テレビとうさん

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「パブコメ」 と 「表現の不自由点」

2024年05月08日 | 政治
 5月7日に終了した二つの「案件」に対するパブコメの提出件数は、噂によると、

土地基本方針の変更         : 約4万通(19日間)
新型インフルエンザ等対策政府行動計画: 19万通(14日間)

だったようです。過去の確定案件提出数を調べると、大概は10通程度のようで、極端に多いです。

 「
パブリック・コメント制度についての意見提出の方法」によると、

各意見公募案件の担当部局が定める適宜の方法(電子メール、FAX等)で意見を提出することができます。なお、意見の提出期間は、原則として案の公示日から起算して30日以上とされます。具体的な意見提出締切日は、e-Govの意見募集案件一覧「受付締切日時」の内容をご確認ください。

です。

 「提出期間は原則30日以上」と決められているのですが、上記の二つの案件は、原則と違いかなり短いです。そのせいで煩型が騒ぎ出し、「戦略」は裏目に出たようですww 私はその「煩型」の一人で、二つともパブコメを提出したのですが、慌てて書いたために「書き方」を間違ったかもしれませんww

 例えば、「土地基本方針の変更(案)に関する意見募集」では、

① 領土問題などで対立している国の国籍を有す外国人に対する「土地取引規制条項」が含まれているのなら、土地取引の規制緩和には賛成です。

② 領土問題などで対立している国の国籍を有す外国人に対する「土地取引規制条項」が含まれていないのなら、土地取引の規制緩和には賛成できません。

③ 領土問題などで対立している国の国籍を有す外国人に対する「土地取引規制条項」が含まれていないのなら、土地取引の規制緩和には反対です。

と、私は①を
書いたのですが、内容は同じでも書き方により印象が変わります。

 常識的には、① の「・・のなら、土地取引の規制緩和には賛成です。」と、条件付きの賛成意見が書き易いと思うのですが、おそらく官庁は(条件部分を軽視して)「賛成意見」としてカウントすると思います。

 ② の「条件が満たされないのなら賛成できない」場合も、「おおむね賛成」と捉えられる恐れがあります。

 ③ は「条件が満たされなければ反対」なので、条件闘争としては最も有効だと思います。

 「土地基本方針の変更(案)」其のモノに反対の場合は、すべての項目に対する反論を書く必要があるので長文になり、提出側としては困難を極めます。反対に受領する側は、それが仕事なので、残業手当も増える事から喜ばれるかも知れませんww

 以上、高校に通ったことのない私の「表現の不自由点ww」を書きました。



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