、昨日(7/12)に開催の対阪神 11 回戦。結果の概略はこちらのリンクに(Yahoo! スポーツナビのプロ野球のページに張っておく)。
 実は、去年も巨人対阪神を生観戦していて、その時はドームでの阪神戦観戦4度目にして、巨人の観戦時初勝利だった。その時にも書いた気がするが、属性としての阪神ファンは、個人的には好きではない。
 しかし、今回はその阪神ファンが沢山居る、3塁側の2階席からの観戦と相成ったw とはいえ、巨人ファンも、中立な人もちらほら。昔みたいに熱烈で偏狭なファンの同調圧力も弱く、観客の観覧マナーも業界努力のお陰か(或いは国際大会や交流戦、大リーグ中継などのお陰でファン一般の目が肥えたのか)、以前のような不愉快を感じることは、今回はなかった。

 さて、試合。
 両チームの先発は、共に左腕。巨人が杉内。阪神が能見。
 正直言って、出来はそんなに良くなかったと思われる。

 前日の試合で、阪神がボカスカ打って大勝。しかし、巨人が7,8,9回裏に1点ずつ本塁打や適時打などで得点。しかも、当日の1塁塁審・笠原が、自らの不正判定で巨人の阿部を怒らせ、その阿部を(不正判定した自分が悪いクセに)退場処分に。次に繋がる攻撃の成果を上げ、チームの憤りを渦巻かせる流れまで降りかかった巨人。そして、得点を取り合うスポーツでは良くあることだが、大勝した次の試合はあっさり負けることが多い。
 そんな流れにあって、今日は巨人が勝つだろうな...という先入観でいたら、果たしてそんな展開にw

 制球の決して良くない杉内。今年の出来は概してさほどよくない。
 実は前回の対西武でも杉内が先発し、勝負所でぽつぽつ打たれて失点。攻撃陣も機能せずに拙攻負け...という試合だった。今回もそうなってもおかしくないような立ち上がりの状態だった。1回表の先頭打者・上本の打球を3塁手・村田が巧く処理したのと、2回裏のマートンの走塁ミスとに各々助けられたのが、大きかったかな。
 とはいえ、その杉内も夏場から調子を上げてきたようで、今日も比較的丁寧に投げたのか、終わってみれば散発2安打完封という結果に。しかも、今年の巨人の投手陣で、完封勝利は今期初とのこと。そういえば、ここ数年来、巨人の投手陣の登板パターンをみるに、終盤の3イニングはリリーフ陣がほぼ必ず登場して、しっかり抑える展開のことが多い。先発投手が完投することは、以前に比べすっかり少なくなった。

 巨人の攻撃陣は、1回裏に早々と連打で先制。しばし攻めあぐんだものの、6回裏に昨日憂き目をみた阿部の適時2塁打で追加点。8回裏には1死2、3塁から阪神の3番手・鶴の暴投で3点目。ここで勝負ありだった。その後の代打・亀井の2点本塁打は、打った瞬間分かるほど豪快で駄目押し感満点だったが、試合展開上はオマケだったか。
 理想的な得点パターンでこそあったが、当日の能見の出来からすれば、もう2~3点入っていてもおかしくなかったと思われる。

 阪神の当日の攻撃陣にみるべきものは殆ど無く、さして良くない杉内を打てずに、悪いなりに試合を作った能見を見殺しにした感が強かったかな。

 自分の席の後ろにいたお年寄りのご夫婦が、巨人が得点する毎に「ぁああああ!」と苛つくような声をあげるところが、3塁側での観戦だったことを実感させたが、試合展開的には、巨人ファンには満足できる展開だったのかもしれない。

 試合終了後には、特別映像の上映会が実施され、しっかり見て帰ってきた。
 今年の巨人は、球団創設 80 周年(ついでながら、来年は阪神が 80 周年)。その歴史をちょっとだけ垣間見た。

 そして、今日の試合を含む数試合では、スコアボードの表示が昔日の後楽園球場を模したものに。文字の色が黄橙色で、「打率」「本塁打」「打点」の表示も「AVG」「HR」「RBI」に。ちょっと粋な計らいだった。
 でも、どうせなら、ストライク・ボール・アウトの表示も、米国にわざわざ合わせて劣化した現行のBSO順じゃなくて、昔ながらのSBO順にすれば良かったのに...って無理かw

 それにしても、野球場で野球の試合を見るのは、やっぱり楽しい。
 そのライブ感と、迫力が魅力的。運営サイドにとっては興行の一環なんだろうけど、その目前にあって肉眼で見える、その瞬間瞬間に賭ける勝負の情念を感じさせるところが、やっぱり魅力だ。

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