ダーラナ((Dalarna)に住んでみた。

スウェーデンから。人生をよりよくいきるヒントを模索するブログ。

笑い

2016-02-29 21:44:12 | 日記

 こっちの生活になってから、腹を抱えて笑うという機会が少ない。

 日本にいた頃は、職場で大笑いし、お笑い見て笑っていた。

 または、飲み会などで。

 それがなかなかこっちの生活では少なくなる。

 まず、お笑い番組はほぼない。熱湯風呂など、入ろうものなら倫理に引っかかる。

 ハリセンで叩こうものなら倫理に引っかかる。いいんですけど。


 こっちで、腹抱えて笑っている人を見たことがない。

 笑いすぎて泣いている人も見たことはない。

 
 やはり、日本の笑い文化は貴重だ。



 亀田で大笑いしていたころが、懐かしい。

 面白かったな~。

 

朝練

2016-02-28 13:14:09 | 日記

 おはようございます。

 クロスカントリースキー朝練をやっております。

 
 近所のスキーできるところ

 
 ちょっとだけ森の中

 
 湖凍ってます。釣りしている人がひとり。

 スウェーデンには、冬になると、こうしたスポールと言われる、クラシッククロスカントリースキー場が、あちらこちらに整備されます。

 普段は、ジョギングしたり森の中をハイキングしたりする森の中の道に作られます。

 完全に森の中に入っていきます。森素人の僕には非常に怖い感じがします。

 しかし、スウェーデン人はこれが普通のようです。みんな小さい頃から森に入って遊んでいるようです。

 ちなみに、スウェーデンの森にはクマもオオカミもいます。クマは冬眠中、オオカミは基本的には人の近くには来ないそうです。

 でも、知人とスキーしているときに「これオオカミの足跡」とか言われると、びっくりします。

 ここは、僕のジョギングコースであり、非常に近所にあります。

 みんなここにスキーに来ます。


 スキーをしていると、クロスカントリースキーが、いかにテクニックが重要か!思い知らされます。

 多くのおじいさん、おばあさんが非常に速いのです!高速です。しかもフォームが完璧。

 膝は内反変形しているのに、速いおじいさんがいます。スキーも、ストックもしっかり雪をとらえて滑っています。

 スキーはそれこそ10年前以上の古いものを使っているようですが。恐ろしいです。


 さらに、最年少は2歳ぐらいの子供。まさに歩き出したばかりと言っても過言ではないぐらいの。

 家族に連れられ、滑っています。かわいい。

 スキーを履いて、すいすい歩いてました。

 そんなに小さいのに、靴とスキーはしっかりしたもの。なんという家族でしょうか。

 スウェーデンのダーラナ地方、ファールンというところはこういったところのようです。






 

試験

2016-02-21 02:16:33 | 日記

 試験いってきました。

 ストックホルムのやや南にある、電車で15分程度のところ。

 
 せっかくなので、写真とってみた。試験のあった建物。Karolinska universitetssjukhuset.


 その図書館。すごくでかい。

 
 これは、病院だったか、大学か?

 こんなところに、日帰りで行ってきました。ファールんからは遠い。新幹線のような電車がありませんので時間がかかる。

 そこに行ってきたわけです。

 結果は、3週後に報告されますが、恐らく追試験を受けねばなりません。

 自分の問題点が明確になったので、次につなげられそうです。


 どんな試験かというと、

 その分野の先生と受験者数名で、症例報告会をします。

 そうです、みんな日本で経験したであろう、あれです。

 亀田の現役時代を思い出しました。それと比べると、だいぶ優しかったな。と帰り道思い返しておりました。

 そこで、面白い出会いがありましたよ。

 スウェーデン人で、アメリカでPT免許取得し、スウェーデンの免許に変えたいという人です。

 まず、その方はスウェーデン語は母語なので問題ありません。

 しかしながら、提出していたレポートと当日の発表が完璧でした。

 彼は持論をもっており試験官の質問も丁寧に答えてました。

 彼は、スウェーデンの南に住んでいて、なかなか会うことはできませんが、是非ともまたお会いしたいものです。


 といった感じで、まだまだ思うところはありますが、今回はこの辺で。

 追試の準備をしよう。




明日テスト

2016-02-18 21:05:12 | 日記

 明日ついに、テスト。

 内容は、症例報告と評価治療に関するディスカッション。

 今だ準備不十分。

 ここにきておおよそ4年。明日の日のために準備してきた。

 しかしながら、今回ばかりは壁があまりにも高い。

 明日は、6時15分発の電車にのりストックホルムへ。

 13時から試験開始。おおよそ15時頃に終了予定。

 電車よ無事ストックホルムに着いてくれ。

 祈るのはそればかり。

真剣勝負

2016-02-15 18:40:13 | 日記

 日常には、毎日たくさんの人が真剣に生きている。

 それを目に見える形で、我々に提供してくれるものの一つにスポーツがあると思う。

 時々八百長ありますが。それは別にして。

 人生のすべてを競技に捧げた人たちの真剣勝負を見ると心を動かされる。

 僕は、レンティング陽選手と知り合うことが出来てクロスカントリースキーの面白さを知ることが出来た。


 さすがの山形県中山町でも、クロスカントリーのチームは無かったと思う。

 僕は小学校の低学年で、クロスカントリーが授業であって、そこで滑った程度。

 日本を代表するメジャー競技ではない。野球、サッカー、水泳、柔道、陸上競技など、

 競技人口は人気競技には勝てないのが現状ではないか。

 スキージャンプや、ノルディック複合などに比べても。

 しかしながらスウェーデン、ノルウェーではまさに国技。特にノルウェーは!!!

 子供が一番に目指すスポーツ選手は、男女ともにスキー選手特にクロスカントリーなんではなかろうか???

 スウェーデン人が口をそろえて言うことが、ノルウェーはクロスカントリースキーに関してお金のかけ方が違うと。資金が全く違うのである。競技人口、組織の大きさも。

 一人ノルウェーのスーパースター選手を紹介すると、

 Petter Northug Jr.選手。この人のオーラはすごい。一人だけ立ち振る舞いが違う。

 体が、ほかの選手よりも大きく見える。実際ちょっと大きいのだが。

 勝っても、負けてもこの人だけ特別扱い。かっこいいのである。



 真剣勝負の話に戻るが、

 自分の人生にすべてをかけて熱中しているか?もう一度自分に問うきっかけになった。

 昨日のワールドカップが、そうした機会を与えてくれた。

 1年間すべての時間を準備に費やし、毎週レースを動けなくなるまで滑りきる。

 終わったら、立てないぐらいになるまで自分を追い込む。

 それを毎週、2レース程度5か月間継続して戦う!超人の集まりである。

 先日、お別れ会があった入谷誠先生もそうした人の一人であり、毎日毎時間すべての患者さんに対して、真剣勝負をし続けた人だったとおもう。

 そういった人生を送れる人たちは、大変だけど幸せであるし、尊敬できる。

 こういう人達が知らないところにたくさん世界にはいるようだ。

 僕も、自己評価においてそうした人生を送れるようにしたい。今日からでも。