中小企業診断士制度の改「訂」

診断士試験の追い込み時期ですが、中小企業診断協会から、平成18年度から実施される更新要件の改「訂」がひっそりと発表されています。（更新研修・論文審査－Ⅱ中小企業診断士制度の改正について）
それによりますと、
１．診断実務の点数が９点から30点に大幅に引き上げられた。
２．研修が廃止され、診断実務のみとなった。
３．企業活動における診断も実務に認められることになったが、あくまで対象は中小企業のみ。
となっています。
企業内診断士は３の方法で点数を獲得することになりますが、対象が中小企業のため、大企業勤務者では、資材調達部門や外注指導担当など職種が限定されてしまいます。
また、人事異動などで担当を外れてしまったらアウトですね。
診断士を増やそうとする政策とは逆行するような．．．
実務をする人を増やしたい意図なのでしょうが．．．
独立診断士を増やしたいのでしょうか？