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有意義サックス生活

Y.Joshua.Sの様々な思想を発信
(旧、「昆虫と胡椒と音楽と」)

ハグロトンボはカゲロウではない♪

2019-08-19 08:33:14 | 日記
先日、仲間と早朝から近所の草むしりをやった。
水田用水路の際を中心に実施。

さて、水辺なもんだから草むしりをやっていると色んな生物が登場する。
そんな中、画像の昆虫「ハグロトンボ」の一種が飛来、、、すると仲間の連中が、
「サイトー、こらカゲロウだろ?」
と尋ねてくる。
私は、仲間内でも似非昆虫博士で通っているので、結構、質問が寄せられる。(^^)
複数人、カゲロウと言ってきた。

「違う。それはトンボの仲間ですよ。ハグロトンボの一種でしょう。」
皆、疑う。というか、おそらくみんな、これをずーっとカゲロウと思って生きてこられたんでしょうね。
確かに、水辺をヒラヒラふわふわと飛んでいるので、ホバリングと高速飛行を得意とするトンボと同種とは思えないかもね。

草むしり作業を進めながら、きちんと説明差し上げた。(^^)

(画像はハグロトンボです。カゲロウではありません)

************
カゲロウはトンボと違って、成虫化した後の寿命が短い。

たったの一日だ。
大人になって、たったの1日で生涯を閉じる。。。
はかない人生(虫生)だ。
だから、「カゲロウのような命」などと文学表現したりする。

学名Ephemeropretaは、ギリシャ語でephemera(かげろう)とpreton(翅)からできている。
ephemeraの原義は、epi = onと、hemera = day、すなわちon day(その日1日)からきており、カゲロウのはかない命そのものを表現しているそうな。

こうやって、昆虫の生態やその名前の由来を調べていくと、結構、ロマンチックでセンチメンタルな背景が隠れていたりして、心を揺さぶる。
トンボもカゲロウも人畜無害だ。
トンボやカゲロウに襲われて死んだという話を52年間聞いたことがない。
トンボは、ハエなどを高速飛行しながら食べてくれる。
カゲロウの生態は、僕もよくわからない。
でも、よく早朝など窓ガラスや壁にひっそりととまっている姿を見かける。
何かんがえてるんだろうね?

どうか、カゲロウを見かけても、むやみやたらと潰して殺したりしないで欲しいと願います。
たった1日の命、昆虫にとってのタイムスケールは我々人間とは全く違うとは思うが、
どうかon a day(その日1日)、ゆっくり生かせてあげて欲しいと思います。

カゲロウでも1曲できそうだな (^^)
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-11-14 18:33:26
内容が無い
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