テレビとうさん

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「xcoin」 と 「Xicoin」

2020年06月15日 | 通貨(貨幣・紙幣・証券)
 「xcoin」は、株式会社エクスコイン(CEO:竹田恒泰)が発行する「暗号通貨」ですが、現在のところ「デビッドカード」と「銀行のATM」の一部の機能をスマホで代替出来る程度のようです。紙幣とは違って「強制通用力」は無いので、最終的には銀行のお世話にならなければなりません。

 これは、電力・通信などの「形のない公共財」の一般開放と同様に「通貨機能」の開放に繋がる動きなので、「平時」に於いては便利な社会が構築されるような気もします。一方、「形のある公共財」の場合は、例えば「送電・水道・道路・紙幣・硬貨など」のメンテナンスが必要な公共財は、「平時」に於いても政府が主体になって維持する必要が有ります。

 日本の民間企業でも外国資本が入っているので、「公共財の整備」には外資規制も必要になります。「日」の文字を反転(反日)したロゴマークを使用している通信関連企業も「暗号通貨」に参入しているようですが、その内、紙幣が「デジタル円」に変わると、アジア統一通貨の野望を遂げるかも知れません。

 中国共産党の習近平(Xi Jinping)が構想している「デジタル人民元」の正式名称は判らないので、ここでは「Xicoin」とします。「中国人民元」とは言っても、中国国家が発行しているのではなく「米ドル」を担保に中国共産党が発行しているのですが、中国の国土や人民は「中共」の所有物なので当然と言えば当然です。但し、官製偽札も多く国際的な価値は殆ど有りません。

 その事実を誤魔化す為に「人民元紙幣」を「Xicoin」に替えて、恰も偽造不可能な通貨システムであるかのように見せかける作戦のようです。そこ迄なら、まだ面白い話で済むのですが、「過去の白人の残虐行為」に恨みを持つ「親中派人民」も世界には少なからずいて、「Xicoin」が世界で通用し始めると恐ろしい事が起きます。

 ビットコインや「xcoin」は「仮想通貨」なのですが、「Xicoin」は「仮想リアル通貨」になり、中国では「強制通用力」を持ち「唯一の納税通貨」として利用され、中国企業と取引する場合には「Xicoin」で決済が行われます。

 現在の世界経済を支えている、偽善とは言っても「民主主義体制」の「米ドル支配」が崩壊し、独裁的な「人民元の支配」が始まります。「円」や「ドル」は地方通貨になり、国際取引は「Xicoin」でないと成立しなくなります。

 「Xicoin」よりも先に「xcoin」が世界共通デジタル通貨になる事を期待しています。



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