ぶろぐ?

今日って何曜日?

ハイラインパークのあやしいホテル

2011-05-20 07:46:46 | ニューヨーク
ニューヨークの最近の(といっても結構前から)人気観光スポットの一つにハイラインパークと言うのがあります。
場所はチェルシーマーケットと言うところの少しにしに行ったところらへん。
ちなみにチェルシーマーケットは、なかに色んなお店が入っていて誰か日本からたずねてきたりしたら連れて行けばまあ喜んでくれるでしょう。
もともとはナビスコの古い工場を改装しておしゃれちっくに気分はニューヨーカーなんて感じだけど、まあ、それはいいや。
Nabiscoってちなみに(ちなむことがおおくてすんません)ナショナルビスケットカンパニーの頭文字をとっているんですねえ。
どうでもいいと言えばどうでもいい話です。

写真はハイラインパークの側、ミートパッキングエリアの写真です。

そんなハイラインパークですが、なんでも昔の電車の線路の跡をそのまま使用して公園に改装したそうです。
線路もところどころ残っています。
草もあとから植えたと思われる木もいっぱい生えてます。




肝心の線路の写真はないけどその辺はグーグルしてください。

立ち入り禁止の縄さえなければ線路の上でスタンドバイミーみたいな写真を撮ることも可能です。
あなたのほかに3人友達がいればの話ですね、これも。

そんなハイラインパークが出来た当初、話題になっていたホテルがあります

スタンダードホテルと言うのだけれど、まあ、場所もいいし立派なもんです。
写真を見てもらえれば分かると思いますが、このホテル、ハイラインをまたぐようにして建っているので見晴らしは最高、それにおしゃれえりあにも近いし人気が出るのもうなづけます。
ただ、前面ガラス張り(地震がないっていいなあ)のため、カーテンを閉め忘れると外から丸見えです。ほんとです。丸見えです。はあはあ。
ちょっと興奮してしまうと自分が馬鹿らしくて仕方がない。
ああ、やるせない。

でもこのホテルが建った当初はホテル側も見られる興奮をあなたに、見たいな感じで露出プレーを推奨していました。
ポルノ撮影なんかも行われていて新聞をその様子がにぎわしたこともありました。
最近はそんな話もあまり聞きませんが、こういうものは飽きるのも早いんでしょうかね?

ホテル自体はにぎわっているらしいですが、エレベーターに乗るとまずルームキーをスワイプしないと(日本語でなんていうんだっけ?クレジットカードマシンみたいなやつ?)動きもしません。
おまけに自分のフロアにしかいけません。
でもね、このマシン、読み込みが非常に悪くて自分のフロアにもいけない人を見かけたことがあります。
何でもかんでもデジタルってこういう弊害があるんですね。


ちなみに最後の写真はぜんぜん関係ありません。
SoHoのCrate&Barrelという店の2階っす。

こんなところで君に出会うとは?

2011-05-18 07:55:53 | ニューヨーク
 ニューヨークの町を歩いているとなかなか代わったものに出会うことがあります。
もちろん日本でも私の出身地、大阪なんかなかなか変わったものがあるのですが(特に新世界界隈は物と言うより人が変わっている)さすが世界一の大都市、大阪にも負けてはいません。
住所の番地が1/2だったり(どういうことだ?)公園の遊具がなぜかポールの上に乗っかっているタクシーだったり。
最近(といっても1年ほど前ですが)こんなものを見つけました。



パークアベニューと53stのコーナーにあるオフィスビルででーんとキティちゃんが突っ立っていました。
キティちゃんは結構アメリカでもグッズが出ていて街中でもちらほら見かけるのですが、このサイズははじめてみました。
もちろん日本でも見たことがない。


後ろを見てみればなぜかねじまきがついています。
そらあ、触ってみたくもなるってもんが人情でしょう。
この人に聞いたら「紙かと思ったけどナンダロネー、HAHAHA」と気さくに笑っていたのをまるで昨日のことのように思い出します。
学生さんらしいのでこんなことよりも本業にしっかりと取り組んで欲しいものです。

見上げるキティちゃんはさすがにでかく、可愛いキャラに圧倒されてしまいました。


ついに日本帰国!!

2011-05-12 18:52:58 | K君
明日でいよいよ日本帰国まで2週間。
98年に渡米してから13年弱、ニューヨーク生活も終わりです。
やり残したことはないかなあなんて考えても思いつかないぐらい、いろんなことがあった13年間でした。
9・11もそうだけど、いやなこともいっぱいあったしね。
とはいえあと2週間、結局は友人と夜を過ごすことに精一杯でしょう。
特に予定が決まっているわけではないんだけど。


ただ、わたしにはあまり友人がいません。(文字にするとなんだか悲しい)
実際数えてみても(本当はあまりに悲しいから数えてないけど)5人ほどでしょうか?
もちろん、日本の頃の友達にも連絡を取っておらず、日本に帰ってからはまた一からのスタートになってしまう。
いま、就職活動の面接の際に「アメリカで得たものは?」なんて聞かれてもほとんど答えようがない。
学校に行ってましたとか、日本でもいいわけだし。
友人関係をもっと充実させとけばよかったなあと思う今日この頃です。
うそです、それほど思ってません。

それというのも、ほとんど唯一の友人、K君の存在のおかげでしょう。
彼とは同じ職場で10年ほど前に知り合いました。
身長は大体186cm。
かなりでかいほうです。
おまけに坊主頭だし、ルックスはかなり恐いかもしれません。
私も最初はえらいやつが入ってきたなあとおもってました。
正直言ってこれは下手なことを言ったら校舎裏とかに呼ばれてしまうのでは?
そんな彼がじつは繊細なナイーブな人間だと分かったのは少ししてからでした。

そんなきっかけとなったのは、ある日、少しずつ打ち解けてきたK君と一緒に休憩してるときのことでした。
「昨日さあ、夜寝れなかったんだよね」
K君が突然話しかけてきました。
ひょっとしてこれは何か恐ろしい悩み事を打ち明けられてしまうのでは?
ああ、できればそんな世界に首を突っ込みたくないと思う私を尻目に彼は続けます。
「かがみ見てて気がついたんだけど、顔がいかついんだよね」

??? あなたはイマサラなにをおっしゃるの????

そんなことは初めからわかっていました。
だって見えちゃうジャン。
私以外でもみんながみんな初見で気がついていました。
なのに、なのに、あなたは気がついていなかったのですか?

しかもそれに気がついて眠れなくなってしまうとは?

もちろんそれからとても打ち解けることが出来ました。

閑話休題。

そのK君にまつわるエピソードはのちのち書いていくとして、今回ついに日本に帰国する話をすると彼は一言

「じゃあ俺も帰るよ」

心強いじゃありませんか。
誰も知り合いがいないとさえ言っていい異国ニッポンで少なくとも一人は知り合いが、それもとても仲の良い友人がいるなんて。
すばらしいことです。
日本でも再会を固く誓ったのです。

そんなK君ですが、私をおいて昨日日本に旅立ちました。やることは早いのね。ほんまに。