テレビとうさん

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「核戦争」 と 「人類滅亡」

2023年06月19日 | 雑感
 「戦争」の定義が「軍隊どうしが戦う事」ならば核戦争が起きても軍隊が戦争の被害を受けるだけなので、軍人やその家族は悲しむのですがそれは覚悟の上の軍隊であり戦争なので已むを得ません。この場合は過去に核戦争は起きた事が無い」と言えます。

 「戦争」の定義が「国家どうしが戦う事」ならば、核戦争が起きたら一般人も被害を受けるので国民やその家族は悲しみ、特に民主主義国家の場合は「戦争に反対した人」でも等しく被害者になる可能性がり、死んでも死に切れません。この場合は過去に広島・長崎で核戦争は経験済み」と言えます。

 現在の世界では「もしも核戦争が起きたら人類は滅亡する」と言われています。つまり、「過去に核戦争は起きた事が無い」が前提で、これは「広島・長崎の原爆投下」は戦争には含まれず、「民間人に対する大虐殺」である事を世界は認めている証左となります。

 「核戦争が起きたら人類は滅亡する」が正しいかどうかですが、「広島・長崎」が核戦争では無いとしたら、核による大虐殺での「人類滅亡」は有り得ても、「核戦争」では民間人は殺されないので「人類滅亡」はありません。

 将来に於いて「人類滅亡」がある場合、それは人類の愚かさの結果ではなく、自然淘汰の可能性の方が大きいです。「自然淘汰」の場合は、人類は苦しまずに漸減する事で次世代の生物(或いはAIなどの無生物)に道を譲る事になります。

 過去に絶滅した生物や、現在の絶滅危惧種にしても「苦しんでいる姿」は見た事がありません。これを「自然淘汰」と言います。何よりも、卑近な例として、「超過死亡」が最大である事実が有るにも拘らず、「mRNAワクチン」を自ら喜んで接種している人の多さが、それを証明しています。

 最近あまり見掛けないのですが、「愚かな人間の経済活動で二酸化炭素が排出され、温暖化により人類が滅亡する」と言った、学校に通わない「グレた」チャンもいました。例え「二酸化炭素が温暖化の原因」だとしても、温暖化で人類が減り始めると、二酸化炭素の排出量も減るので、その内拮抗し温暖化は収まります。これまた、人類が半減するかも知れませんが、「人類滅亡」の要因たり得ません。日本でも人口は減り始めていますが、苦しんで減っている状況を見た事も聞いた事もありません。

 戦争をする当事者は痛いし苦しいので、「人類滅亡」の要因にはなりません。世の常として、戦後の苦しみの中で人口は増え、経済成長の喜びの中で人口は減ります。なので、「最低所得補償(ベーシックインカム)」「すべての国民が安心して生活できるよう留意する(LGBT法案)」「人や国の不平等を無くそう(SDGs)」「万民平等(共産主義)」などのヒトが喜びそうな政策の方が「人類滅亡」の近道のような気もします。




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