大和魂

漫画家市東亮子のさまざまな垂れ流し

31ページ

2007-02-27 01:49:56 | 風間俊介
どうしても90ページの後だと「楽そう」と思ってしまう。
それが侮りだと言うことは過去の経験から判っております。
アタマでは判っていても、どうしてもカラダが緊迫してくれない。
本当に明日とか明後日まで大ラスが迫ってこないと「ヤバイじゃん」という焦りが湧いてこない。
カラダが緊張感を持って時間と戦う体制に突入してくれないと。

でもやはり31はそりゃ90に比べたら楽だったと言えましょう。
何しろNODOZに頼らなくても修羅場を乗り越えられたし。

それはそうと。

いよいよ「本日かぜ気味」が始まりました。
「本日かぜ気味~インフルエンザの逆襲編~」というサブタイトル付きでございます。
で。
連載再開第一日目。
すっごいクオリティが高くて脱帽しました。
文章が上手な人なんですよね。
ただ上手なだけではなく詩心があるのね。
音読したくなるようなリズム感があるのね。
情景描写が巧みなのね。
携帯の日記コーナーなのにちゃんと起承転結があるのね。
ただ者ではない、と、そう思いました。
「怠惰な情熱」とういのはどういう物なのでしょうね。
今回の連載でも、暫く続けた頃にまとめて『タイトルふり返り』コーナーをやるんでしょうか。
アレ大好きさ。
「怠惰な情熱」にいかような解説を付けるのか非常に楽しみです。

さて、明日(正確には今日)また郷里の方に行って参ります。
次の裸の少年とウルルン滞在記は向こうで見ることになります。
ウルルン。
モンゴル。
ウルルン。
モンゴル。
ああ。スタッフさん本当にありがとう。

きっと千葉の方がいっぱい花粉とんでんだろうな~。
スイマセン。まだ若干、人間に戻っておりません。

ヤバイです・・・。

2007-02-20 01:35:33 | 仕事&風間
腕痛いです。
腱鞘炎の症状が出てきてしまいました。
こないだの90ページのせいなのか、ひろが右腕の上のお布団に乗ったまま眠ったからなのか判りません。
ううん、もしそうだとしても、ひろは悪くないんです。
ここんとこ私が弱っていたのでひろは癒しに来てくれたのだと思います。
でも、ひろは巨体だから・・・。
巨体でも世界で一番カワイイけどねぇ~

基本的にずっと腱鞘炎は保有していて、休眠状態だったわけです。
でも、体のバイオリズム(特に月よりの使者の影響)や急激な気圧の変化によって時々は軽い症状が出てくることもあったけど。

・・・久しぶりに、ちょっとマジモードになるくらい痛いです。
小指と薬指が常時痺れ気味です。

下描きに入ったモノのやっぱり入り立てはなかなか手が絵を描くことやキャラの表情を思い出せませんで難航しています。
ヘタにページ数が少ないので短期決戦しなくてはならない分少しずつゆるゆる調子を上げていくと言うこともできないので気合い入れないとイケマセンね。
そういう意味でも腕の具合がちょっと気になりますが、今月を超えれば少しペースを押さえられるので頑張って乗り切りたいと思います。

それはそうと、吉報キタル!
「かぜ気味」復活!グローリア!
大地を吹きすぎる芳しき春の風も、窓辺にゆらめく木漏れ日の影もこれほどまでに私の心をときめかせはしない。
それはあたかも甘やかな媚薬のように私の指先にまで染み渡り五感を痺れさせる。
聞くが良い。宇宙の星々の営みのように私を支配するもの。汝の名は「本日かぜ気味」!!!
おお、天空の奇跡を胸に抱きながら我は大地に接吻する!!!グローリアッ!

ああ、仕事ガンバロ♪

合宿

2007-02-18 02:34:14 | サッカー
ヨカッタ~~。
今回も遠藤が招集されていたわ♪
勿論ガンバも応援するけど、やはり代表のユニフォームで駆ける彼の姿はまた格別でございます。
で、今回はボンバー中澤さんも呼ばれて、復帰してくれて本当に嬉しい。
やっぱ、頼りになるお方ですから。
しかし、サポーターを喜ばせるためにあの素晴らしい腹筋をさらして踊る姿には涙が・・・。
何を押してもチームのためにと何でもするアナタは本当に立派な主将だと思いました。
ついて行くぜ、アニキー!な感じです。
珍しくオシムがアツいラブコールを送っていた位なので頑張ってくれると思っております。
しかし、本当に年齢差が開きましたねー。
楽しみです。
何はともあれ、オシム様はわりと遠藤出してくれるのでスキね
試す期間は終わったとか言っていたけど一体どういう布陣になるのか。
関係ないけど我那覇って子持ちだったのねー。
ルイ君かなりカワイイっすね。美少年と言っても良いでしょう。
美幼児か・・・。


