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美味探究~今日も「美味い!」を求めて~

休日を中心に美味を追い求め、全国を食べ歩いた記録を残しています

これが大阪の出汁文化を味わううどん(大阪市中央区 道頓堀今井)

2015-06-14 20:07:41 | 日記
2002年9月9日、取り壊し作業中の中座でガス爆発が発生し、工事現場と中座裏の法善寺横丁の大半の飲食店が全焼した。道頓堀今井も全焼は免れたものの大きな被害を受け休業に追い込まれた。あれから13年、道頓堀の地に大阪の出汁文化を伝える店として頑張っている。
当店のホームページには<北海道産の天然昆布と九州産のさば節とうるめ節を使用した今井のだしは、しっかりとしたコクと旨味を持ちながら、上品な薄味に仕上げた自慢のおだしです。「だしは鮮度が命」というこだわりから決して作り置きはしておりません>とある。今日のオーダーは「親子丼(こうどん付)」にした。ともに当店名物の「親子丼」と「きつねうどん」が一緒に食べられる。「親子丼」は生卵が台の真ん中にあり、箸で割るとご飯に沁みて、卵かけご飯状になり、美味い。「きつねうどん」は揚げとネギという極めてシンプルな具だけのうどん。早速、美味い出汁とコシなしうどんの組み合わせを頂くことにする。コシの強いうどん全盛の時代にあって、何か懐かしい食感だが、出汁が沁みており、当然美味い。お決まりのとおり素晴らしい出汁を全て飲み干した。ほんのり甘さの感じられる、昆布と鰹の出汁は、大阪の誇りと言っていいだろう





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