桜訪ねて 2018年~2024年

2018年以降に訪ねた桜の記録です。

桜訪ねて 2024年 その2  京都の桜  石清水八幡、長岡天満宮、背割り堤桜、善峰寺

2024-04-13 22:52:06 | 桜訪ねて2024年

京都の桜 その2

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石清水八幡  京都府八幡市

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石清水八幡宮は 京都府八幡市にあり、三川合流(桂川、宇治川、木津川の三つが合流して淀川に

なる場所)の近くにあります。昔訪れたことはありますが、桜があったかどうか全く記憶にないので

ケーブルカーで登りました。

平日ですが 沢山の人が参拝するので これは桜が期待できるぞ と思いました。

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ところが ケーブルカーの山上駅を降りて参道を歩いても 桜は全く見当たりません。

御本社にお参りしてあたりを歩き回るも 桜は一本もありません。

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桜もないのに うろうろしてもしょうがないので 今度は歩いて下山しようと歩き出しました。

エジソン記念広場というところに来ると ようやく桜が咲いていました。

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記念碑の左右に 大きな桜が満開でした。

こんな由緒ありそうな神社なら エドヒガンの古木とか 枝垂れの巨木が

あるものと思って わざわざケーブルカーに乗ってやってきたのに 完全に裏切られました。

この広い山でたった二本の桜、しかも園芸種のソメイヨシノです。

アホらしいので ケーブルカーにお金を払うのが もったいないので 歩いて下山しました。

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しかしなぜこの神社にエジソンなのかと あちこちで説明看板を探すと説明看板がありました。

エジソンが電球を発明した時に フィラメントの材料に世界中の材料を試してみたけど

京都八幡の竹材のフィラメントが 最高に長持ちして最上級品だったことから ここ八幡の地に

記念碑が建てられて エジソン没後100年祭も この場所で行われて アメリカから

子孫の方も出席されたということです。

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山を下りると 八幡宮の境内の外に 八幡公園があり そこにもソメイヨシノが満開でした。

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この辺りは 古い町並みが残っている地域で 桜の木もたくさんあり 満開でした。

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長岡天満宮  京都府長岡京市

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長岡天満宮前の八条池周りにはたくさんの桜があります。

この桜は色のやや濃い八重の枝垂れです。池の向こうは八条池周りの遊歩道です。

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これも八条池周りの満開のソメイヨシノです。たくさんの人が 池の周りの遊歩道を

桜を眺めながら 散歩しています。

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池の南側には 有名な料亭の 錦水亭があります。この時期はタケノコ料理が有名です。

高価なので 私はまだ行ったことはありませんが。

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境内にはこのほかに この大きな枝垂れ桜もあります。満開の枝が風に揺れていました。

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拝殿前には 左近の桜の様に枝垂れが植えられていました。

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背割り堤桜  京都府八幡市

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背割提とは二つの河川を、水流の乱れなくスムースに合流させるように造られた堤防帯のことで

土木用語です。三川合流のこの地の場合 まず宇治川と木津川がこの堤の後に合流し、その後さらに

桂川と合流して 淀川となり 大阪平野を流れて 大阪湾に注ぐものです。

このあたりの駐車場は 桜祭りの期間 閉鎖されることが多く 車では不便です。

京阪電車の駅から歩けますが 我が家の長岡京市からは 京阪に乗れないのでシャトルバスのみが

頼りです。シャトルバスは 阪急電車西山天王山駅から出ています。一人片道600円です。

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京奈和自転車道を走るといつも 休憩するこの建物、「桜出会い館」がシャトルバスの到着駅です。

この建物の名前の由来が やっと分かりました。背割り桜のビジターセンターになっているのですね。

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桜祭り協力金 一人100円を払い 背割り提に入るとすでにたくさんの人が歩いています。

大型観光バスは 河川敷に直接止めれますので あのマナーと行儀の悪い東洋人たちが 大量に

我が物顔で 大声でわめきながらたむろしているので あいつらをよけながら 歩きます。

ほんと蹴とばしたくなります。

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この様に 堤の中程で写真を撮っているのは ほとんどあいつらです。

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向こうに見える観光船は 桜鑑賞船で 沢山の人が並んでいました。