話は変わりますが。
ちょっと前に新刊が届いたのですよ。
帯がねぇ~。昏倒モノでした。
だってさ、なんでしょうかね「美少年アクション」て。
だからー、美少年は出てないでしょうって!しかもアクションでもないし。
警察官だから身元もハッキリしていて「謎の美少年」でもなんでもないし。
何故あのようなキャッチコピーなのか私自身が「?」MAXですよ。
いえいえ、笑ってしまいましたけどね。
でもぶっちゃけこっ恥ずかしい!店頭で自分のコミックス見たら絶対にダッシュで逃走です。

今月はまたこの作品の連載がスタートですが、ついこないだまで「アマル」の90ページが入っていたので、こちらは連載スタートと言いながら31ページです。
随分気がらくだけどなめていると酷い目に遭う、というのは既に過去の経験で判っております。

胃の調子が悪くなってなかなか治らないのはこないだの90ページの疲れからだという人が周りに多いのね。
そうなのかなぁ。
そんなヤワな胃なのかよー。意気地無しー!

新たなるショーゲキ

2007-02-16 00:19:33 | 仕事&風間
そんなわけで、無事にモンダイのデータ類は編集部に保管されていたことが判り、ホッとしたのもつかの間(・・・しかし4枚?)
カラーも終わり、さて、いよいよネームの残りだ、と思ってPCのなかのプロットを開こうとしたら・・・!
無いのよ!
プロットがッ!
これから始まる大レース・・・じゃなくて5ヶ月間の連載用のプロットがッ!
大きな流れはアタマにあるから良いとしても、結構些末が大事じゃないですか。ネームとなると。
ゲストキャラ達の名前とか、個人情報設定の数々とか。
事件の起きた地理設定とか相関図とか。役割分担とか。
ぜーんぶ消えTENの。なんじゃこの変換。
今日からアシさんが入りましたけどやっぱりネームは3分の一しかきれてないし。
一昨日から胃が痛くて(恥ずかしながら食べ過ぎで。私は意地汚い人間です。はい)食欲はないわけではないけど食べると気持ち悪いし
寝違えてクビ痛いし
近所の配管工事で濁り水は出るし
もう踏んだり蹴ったりとはこのことですよ。

ああ、胃が痛い。

でも胃薬は飲まない主義なのね。
極力自然食で済ますのよ。

3月の頭に風間君が「ウルルン」に出るらしい。
その情報が無かったら今頃行き倒れて居たかも知れない。
「ウルルン」!ブラボー!ブンダバー!
モンゴル行くらしいのね。
モンゴルでナニするのかは判らないけど。
馬に乗るの?馬で大草原を駆けるの?
まさか冬だし小さいしなんでモンゴル相撲という事はあるまい。
モンゴル相撲の衣装を着けている風間君は恥ずかしすぎます。

今、姉にお粥を作ってもらっています。
暫くは通常のご飯は食べられないと思います。
でもいいの。モンゴルだから。

でも失われたプロットはもう元には戻らない・・・。
グループの役割分担の一覧が・・・・。
い・・・痛い・・・。

恐ろしい

2007-02-14 01:39:23 | 仕事
今日(13日)渡しの原稿は無事渡しました。
でも、それを渡す前に実に恐ろしい現実に直面しました。
データがないんですよ。
今回渡す分は勿論大丈夫だったんですが、過去描いたBUDのカラーが・・・・ドコ?
当時はアナログで描いた人物と花などを合成したモノが主でした。
で、私の元に返却されているカラー原稿の中に、それらの合成前のばらけたアナログ絵は有るんですよ。
でも・・・完成後のデータを焼き込んだCD-Rが見あたらないのよね。
ええ、探しました。
ザッとですが。
どこもかしこも掘り返したわけではないのですが。
BUDが終了に向かっている頃くらいから自分的にホントに全く余裕が無くてデスね、既に印刷されてしまった後のイラストなどチェックして居られませんでした。
今回、流用原稿の候補に挙がったなかにデータモノがあったんですが、ドコにも見あたらないじゃあありませんか!
もうホントに自分のずぼらさが情けないやらムカツクやら。
しかも、次に文庫が出るのは、もう夏だよな~と思って夏向けのを出したんですよね。
文庫の担当氏に「いや、コレはむしろ次の方が」と言われました。
そうだよね。次に出るのは4月・・・?
全然夏じゃないじゃん!
あぁ、年はとりたくないものよねえ。
しかも何故か私自身は「バックアップとってあるし」と思っていて。
でも、探したらそのバックアップ自体が見つからないの。
意味がないのよ!
バカバカ、アタシのバカ!

