先日、『変な家』を読みました。
今度、映画もやるんですよね。
たまたま電子書籍の貸出を見つけて、一ヶ月くらい順番待ちをしてから
やっと読めました。
知らなかったんですけど、これはホラー小説でした。
私はホラーは苦手ですが、これはミステリーであり
ホラー要素としては、グロいのはないので怖くはなかったです。
怖いのは生きている人って言うけど、そうだよね~という感じです。
私はミステリー小説は好きなので、面白く、どんどん引き込まれて
あっという間に読み終わってしまいました。
このお話は、間取り図に違和感を持つところから始まります。
建築の勉強をし、仕事もしたことのある私としては
突っ込みどころあるなあ、と思ってしまいましたが
それはそれ。
こんなのが本当にあったら、ある意味面白いし
もしかしたら、本当にあるのかも?と思わせる感じが良かったです。
ちょっと、詰めが甘いというか、話に無理があるような気がしないでもなかったですが
とても引き込まれるお話でした。
私は小説を読んだり、映画を見たりすると、ものすごく心を持っていかれてしまい
その世界からなかなか現実に戻れなくなってしまいます。
だから、長編アニメとか漫画とか、なるべく手を出さないようにしています。
学生時代は、それでも生きていけたから良かったんですが
今はやるべきことがあり、現実逃避してる場合ではないのでね。
なので、このお話は、小説の分量としてはコンパクトだし
突飛すぎるお話とも言えるので、深入りし過ぎなくて良かったです。
映像化されたら、きっと怖いだろうなあと思います。
自分では買わないような本が読めるのは、やはり図書館のおかげ。
ありがたいですね〜、日本は。
また話題作を読みたいです。