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ほとんどの桜は染井吉野のように見えましたが 中にはこんな山桜もありました。

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桜の向こうに見える小高い岡が 石清水八幡宮で、左下の麓と 山頂に社があります。

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善峰寺(よしみねでら) 京都市西京区

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善峰寺は 西京区大原野の山中にある 古刹です。

徳川綱吉、およびその生母である 桂昌院により 様々な建物や梵鐘の寄進が行われてきました。

京都の大きな寺は 門跡寺院として 皇室の資金で立派になったと 思っていますが ここは

徳川の資金で立派になったと 私は思います。

塀越しに満開の桜が見えています。

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広い境内には このような枝垂れの見本市のようなビューポイントもあります。

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塀の上から 張り出している ひときわ大きな枝垂れがあります。

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この枝垂れが 有名な「桂昌院 御手植えの枝垂れ桜」です。

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見事な枝垂れで 頭上から滝が落ちてくるような 枝垂れです。

実際に御手植えかどうか 分かりませんが 沢山の寄進物のひとつでしょうか。

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 桜訪ねて 2024 その3河内長野の桜へ続く

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桜訪ねて 2023年 その1  和歌山県高野町 奈良県山添村、御杖村

2023-04-09 23:33:09 | 桜訪ねて2023年

霧氷や氷瀑を楽しんだ冬も終わり 桜の季節になりました。去年は わざわざ九州まで出かけて

「一心行の大桜」を見に出掛けましたが、樹勢は衰えて 上半身は枯れて花もなく全体に

みすぼらしい姿でした。

あんな姿のくせに「いよいよ満開になりました」なんて 南阿蘇村のホームページで騙されて 

のこのこ出かけたのが間違いでした。

あれは一種の詐欺です。今年になり ネットでようやく「一心行の大桜は瀕死の重傷」とか 

「樹木医もお手上げか」なんていろいろ報道されるようになりました。

山旅で南阿蘇村を何度か訪れて そのたびにいろいろと親切にされて 親近感を抱いていた

南阿蘇村の人が あんな詐欺をするなんて とてもがっかりしました。

桜の貧弱さよりも そちらの方がショックでした。

 

と言うことで今年は遠征せずに近場で桜を楽しみたいと思います。

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和歌山県高野町  2023年3月29日

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まず高野山へ行きましたが桜は咲いていませんでした。標高900m前後の高野山は開化が例年

大阪よりも遅いのですが、今年も遅いようです。

そこで高野山から西吉野へ向かいましたが 途中の花坂不動の桜は満開でした。

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お不動様をバックにした桜は朝日を浴びて輝いていました。満開ですね。

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西吉野へ向かう途中のかつらぎ町「蟻通し神社」も大きく道路上に枝を広げて満開でした。

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奈良県五條市西吉野町樫辻の枝垂れ     2023年3月29日

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樫辻への道はネットで調べてあったので 簡単に行けると思いきや 国道168号線からの

分岐点がわからずに 賀名生(あのう)まで行ってしまいました。付近の方に道を聞いても

分からずに困っていたら 通りかかりの若い人が 車で行ってくださり後を付いて行きやっと

たどり着けました。

ところが今度は樫辻の真ん中で桜の場所もわからずに 立往生していたら 通りかかりの軽トラの

おじさんを呼び止めると「桜か?」と言われ後をついて行き やっと分かりました。

大きな枝垂桜でした。

大きな枝垂桜は華やかでいいですね。

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下から見上げたところです。なかなかに枝ぶりも大きく広がり花も満開でした。

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沢山の人が見に来るらしく 「桜の花の手入れのための基金にご協力を」と書かれていたので

300円を寄付させてもらいました。この村のおじさんが 連れて来てくれなかったらたどり着け

なかったのです。

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桜の後も友集落の人たちがきれいに手入れされていました。

この日も 奈良県から来たという親子連れが 桜の下でお弁当を食べていました。

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奈良県五條市

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五條市西吉野町からの帰り 五條市内の吉野川(この川は隣町の和歌山県橋本市に入ると紀ノ川と

