エレキギター弾きの徒然日記

ウェスに、デュアン・オールマンに、スティーブ・レイ・ボーンに、ロベンフォードに、そしてGov't Muleしびれる日々

Gov't Mule Live AT ROSELAND BALLROOM

2008年01月06日 12時56分23秒 | Weblog


1995/1996の年越しコンサートのニューヨークは
ROSELAND BALLROOMでのライブ。

ウォーレンもアレンもまだ細いよな。アレンは逝ってしまったが。
ウォーレンは最近太りすぎでちょっと心配だな。

でもさすが1995年なので演奏は若々しくパワフルで素晴らしい。すげえカッコイイ。とても三人の演奏とは思えないくらいで、キーボードが入ってからのミュールとは全然違う。(今のミュールもカッコイイよ、もち)
クリームも感じさせるけど、やっぱ三人になったALLMAN BROS BANDというべきか。ウオーレンのギターテク爆発(EVHの様なテクを期待しないでくれ)
やっぱウォーレンは、ディッキーベッツから強く影響を受けたギタリストなのだとおもう。スライドはかなりデュアンぽいけど、それで言ったら、デレク・トラックスがデュアンの後継者であり発展者。ウオーレンは、サザンロックを核にしたアメリカンハードロックの伝道者・正統派であろう。

1曲目の"TRANE"はまさしくDUANEがいた頃の、"HOT 'LANTA"、"MAUNTAINJAM"、"LES BRERES IN A MINOR"を彷彿とさせる強烈なALLMANBROSへのオマージュである。中東っぽい旋律のスケールでうねうね弾きまくるウォーレン。
ベースのアレンウッディはこれまた、変態ベリー・オークリー的に弾きまくって
います。SGベースをピックでガンガンいってくれてます。
こうでなきゃアメリカンハードロックじゃねえよな。

ウォーレンのギターの音も良いです。僕は最近のSoldanoVHTのアンプよりこの頃のMARSHALLの音が好きだな。
"PAINTED SILVER LIGHT"のハードロックのノリから、"DON'T STEP ON THE GRASS SAM"のクリームの"POLITICIAN"みたいな曲、そして、シャープで印象的なスライドのリフの"MULE"まで一挙に駆け抜けるライブは、アレン在籍時の初期ミュールのエッセンスが凝縮されている。
ミュールの最新盤を買いに行ったら新星堂には置いてなくて、昔のライブなので手に取ってみた。ちょっとサイケなジャケットデザインのせいで少し引いてしまったが、なんのなんの南野陽子。
サザンロックファンにはお薦め度☆☆☆☆☆!!いただきましたぁ!


最後に、昨年の12月30日に実父が永眠したため、みなさんへの新年のご挨拶は控えさせて頂きます。