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aquamarine lab

アートネタなど日々のあれこれ

鎌倉散歩

2009-05-26 20:50:29 | 
ひさかたぶりに鎌倉に出かけてきました。なぜか突如海を見たくなり・・・とは言っても何だか一日中食べてばっかりだったのですが。
まずは江の電鎌倉駅へ。着いたらすでに電車が行ってしまった直後だったので、駅の中をふらふらしていたら、ふと目についたのが「鎌倉コロッケ」。小腹が空いていたのと一個90円というお手頃な値段につられて買ってみたら、これが昔なつかしい感じのコロッケでおいしかったです。ちょっと小ぶりですが、お芋がホクホクしていて味付けもしっかりしてました。待っている間にもう一個、という感じでついついカレー味の方にも手を出してしまいました。
それから江の電で七里ケ浜へ。ここでは駅から徒歩30秒程度の「tiki's table」へ。ここではさざえのパスタのランチセットを頼んだのですが、これも美味しかったです。さざえが申し訳程度にのっかってるくらいなのかなあ、と思っていたのですが、けっこうしっかりとさざえが存在してました。つけあわせにさざえの殻に細切りの昆布をつめ、その上にさざえのわたをのせたのものが出ていたのですが、この昆布をパスタに絡めて食べるとこれまたおいしい。これにサラダ、デザート、コーヒーがついて1500円、ということでけっこうお得感もありました。
その後、七里ケ浜の海岸へ。残念ながら沖縄の海のような綺麗な海、というわけにはいきませんが、ひさかたぶりに聴く波の音にすっかり気持ちよくなってしまい、いつの間にかうとうとと・・・
ふと目を覚ますと、すでにおやつに近い時間・・・ということでまた鎌倉へ戻り、小町通りの「Dolce far niente」へ。ここも当たりでした。オレンジのシフォンケーキとカプチーノをいただきましたが、ここのカプチーノはこれまでの人生で飲んだカプチーノの中で一番おいしかったかもしれません。
その後、腹ごなしもかねて鶴岡八幡宮を散歩、帰りがてら、小町通りの「まめや」で黒胡麻きなこ味を衝動買いしから、ちょっと早めの晩ご飯という感じで「キャラウェイ」へ。ここではチキンカレーを頼みました。小ライスにしましたが、それでもけっこう量はありましたね。具がルーに溶け込んでいて、どこかなつかしい感じのお味。これでサラダがついて600円ですからコストパフォーマンス的にもなかなかです。
ここまで食べたらさすがにお腹一杯になってしまったのでおとなしく家に帰ることに。でも、天気も良かったので、本当に一日気持ち良かったです。また、あじさいの時期になったら行ってみようかな・・・

日本最西端の島

2008-09-26 00:08:54 | 
そんなわけで(どんなわけ?)、与那国島に行ってきました。
森広隆の名曲「pebama」にひかれて半ば衝動的に波照間島に出かけて以来、すっかり離島好きになってしまい、ほぼ毎年どこかしらの離島に出かけています。今回はあのDr.コトーの与那国島、日本最西端の島です。

台風が近づいているらしい、ということでけっこうどきどきしながら出かけたのですが、運良く逸れてくれて滞在中ほぼピーカンのお天気でした。まずは羽田から那覇を経由して石垣島へ。
石垣島空港の中の食堂「ゆうな」でウェルカムドリンク(?)代わりにまずはマンゴージュースを一杯。これがまさに今しぼりましたっという感じの生々しさでなかなかにおいしかったです。マンゴーってそういえばこんな味だったんですね。
この日は日航八重山で一泊。晩ご飯はホテルの中の「アクアリス」で食べ放題&飲み放題。これもまたなかなかにおいしかったです。リーズナブルでしたし。もずく入りの卵焼きとか島らっきょうの天ぷらとかおいしかったなあ・・・

翌日、石垣島から与那国島へ。機中から見下ろす八重山の海の美しかったこと。エメラルドグリーンからマリンブルーへ変化していくグラデーションが素晴らしかったです。
与那国に着いてからはまずは西崎へ。ありました、日本最西端の碑。裏にちゃんといろんな所からの距離が書かれています。石垣島より台湾に近い、ということは知ってましたが、東京よりも北京に近い、とは初めて知りました。ほんとに西なんだなあ・・・ここから眺める海のマリンブルーも美しかったです。
その後、ティンダハナタという岩山のようなところにも行ってきました。ちゃんと遊歩道があって普通に歩けるようになっています。足を踏み入れたところで何となく、気配のようなものを感じたのですが、案の定、神事と関係のある場所だったらしいです。本島の斎場御嶽や久高島とかで感じたような独特の気配です。ここは湧き水も出ていたのですが、おいしかったですね。
それから、Dr.コトーの診療所や与那国海塩に寄ってから、島の反対側の東崎へ。途中で与那国馬やら牛やらが放し飼いされている草原を通りましたが、本当におとなしくて人の良さそうな(?)顔をした馬たちです。戦ったり競争したりには向かなそうな、癒し系の馬。(実際にアニマルセラピーに使われたりもしているらしい)東崎の方は、穏やかな西崎の眺めとは対照的な、まさに土曜ワイド劇場とかに出てきそうな断崖で、ダイナミックな風景でした。台風が近くを通っているせいか波もけっこう荒めでかなりの迫力でした。
夕方になってからもう一度、今度は日本最後の夕陽を見るために西崎へ。あいにくこの頃になると雲が出てきてしまって夕陽は拝めなかったのですが、日が沈んだ直後のマジックアワーのような時間帯にオレンジ~イエロー~ブルー~パープルのグラデーションがあらわれてドラマチックな美しさでした。

この日の晩ご飯は祖納の集落の「女酋長」という居酒屋でした。何食べてもなかなかにおいしかったです。それに安かったし、ボリュームもけっこうあったし。若者向けのお店という感じですね。

一日目で島の中をあらかた回ってしまったので、二日目は祖納や久部良の集落をぶらぶらしたり、ビーチで寝転んだりしてました。この日のお昼ご飯は久部良の「ユキさんち」でカレーでした。チキンとなすとトマトのカレーだったのですが、これがさっぱりしていてけっこうおいしかったです。カフェの中に何ともいえないゆったりした時間が流れていて、島時間だなあ・・・としみじみ感じました。
夜はきのうの「女酋長」のはす向かいにある居酒屋「国境(はて)」でした。刺身もおいしかったのですが、何と言っても酒のつまみ系の魚料理が絶品でした。カジキの唐揚げ、ヤシガニみそ、「ひとみちゃん」(魚の目の周りの肉の塩煮のようなもの)、いかすみ汁などなど・・・花酒によく合います。ここはほんとに大人向けのお店という感じでしたね。

翌日、あーあ、帰りたくない、と思いつつ、ホテルの看板猫に見送られながら与那国空港へ。でも、この3日間で一年分のマリンブルーを堪能できました。それにしても、与那国島、何か不思議な魅力のある島でした。台湾に近いせいか、何かはっちゃけたような、ここまで来ればもう誰も見てないよ・・・的な。うまく言葉にできませんが・・・また、来てみたいな・・・