テレビとうさん

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「ねこ」 と 「小判」

2019年12月03日 | 雑感
 「猫に小判」とは、何の意味もない事を言いますが、「犬に小判」とも言います。恐らく、犬に「小判」を与えても匂いを嗅ぐだけで何の役にも立たないと思いますが、「猫に小判」は招き猫として、十分に日本人の役に立っています。

 「小判」は「通貨」の一種で、「犬」に「通貨」を渡すと・・・そう言えば、ソフトバンクがPayPayを始めて1年ほど経過しました。2019年11月17日時点で、2000万人のユーザーと、170万箇所の加盟店をがあり、PayPay加盟店の一部では、中国アリババのAlipayも決済可能だそうです。つまり、PayPay加盟店や利用者のデータが中国に漏れている可能性が有ると云う事です。

 猫と犬の関係を調べると、意外にもイヌは生物分類上ではネコ目に含まれます。もっと意外なのは、カラスは生物分類上ではスズメ目です。「チコちゃんに叱られる!」に出てくる「キョエちゃん」はカラスだそうですが、嘴は黄色です。私の知っているカラスの嘴は黒色なので、初めて「キョエちゃん」を見た時は「九官鳥」かと思いました。「九官鳥」もスズメ目なので、若しかすると外国には嘴の黄色いカラスがいるかも知れないと思い、調べてみると支那大陸には「キバシカラス」がいて、・・・なるほどネ、と思いました。

 それはさて置き、「小判」はそれ自体に資産価値がある「秤量貨幣」で有る事が災いして、江戸末期に騙されて大量に欧米に流出してしまいました。これは、日本の銀貨が「小判」とは違い、強大な権力を持つ幕府がその価値を決めた「名目貨幣」であり、外国での銀貨の「貴金属としての価値」とは乖離していたことに拠るものです。

 当時は、外国では貴金属の価値が「硬貨の価値」を決め、日本では政府の権威が「硬貨の価値」を決めていて、日本の先進性がアダとなりました。しかし、この時代に日本の軍事力が戦国時代の様に、世界に比して強大だったら騙される事は無かったと思います。

 「何とかペイ」が世界の主流になった時に、日本の「軍事力」が弱体化したままだと、幕末の混乱の再来が予想されます。



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