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昨日の朝、Kから電話があってKからの連絡は無かった。
きっと、辛いんだろう。
Kから、連絡が入るまで心配だけど、連絡は控えよう。
そう思っていた。
仕事が終わり、帰る頃になっても連絡はない。
心配だ。とても、辛いんだろう。
ごめんね、Kちゃん。
ダメだ、耐えられない。
電話を手に取る。
リダイヤルを押す。
数回呼び出し音がなった後、携帯からは、疲れたKの声が聞こえてきた。
Kは、言う。
「身体は、ましになってきてる。でも、何もする気が起きなくて、横になると直ぐに眠ってしまうの。」
僕は、思わず口走る。
「ごめんね、Kちゃん。」と。
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自分自身でもわかっていた。
Kが、僕の「ごめんね」と言う言葉が嫌いなのは。
でも、僕は、いつも、口に出してしまう。
何故?
僕には、Kに何もしてあげれないから。
Kが、どれだけ、苦しくて、辛い思いをしていても代わってあげれない。
Kの傍で、Kのして欲しい事もしてあげれる状況ですらない。
そんな僕は、どうしても、「ごめんね」と言う言葉を発してしまう。
Kは、その言葉を聞くと
K 「どうして、Yさんが、謝るの?」と苛立つ。
Kちゃん、わかってるから。
でも、今、イライラしたらだめだよ。
そう思い、電話を切ろうと思った。
人間、誰しもそうである。
人の痛みや苦しいみなんて、本人でないとわからない。
いくら、同じ病気になったとしても、人それぞれ、味わう苦しみは違う。
Kは、いつも言う。
「どうして、私ばかり、こんな事になるの?」
そう、彼女が思い出した時、何もかもが嫌になってくる。
わかるよ、その気持ち。
Kの気持ちは、痛いほどわかっていた。
人間は、苦しい時、辛い時、何もかも投げ出したくなってしまう。
そんな事、僕も今まで、何度も経験してきた。
でも、今は、Kがいるから、何でも、頑張れる。
Kの為なら、何でも出来る。
例え、死と直面しても。
僕は、そんな彼女の気持ちを昨日の朝の電話で、すでに、気づいていた。
彼女が、言った一言で。
電話を切ってから、彼女からメールがきた。
Yさん、さっきは折角電話くれたのにごめんね。
自分がしんどいのに、Yさんにやつあたりしてほんとにごめんなさい。
でもね、私ずっと調子が悪くて、どこにも出掛けなくて家にずっといて、
家にいても何かするわけじゃなくて、一人で寝ながら色んな事考えていたら、
何もかもが嫌になってきちゃった・・・・
もう何かだめみたい。
Yさんと一緒に頑張っていく自信もなくなちゃった。
私Yさんの事幸せにはしてあげれないと思う。
Yさんが謝ったり心配するのはとっても辛いから、しばらく私の事はほっといてください。
Yさんごめんね、もういいからね。
二人の事も、もう少し時間かけてよく考えましょう。
今日は嫌な気分にさせてごめんなさい。
明日もきっと、電話できないとと思うけど、心配しないで、Yさんもあんまり無理しないで、
お家にちゃんと帰って普通の生活に戻ってください。
Kの言いたい事は、わかっている。
Kが、辛いのもわかっている。
でも、Kを守るのは僕しかいない。
これを読んだ僕は、Kに返事を出した。
Kちゃん、ごめんね。
本当に、しんどいね。
僕ね、Kちゃんの事、わかってるから。
このメール読む前から、きっと、今こんな気持ちでいるってわかっていたんだ。
嫌だね、わかるって。
僕ね、Kちゃん以外の事は、もう、どうでもいいんだよ。
うん、だから、僕は、僕のままでいるから。
Kちゃん、ごめんね、僕は、君を愛しているから。
僕の事なんか気にしないで、ゆっくり、休んで下さい。おやすみなさい。
メールを出し終わり、食事を終えた後、もう一度メールを読んでみた。
Kは、本当に辛いんだな。
うん、何々???何て?「明日もきっと、電話できないとと思うけど、心配しないで」だって。
はぁ?心配しないでとは、何事だ!!!
それに、「私Yさんの事幸せにはしてあげれないと思う。」だと。
無性に腹が立ってきた。
この世の中に愛する人の事を心配しない人間がどこにいる?
それに、Yさんの事幸せにしてあげれないだと!!!
僕は、Kがいるだけで幸せなんだ。
たとえ、Kが、病気ばかりしていたとしても、Kの傍にいれるだけで幸せな人間なんだ。
一体、僕を誰だと思って、こんな事書いて送ってきてんねん!!!
と思った瞬間電話のリダイヤルボタンを押していた。
Y 「心配は、する!!!!!」
「ボケ!!!!」
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Kは、言う。
こんな病弱な人間と一緒にいたら、Yさんが、不幸であると。
最初は、いい。でも、ずっと、こんなんじゃ、Yさん、きっと、嫌になる。
Y 「僕の幸せは、Kちゃんと一緒にいれる事。」
「僕が、幸せなら、必ず、Kちゃんも幸せなはず。」
「ごめんは、言う。」
「ごめんなんて、言わしてればいい。」
訳のわからない、僕の言い分が続いた。
Y 「絶対に離さない。何があっても。」
Kは、観念して言った。「ごめんね」と。
Kちゃん、僕と、君は、二人で一つなんだよ。
そんなの、もう、わかっているじゃない。
苦しい事、辛い事、一杯、これからも、きっと、あるよ。
でも、僕の傍には必ず、君がいる。君の傍には、僕が、必ずいるから。
何があっても、何も恐くなんかない。
身体、しんどいね。
でも、僕が傍にいたら、その辛い想いも、和らげる事が出来る。
君の病気も必ず、治してみせる。
僕達二人は、一つなんだから。
もう、何も言わないで、付いてきなさい。
Y
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