次の文庫の時には見つかりますように。
あの、あじさいの。

そして、データ保存数の少ないBUDでこの有様なので、やじきたとかも今のうちからキチンと整理してバックアップとっとかないと。
まだ数の少ない今のウチよ!

あと、アナログも侮れない。
昔のカラー原稿の退色が気になる今日この頃。
カラーインクって空気に触れるとどんどん色が飛んじゃうから。
すでにもう当時の色ではないし。
必殺編の一回目の見開きなんてもはや主線しか残っていないくらい。
用心棒編のバックが黒くてホワイトで蜘蛛の巣を描いたヤツなんて、ホワイトがすっかりはがれ落ちて酷い有様・・・原稿からパラパラってホワイトの粉が落ちてきたときにはどうしようかと思いましたのことよ。
アレらはやはりまだ色が有るウチにスキャンしておくべきだろうか。
まれに絵の具で彩色したものはしっかり残っているんだけどね。
そう思うとやっぱり昔ながらの「絵の具」ってスゴイ。

自室も書庫も整理しなきゃならないけどHDDの中も大掃除しなきゃなりません。
気が重い・・・。
やっぱりその都度片付けとかないとね。
有ると思って呑気に構えていた過去イラストがどこにも見あたら無くなるあの恐怖!
もうイヤ!ブルブルッ!

下半期

2007-02-12 23:04:08 | 諸々
さっき国立能楽堂の公演予定一覧を見たら・・・!
な、なんと10月に「阿漕」やるじゃないですかっ!
やったよブラボー!待っていたよこの日をサイモン(?)!
というわけで、3月に行きたかった観世能楽堂は諦めた。
久々の「弱法師」だったけど。
ん~~、見たいのは見たかったけど、でも「弱法師」はもう何度も観ているし。
まあ、勿論演者はその都度違うんですが。
そして何度見ても飽きることはないのですが。
で、喜多流の「猩々」もこの際見送ることにしたぜよ。
もう今年は「阿漕」一本!能はそれだけにしとく。

なぜならば取材地がほぼ確定してきたから。
やはり出羽はやめて新潟にしました。
フォッサマグナLOVEだから。折れてンだねぇ、日本列島がさ。スゴイですよ。
かっこいいですよね。
戸隠を超えて行くと妙高高原の向こうに赤倉温泉というのがあって、以前行ったことがあったんですが、コレが又良いところでねえ~。
カニがひとり一杯惜しげもなく出てくれて、しかもひとり一枚ずつざるそばがついてんの。
ご飯の他にですよ。
食べきれなくてお残ししなくてはならなかったときには本当に胸が痛みました。
関係ないけど妙香高原て変換されて変な気分。
ちょっとね。何回くらい行けるかは今の段階では判らないけど、出来るだけ足を運びたいと思います。

BDCの公演が日にち的に微妙な感じなんだけど、今年こそは何とかしたいと切に思うダス。
もう3年以上ショウケースにすら行っていないから。

「必殺仕事人」が復活するんですねえ。
東山さんで。松岡君と大倉君を従えて。
ジャニーズさん達で仕事人て私としてはのけぞりものです。
そして中村主水さんも出るらしい。
えっ、たしか主水さん死にましたよね?
とか、そういう野暮なことは言いッこなしと言うことで。
楽しみッす。
本当はそこにあの人にも居て欲しかった・・・・!(苦ッ・・・!)

つ・か・れ・た

2007-02-12 01:11:15 | その他
今日(昨日?)は美容院に行って髪切ってきました。
チョット切りすぎたな・・・。
ちょうど、最もデブッぷりが生きる長さになってしまいました。
まあいいか。どうせ生活様式は引きこもりだし。
次にシャバに出る頃には伸びてんだろう。

その美容院へはバス便で行く。
勿論歩いてわずかの近所にも美容院の一つや二つはあるけど。
あえてその店に行く。
別に特にこだわりとか理由はないけど。
で、その店のある駅の周辺路地裏に以前美味しい串焼き屋さんを見つけたので又行ってみた。
そのお店はもう無かった・・・。
大ショック。
世知辛い世の中です。

