WC日本人主審の評価、日本オーストラリア戦結果、愛国心、他

先日のポーランド－エクアドル戦の試合運びについてイギリスBBCが絶賛していた。このときの副審が日本人と韓国人であった。主審の上川さんの他、副審の韓国人のジャッジも賞賛されている。次にまた審判をやる事が有るかは不明だがもしやるとするとこの３人がチームとなってやることになるそうである。中々面白い試みと言える。
02年のWCで韓国は初めて勝ったのであるが、戦う相手として目標が初めて「日本」で燃え尽きるのでははなく「世界」を相手にしたといえるのだろう。WBCでも日本に勝つことで燃え尽きてしまい決勝ラウンドに進めなかったのだ。

昨晩（12日）は日本は負けてしまいました。残念、しかし日本のTV局の応援は異常です。NHK地上波、衛星ともなんで何時間も前からやらなければならないのだ、しかもその大半は何の保証も出来ない無責任な発言ばかり、「先取点を挙げれば勝てる」とかNTVではパブリックビューイング会場に取材用サポーターを何時間も前から密集させてニュースバラエティ番組のとき、やらせのサポータ騒ぎの映像を流していた。その準備中画像がうっかり流れていた。この国は一体なんなのだ。

昨日(12日）、愛国心と言うことで面白い発言がラジオであった。今の国会で愛国心について論議しているようだが、噛みあわない。一方ではもっともな「国を愛する気持ち？」一方では「為政者の都合の良い愛国心」に反発という構図、「愛国心」という言葉の中に２つの意味が入っている。その内一つは「祖国愛」；いわゆる自分の育ってきた故郷を思う気持ち、自分の文化を慈しむ気持ちで自然に湧いても来る。その基本は家族愛、そして郷土愛、これが有ると国どおし文化どおしお互いに尊重しあえる。今回のワールドカップサッカーなどもお互い御祭り騒ぎの戦争として位置付けられる。一方もう一つの意味がこれが因業でどうしようも無い。いわゆるナショナリズムでこれは自国だけが良ければ良いという我がままである。政治家が言う「愛国心」はこれである。世界の政治家は基本的に全員がこれである。自国だけが良いのであるから問題を政治的に解決する。そのためには時には本物の戦争になることもある。そして政治家はこの二つの意味を微妙に混同させて政治家の都合の良いように国民に押し付けようとしている。さらに戦後この反省から愛国心あるいは愛国という言葉が禁句となってしまった。議論さえ許さないということになってしまった。つまり愛国をいうと非国民という状況で流民という状況だったのだ。憲法も含めてまともに論議出来ない。逆ファッショだね。
政治家の愛国心がナショナリズムといわれるのは「国益」がどうしても出てくるからなのだ。本来スポーツは国益などと云うものとは無縁（もともと語源から云っても個人の解放）と考えられていたがヒトラーのベルリンオリンピックあたりから国威高揚（優秀民族という勘違いの国益あるいは優勢意識高揚）のため宣伝に利用した、利用する為変な応援やキャンペーンが行われているが、これは間違いでやはり祭りの１種と捉えるべきだろう。となると祭りとは？なんて発展していくがここはおいといて、云いたいのは国益の「愛国心」：ナショナリズムと人々がその祖国を愛する愛国心：祖国愛は明確に区別されるべきで、例えば教育基本法に入れるとすれば国益とは関係ない「祖国愛」というべきものを入れなければならない。ところが今は先に書いたように味噌もくそも一緒の論議で噛みあわず、強行しようとしている。これは先にも書いたがほんとに真面目に議論すべく先ず「愛国心」という言葉を遡上に載せなくてはならない。が、先に書いたように「愛国心」といったら非国民となるという、旧社会党や共産党などの言論封圧する態度に問題があるといわざるを得ない。一つも明快にならないし、一つの解決にもならない。知恵も出ない。

何か北朝鮮がきな臭くなってきたぞ、この１週間以内にテポドン２が試射される可能性があると言ってる。日本列島を越えるのかな？となると誤射だって考えられるぞ、この時期、一体なんだろ？この準備中に実はスカッドミサイルの日本海への発射準備も整っているとの情報もある。金大中の訪朝直前だし、？何かの思惑があると考えられるが、米軍が攻撃すると考えているのかな、米軍の動きは判らない。偵察活動は続けていて、先日も北朝鮮領空侵犯で猛烈な抗議を受けている。

今回の日本の国会では面白い事が一杯起きているぞ「自殺対策基本法」だと、前回国会では「障害者自殺支援法」というのが法制化された。「共謀罪」では心で思ったことをちくられることで罪になるという。働き盛りの自殺に対しては何とか思いとどまらせ、自立すべき障害者には自殺を支援する。次は数々の役所の野放図な無駄遣いをそのまま放置して歳入確保するため弱い国民に全ての付回しで消費税のアップをするという。役人の既得権はそのまま残し、今回の駐車違反取締りに見られるように郵便だけは駐車し放題で何が民営化だ。完全な民業圧迫ではないか。それからわずかな駐車違反もチクらせようとする共謀罪への予備行動演習の為の法律だ。

「障害者自殺支援法」というのは「障害者自立支援法」だからね、念のため、まっ中身は自殺支援なんだけどね。法律を作れば自殺が減る、無くなると思っているのかね。憲法をないがしろにして９条,１９条,２０条,２１条を空文化するようなことを平気でやっておいて、さらに日銀福井がチョロして村上ファンドへ出資して儲けようとしていたのは法的にも問題無いとのたまう、おまえ村上に公的機関がお墨付きを与えたのだぞ、国の金融政策の責任者がインサイダーOKしたのだぞ、単なるチョロとは違うのだ。

韓国は昨日トーゴとやって逆転勝ちしたがターゲットを日本から世界に変える事がやっと出来て良かったという感じです。もともと縦に縦にスピードのあるサッカーなのでサッカーを変えると言う評価です。日本のサッカー、いや他のスポーツでも、あの箱根駅伝での脱水症状でフラフラの情況で監督は止めない。観客は選手の命の危機に瀕している情況として捉えず、たすきが如何に繋がるのかの方に関心を寄せている。つまり命をおろそかにする国の姿勢では必然的に一流にはなりえない。それこそ「スポーツ勝利法」でも法制化すれば勝つのではないかぇ。