第一三共の庄田隆社長は3月12日に記者会見し、2010―12年度の中期経営計画を発表した。同社と子会社のインド後発品大手ランバクシー社のそれぞれの強みを生かし、新薬、ワクチン、後発医薬品、OTC医薬品など多様な医療ニーズに応える医薬品を提供することで、12年度に連結売上高1兆1500億円(09年度予想9600億円)、営業利益1800億円(960億円)を目指す。
日本事業の売り上げ目標は5000億円。新薬事業に関しては、4月に発売を予定している高血圧症治療薬オルメサルタンとアゼルニジピンの配合剤「レザルタス」の最大化に注力。また中計期間中に、抗インフルエンザウイルス薬ラニナミビル、アルツハイマー型認知症治療薬メマンチン(共に申請中)、術後血栓塞栓症を予防するエドキサバン、がんの骨転移に対するデノスマブ(共にフェーズ3段階)の発売を計画しているとした。
ワクチン事業については、「例えばインフルエンザワクチンに関しては、北里研究所との連携の下で季節性・新型を問わず、生産体制を強化していく」とした。また、4月に設立し、10月から営業活動を開始する「第一三共エスファ」について、「後発品に加えて、既に市場で評価が確立している第一三共の長期収載品(後発品のある先発品)の一部をエスタブリッシュト医薬品と定義して取り扱う。第一三共のブランド力と流通チャネルの活用、情報提供活動での連携に加え、ランバクシーの持つ事業ノウハウやコスト競争力を活用していく」と述べた。
米国、欧州、「日米欧以外の国・地域」の事業では、オルメサルタンと抗血小板剤プラスグレルを柱に、それぞれ売上高35億ドル(3150億円)、12億ユーロ(1560億円)、1500億円以上を目指すとした。
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