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知足

自然と共に素敵に生きたい

ささやかな響き

2005年06月24日 | 環境問題
東京などの大都会では音が洪水のように流れているため、音を感じる心が失われてきてしまっているのかなぁとふと思いました。昔なら(今でも郊外なら)、夏の夜に窓を開けて風を通していると鈴虫の鳴き声がして、うちわを仰ぎながら"音を楽しむ"、といったことを普通にやっていた(いる)と思うのです。

先日テレビで「那須の音」というのをやっていました。那須高原には、音楽家や楽器を作る人など音を愛する人たちが集まる傾向があるそうです。自然界にあふれているすばらしい"音"に魅せられて集まってくるそうです。

なかでも何十年も放送業界で音を録音する仕事をしていた人が定年後に那須に引越し、「自然界にある周りの音を含めて音楽(演奏)を録音する」 というのがあって、音の奥深さってすごいと思いました。

鈴虫の音からいろいろなことを連想するのも結構楽しいものですよね。そこで、鈴虫や風は雨や鳥の鳴き声や川のせせらぎなど、何気なく"ある"音をMDに録音してみるのも面白そうだなぁと思いました。