非常に疲れました。

11月にまたシュターツカペレ・ドレスデンがやってくる。
今度はオペラ。しかもタンホイザーですって!
3月には観たいお能の公演がある。
そして4月には声明が。
できることなら万有引力も観たい。
でも絞り込まなくては。
今はまだ何の情報もないけど、今年もきっと風間君の舞台はあるにちがいないのだからそのための余力をとっておかなくては。
なにもかもさらえるほどの金暇体力はない。

取り敢えず今年は取材に行かなきゃならないしね。

取材。
もしかすると出羽はやめるかも。

カラーやらねば。
範囲選択から先になかなか進めない。
もう寝る。

ドッと・・・

2007-02-10 23:09:28 | 仕事
疲労が表面化してきております、本日。
修羅場明け直ぐはもはや筋肉痛だの下痢だのというあからさまな「不調」ですが、この数日経ってから出てくる重い疲労感はやるせないッス。

本日、ノートPCパッカード君のHDDを換装致しました。
これにより外した40GBのHDDは外付けとなりました。

カラーを進めるつもりで身構えていたけど、PCいじりだけで疲れた。
明日は又ちょっと出掛けなくてはならないけど、帰宅したらやらなきゃなー。

昨日の午前中に今年の下半期のスケジュールがほぼ決となりました。
「アマル」率が高くなると思われます。
あとは原作者の先生のご都合次第。

別件で全くの新作を描きたいと主張してみたけどあまり感触は良くなかったですねえ。
まあ、いっぺんにそんなにあれもこれもはちょっと・・・というお言葉は判りますので。
ただ、あんまり締め付けられるようなら第3の選択肢を考えなければ。
今の自分としては最優先事項は「楽」だから。

問題は何月に取材に行けるかかな。
行って良いのか?大丈夫なのか?

まだ少し筋肉痛

2007-02-07 17:35:22 | 仕事
完全には人間に戻っていないようです。

今回の修羅場ではラストに何度も何度も意識が遠のき、ふと気づけばナゾの線がいっぱい。
意識が無くても手は動いているところがやっかいなところです。
なので、珍しくミスノン使用率も高かった。
つーか、最近なにげに使うようになってしまった。
以前は描き損じの線には×をつけておいてアシさんにホワイトかけてもらっていたけど。
最近は「コレ・・・きっとアシさんには判断できないだろうなあ~」というくらいにあまりにグジャグジャな線が多すぎて。
そうしたらさー。
自分が使うようになると気になり出しますよね。
ミスノンて結構管理難しいですよね。
あのキャップに付いているブラシ部分がボッサボッサに花開いちゃったりダマだらけになったり。
むかし自分がアシスタントしていた頃には熱湯で練り練りしてトロトロにして器に戻したりしていたけど。
結構あの作業はキライじゃなかったけど。
今はチョットそれをしている時間的余裕がないなあ。残念だけど。
でも、油断してほったらかしていると本当に直ぐに固まりかけたセメントのようになって困りものです。
ミスノンのメーカーもむかし有ったトコロが無くなったりもしているしね。
まあ、どうでもいい話でスミマセン。

レンタルDVDで「クイルズ」というのを見つけた。
2000年にアメリカで作られた映画らしい。
フランス革命後に精神病院に入れられたマルキ・ド・サドのお話。
実は私、結構サドは好きでして。いえ、サディズムがではなくマルキ・ド・サドというキャラクターが。
もっと正確に言えばアルフォンス(マルキ・ド・サド)よりもその夫人ルネが好きなのですわ。
高校生の頃に三島由紀夫の「サド侯爵夫人」という戯曲を読みまして、それで刷り込まれたイメージが好きだったという感じでしょうか。
もともと映画は観ないタチだったのでそういう作品があること自体を知らなかったのだけど、何かのキッカケで発見して、早速借りました。
ときどきエグイシーンもあるものの、全体には見応えもあって、ある種のパッションを感じられてヨカッタです。
途中、ちょっとルネ夫人が一切出てこなそうに見えて「ん~~・・・」という気分もあったんですが、ごく僅かではあったモノのちゃんと出てくれて。
勿論かなりの晩年なので、若く清楚でつややかなルネ夫人ではなかったモノの、物静かで苦悩を負う貴婦人で、そこそこイメージが壊れると言うことも無く。
三島由紀夫の「サド侯爵夫人」にはサド本人は出てこない。
彼をとりまく6人の女性の会話によってアルフォンス像が浮き彫りにされていく。
その冒頭が「彼のしたことは、無垢な少年がつい蝶の羽をもいでしまったことのように自然で美しい出来事・・・」とかなんとかいう(スミマセン、読んだのがあまりに昔で記憶があいまいですが)フレーズで始まっていて、なんと申しましょうか、少女時代の私はそのイリュージョンにポーッとなったんですね~。
それはともかく。
映画版のアルフォンスは「老醜」という表現をしても良いかなと思うようなところもありましたが、何があっても見苦しいほどにひたすら書くことを追い求め続ける様は壮絶でした。
彼の創作に対して最初は良き理解者であり、次第に脅威を感じて封じようとする、若く清らかな神父でもある精神病院の院長も魅力的だったと思う。
途中、アルフォンスの一番の協力者であるマドレーヌの言葉を借りて何故かくも反社会的で不道徳な創作物がこの世に必要なのかを打ち出すシーンがあって印象的でした。
全体にテーマ性をたどれば、そこに浮き上がってくる外せない疑念は「創作」というもの。
わかりやすく観やすい映画でした。
思ったよりイヤらしいシーンも多くはなかったし。
観て良かったなあと思います。
そして、また思いましたよ。ドレスって良いなあ~。
ドレス描きてえ。

