第5回 大阪船場 道修町、他
今回(8月5日)は9名で大阪船場、道修町の博物館巡りに行きました。
当日は 伊勢崎市で41.8度の酷暑日で大阪でも猛暑日でした。
メトロの北浜駅に9時40分に集合して、スタートしました。
今回の主目的は 製薬会社の多い道修町の各社の博物館巡りです。
旧三越の南側にある旧小西家史料館です。
2001年に登録有形文化財より格の高い国重要文化財に指定されています。
奥の座敷は一時期は絨毯を敷いて社長室として使われていました。大正期に海外から窓ガラスを入れ、大事に使われています。
前栽には燈籠や蹲(つくばい)も配され落ち着いた空間になっています。
台所には大きいへっついがあり、50名の食事が作られ、家族は畳の間、番頭は
板の間、丁稚は土間で立って食べたそうです。
青山ビルの北極星で名物のオムライスを頂きました。
右手の奥に少彦神社、ビルの3階にくすりの道修町資料館があり、ビデオなどで分かり易く解説して貰えました。
武田薬品の杏雨書屋の資料室には国宝3点を含む重要な資料があり、一部が公開
されています。 今は地図の歴史展でした。
田辺三菱製薬史料館はビルの2階にありビデオ他で分かり易いです。
やなせたかしは1939年~1941年宣伝部にいたようです。
塩野義製薬本社のロビーには社標の分銅や浮世絵が多く、展示されています。
今橋通りの緒方ビルの4階に種痘除痘館記念資料室があります。
緒方洪庵は京都から痘苗を導入して大坂他に広げました。
体調がおかしいと思ったら、いつでもリタイヤできる大阪市内での史跡探訪だったので良かったと思います。
それにしても今年の夏は異常に暑く、万博に2回目に行く意欲が低下しています。