名前を変えます。)の河原にこいのぼりがたくさん立っていました。毎年この季節になると

河原でたなびきます。

あいにく桜はこのこいのぼりの対岸に少しありましたが こいのぼりと一緒に撮ることは

できませんでした。

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奈良県御杖村   2023年3月31日

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御杖村菅野安能寺のエドヒガン

御杖村役場近くの安能寺のエドヒガン桜は ネットの「関西の一本桜」で調べていきました。

エドヒガンの巨木は空に向かって枝を広げて満開でした。

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お寺の正面です。左がエドヒガンで 右に見えるのは境内の枝垂れ桜です。

この景色を見たときに 「なんか昔ここに来たことあるなあ」 と思いだしました。

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境内には小ぶりな枝垂桜が満開でした。

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奈良県山添村春日 春日神社の山桜   2023年3月31日

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ネットで調べたら山添村の春日神社に 樹齢300年の山桜があるというので出かけました。

しかしいくら探しても 桜は神社入り口の子の山桜一本でした。少し離れた広場には染井吉野が

数本植わっていましたが。

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どう見ても樹齢300年の山桜には見えませんでしたけど。どこかにそんな巨木があるのでしょうか。

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河内長野市 岩湧寺の山桜       2023年4月3日

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岩湧寺境内の多宝塔横には 山桜の巨木があります。ちょうど満開でした。

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足元の写真です。ごつごつして岩のようです。樹齢は分かりませんが かなりの御年のように

見えます。

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2023年の桜 その2へ続く

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桜訪ねて 2023 その2 奈良県御杖村、奈良県宇陀市本郷

2023-04-08 22:37:12 | 桜訪ねて2023年

2023年の桜 その2

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山添村役場から的野へ向かう途中の布目川沿いにはたくさんの桜が咲いていました。

どれも染井吉野ですが かなり古くどれも大きな桜でした。

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奈良県山添村 的野(まとの)大照寺跡の枝垂れ桜 2023年3月31日

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急こう配の山道を歩いて登っていくと 突然大きく広がった枝垂れ桜が目に入ります。

元はお寺だったらしいのですが 今は農地になっていて電気柵で囲まれています。

ちょうど農作業中のおばあさんに声を掛けて入らせてもらいました。

右は染井吉野です。

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巨大な枝垂桜です。天気予報では 晴れ時々曇りだったのですが 雲がなかなか取れず

満開の花びらが あまり引き立ちませんでした。

下から見上げると 大きな桜だとよく分かります。

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おおきな桜なので 全体を写そうとすると 少し離れないとカメラに入りきらないので

この土地の農家の母屋の庭に入らせてもらいました。

ちょうど プロのカメラマンらしき人がスタッフを連れて撮影に来られていました。

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奈良県山添村北野 天神社の枝垂れ  2023年3月31日

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これも大きな枝垂れでした。かなり遠くからでもその姿を確認できます。

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桜の足元です。かなりの巨木で年期が入っているのが分かります。

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樹木全体が大きく道路側へ傾いて張り出していますので 支え木が無ければ完全に倒壊しますね。

山の中腹で大きく枝を垂らしているので 北野集落のどこからでも見えます。

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奈良県宇陀市本郷

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奈良県山添村からの帰りに道に迷い たまたま宇陀市本郷に差し掛かると「本郷の滝桜」の看板が

目に留まったので 車を止めて(500円です) 滝桜を見に行きました。

これは本郷の村はずれの お地蔵様とその祠に覆いかぶさっている大きな桜です。

青空に映えてとてもきれいでした。この時間は夕方ですが この時間になりようやく予報通り

晴れの青空になりました。

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本郷の滝桜です。やはり見事ですね。久しぶりにこんな巨大な枝垂れを見ました。

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沢山の人が見に来て居ました。この滝桜は 通称「又兵衛桜」とも言います。戦で死んだはずの

後藤又兵衛をこの地の人たちが生き返らせて この地で生涯を終えたそうです。

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やはり巨大な枝垂れは華やかでいいですね。三春の滝桜も華やかで素晴らしいけど この木は樹齢

350年と比較的若いので 力強く自立しているので支え木がありません。

若いことはいいですね。華やかさと力強さを感じます。

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桜のアップです。滝が流れ落ちるような美しさですね。

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横から見ても 後ろから見ても品癪なところは全く無くて 全方位きれいです。