久々の更新

2007-02-06 18:21:31 | その他
長かった・・・。90ページはやはり重かった。
とはいえ、勿論こういう大量ページ数はキツイのが当たり前なので、そういうつもりで見れば、以前の時よりはまだいくぶん「想像を絶するキツさ」ではなかったな、と思いました。

修羅場明け、ほとんど20時間近く爆睡。
まだ少しぼんやり気味。
起きて徘徊し始めたときなどは、耳も膜が張ったように確かではなく世界の音が遠かったし、味覚も戻っておらず、体中も力が入らず自分のモノではないみたいでした。
ちっこいおまんじゅうをひとつ食っただけなせいか、おなかも動いていないようで、いつもの儀式(おなかを下す)はまだ来ていないんですが。
とか言いつつ・・・なんかぼちぼちハラ減ってきたなぁ。
でも夕飯が近い。
今なんか食べちゃうと夕飯入らなくなっちゃうしな。

今回の修羅場、大ラスは久しぶりにコブクロをかけました。
大層に売り上げているあのシングルベスト盤。
やはり「Yell」を聴くと思うところがありますね。
父の闘病生活が本格化したあたりから追っかけも出来なくなり、何となくコブクロ離れをしてしまったのですが、あの頃の曲を聴くとなにげにあの当時のアツさがよみがえりますね。
振り返ってみると、あの当時のワタシはコブクロの曲や歌声や二人の仲良しップリに救われて、アレで支えられていたなあと思うのですよね。
コブクロもあの当時とは随分立場が変わって、生み出す曲も変わった。
ビッグになったなあと思いますね~。

ワタシも変わったよ。
長く続けていくためには変わらなくてはならないんだなあと思いましたよ。
今の私は彼らの曲に支えてもらわなくても、救ってもらわなくても立っていられる。
勿論いまも好きだけど。
でも当時みたいにやっきになってライブに足を運ばなくても落ち着いていられる。
こないだの武道館も結局スケジュール的に無理で行けなかったけど、以前ほど激しく枯渇しないですね。
最近売れっ子になってTVでもよく見かけられるようになったせいもあるけど。
まあでも彼らの凄さはTVやDVDやCDでは充分には堪能できないんですけども。

激しく何かに傾倒するときは自分自身にそれを必要とする事情が発生している。
猿の時もそうだったよな~。
何故あの当時の自分にあれらが必要だったかは今となれば冷静に分析できますね。
少しずつ必要としているモノのエッセンスが変わっていく。
だから対象は変わる。
結果として自分側は似たような症状にはなるんだけど。
何かキッカケがあるとそれらの季節は過ぎてしまうけど勿論「好き」という気持ちは継続する。
当時集めたグッズや思い出の品々は大切に保管して手放したりはしないよ。
もうあまり見ることがなくなってしまった場合でも。
今でも私の究極の美神は中居君だし。
迷いの愚かさを暖かく一蹴してくれるシャーマンはみゆきさんだし。
青春のバイブルは「イブの息子達」だし。
それは多分一生変わらない。

定期的に更地にするのは良い事よね。
そのたびに振り返るのも良い事よね。
ナマモノは移ろいますからね。
明日の事情は分からない。
やたらにアツかった季節が過ぎてしまったとしても彼らの物語は続いている。
おだやかに見守って行けたらな~と思う次第でございます。

今私は新しい別の物語に夢中だけど。
時々振り返ると、その当時の自分が必要としていたものを思い出せて実に有意義である。
無駄なモノはないよ。
全てが自分の栄養だよね。
全てに感謝して全てを今も愛しております。

週末までにはカラーを。
週明けにはネームを。
目の前の自分の重荷もおだやかに愛そうではないか。