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満開を少し過ぎたのでしょうか、花びらが風に散り始めていました。

この女性は歓声を上げて 手を広げて楽しそうに散りゆく花びらを楽しんでらっしゃいました。

見ていて こちらもとても楽しくなったので写真を撮らせてもらいました。

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ひとまず終わります。

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桜訪ねて 2022年 その1 南阿蘇村の桜 2022年4月2日

2022-04-29 18:52:59 | 2022年に訪ねた桜です

今年の桜は まず南阿蘇村へ出かけました。

南阿蘇村のホームページでチェックしていたら4月1日満開と出ていたので

早速4月1日に大阪を出発して 南阿蘇へ向かいました。

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一心行の大櫻

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阿蘇山をバックにした一心行の大櫻です。

しかし なんか変だなあ。今まで見てきた一本桜の満開とは雰囲気が違い 満開の割には花が少ないなあ。

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横ー朝日の当たる東側に回り込んでも花は少ないなあ。おかしいなあ。

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花もよく見るとまだ蕾が多く とても満開の雰囲気ではありません。

五分咲き程度です。これで満開情報を出して 客集めするのだから 一種の詐欺です。

しかも駐車場では800円も取られて。

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もともと二本の木が根元でくっついたような感じです。

一本の木が根元で解れたようには見えないなあ。

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この桜の言われです。樹齢は五百年前後なのでしょうか。

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よく見ると最上部と左右の先端には 花芽も蕾もありません。老化が進み枯れ始めているようです。

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この写真は「森田敏隆写真集 一本桜百巡り」の一心行の大櫻です。

この本は2004年の発行なので それ以前の姿です。上も先端もちゃんと花があり

樹木全体が華やかです。

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この写真は 南阿蘇村のホームページの写真です。上の写真家のものと比べると大分花が減っているのが

分かります。樹勢がかなり衰えているのでしよう。これでも過去の写真だそうです。

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この日私が見た桜は 南阿蘇村が満開だと言っている状態です。こんな花ではお粗末すぎますね。

いわば詐欺行為です。今まで全国の一本桜を二百本以上見て来て この桜は最低でワーストワンでした。

過去に山旅で何回か南阿蘇村を訪れて 土地の人に大変親切にされたので南阿蘇に親近感と好印象を持って

いたのですが 南阿蘇村がこんなずるいことをするなんて 思いもしませんでした。

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この桜は年々弱っているようです。

早く佐野藤右衛門さんのような桜守りか樹木医にみせて対策をしないと、こんな詐欺行為をいつまでも

続けてはいけないと思います。

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観音桜

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この桜は牧草地の中にあります。

つまり牧場の中の一本桜で 「小岩井農場の一本桜」のような感じです。

牧場を歩いて登っていくと 大きな桜があらわれました。

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満開とはこういう状態をいうのでしょうね。先ほどの一心行の桜はひどすぎました。

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阿蘇山をバックにした観音桜です。桜の周りに電気柵がありましたが 牛が入らないためと思います。

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僕滋養入り口の看板です。この牧場は地域の共同牧場でみんなで桜も含めて大切にしてきた営農地

だそうです。桜の時期だけ一般開放しているそうです。

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城ヶ岳の山桜

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この写真ガイドは 「麗しの桜 撮影ガイド 三栄書房」のページです。

山の斜面に立っていると思われるこの桜は 結論から言えば見つけられませんでした。

こんなことは桜を追い始めてから 初めてのことです。

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ガイドの通りに 県道319号線を清水峠へ向かって走ると このような景色が続きます。

阿蘇山と根子岳がずっと見えています。

しかし左下には桜の木が見つからず とうとう峠まで行ってしまいました。

峠付近に一人のカメラマンがいらっしゃって その方に聞くと「ワシは阿蘇とその周りの写真を

40年以上撮り続けているが そんな桜は聞いたことがないなあ。今度銀座で個展開くから ぜひ

見に来てよ」とおっしゃいました。

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山の中には 何本か山桜が咲いていましたが あの写真のような大木はありませんでした。

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この桜が庭に咲いている ふもとの集落の最奥の家の方にお聞きすると「私たちは福岡からここへ移住して

25年になりますがそんな桜は聞いたことがありません」とおっしゃいました。

そのご夫婦が 地元の観光パンフレットをいろいろと調べてくださいましたが分かりませんでした。

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地元の方が知らないようなこの桜はあまりメジャーではないようです。

私が思うには この桜は 標高の高い山の中の しかも山桜なのでまだ蕾の状態で目立ちにくい状態

なのだと思います。花が咲けばその存在は目立つと思いますが。

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田んぼの一本桜

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この桜はすぐに分かりました。国道325号線を走っていると薄いピンク色の塊が田んぼの真ん中に見えました。

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阿蘇山をバックにした 田んぼの一本桜です。

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残念ながら満開ではないようです。

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近寄ってみるとかなり咲いています。山桜で五分咲きか六分咲きくらいですが 全体的にはあまり花が

目立ちません。時期的に少し早かったようです。

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満開になるとこんな感じだそうです。

※「麗しの桜 撮影ガイド 三栄書房」より

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池の窪の桜

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この桜もすぐに分かりました。

しかしこの場所も 牧場の中で、しかも立ち入り禁止のバリケードがありました。つまり入ってはいけないのです。

幸いかどうか分かりませんが ゲートの扉が少し半開きになっていましたので、「せっかく大阪から来たのだから

少しだけ入らせてください、ごめんなさい、ごめんなさい」と言いながら 勝手に扉を開けて入りました。

ごめんなさい。

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この桜の手前にバリケードがあり近寄れないので よくわかりませんが咲き始めているようです。

望遠で撮りました。全体が薄いピンクに見えますが どれくらい咲いているのか分かりませんでした。

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満開になるとこんな感じだそうです。

※「麗しの桜 撮影ガイド 三栄書房」より

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と言うことで 南阿蘇村で まともに咲いていたのは観音桜だけでした。

次は九州のその他の場所の桜 です。

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桜訪ねて 2022年 その2 九州のその他の場所の桜 2022年4月1日~4日

2022-04-27 14:48:30 | 2022年に訪ねた桜です

桜訪ねて 2022年 その2  九州の桜

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大分県宇佐市の桜

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宇佐神宮前の寄藻川に架かる呉橋と桜です。

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宇佐神宮境内の池と桜です。

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宇佐市内を流れる 駅館川(やっかんがわ)堤防沿いの桜並木です。

染井吉野が満開できれいでした。

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福岡県宗像市の桜

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宗像大社入り口の池と桜です。

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宗像大社参道の桜です。この日は日曜日なのでたくさんの方が参拝に来られていました。

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宗像大社境内の手水所の屋根の上に桜が覆いかぶさるように咲いていました。

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熊本城の桜

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石垣が崩れて、その上の櫓も崩れたままですが 桜は無事に花を付けました。

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城内の広場から見たお城と桜です。この広場では皆さん、お花見をされていました。

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石垣の一部なのか、石碑なのか孫仕様を受けた石材を仮置きしてありました。

その上の桜も満開です。

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石垣は完全に崩壊していますが その上の桜の古木は元気に満開です。

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熊本城を見学したのは もう夕方でした。その為天守には登らずに帰りました。

帰路の桜並木には 雪洞が店頭されていました。

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佐賀市諸富町浮盃(ぶばい)は徐福が二度目に和国上陸した場所です。

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筑後川河口近くの公園では徐福が満開の桜の下で 渡って来た有明海のほうを見つめていました。

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新北神社は徐福が上陸の記念に「ビャクシン」の苗(種)を植えたとされる樹木が存在します。

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満開桜の向こうで 満身創痍の樹木が見えますがその木がビャクシンです。

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佐賀市で泊り 朝散歩しました。佐賀大学医学部の桜並木は見事でした。

朝日を浴びてピンクに輝いていました。

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高速道路のサービスエリヤの桜です。

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どこのサービスエリヤか忘れましたがとてもきれいでした。

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阿蘇の桜

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阿蘇の麓の桜です。雄大な阿蘇の風景に桜がとてもきれいでした。

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関門海峡の桜

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関門海峡の手前の桜が満開でした。

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あいにく関門海峡大橋は工事中でしたが、桜は満開でした。

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九州の桜終わり

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