エール・チャイルド贈本企画 ☆震災で被災した子ども達に☆

東日本大震災で被災した子供たちに心の復興支援を目指し、有志で絵本児童書を贈る活動は10年目の2021年4月に終了。

続・ 3月に贈本しました

2016年04月03日 | 活動報告/日記

~そして姉妹のKちゃんとAちゃんへ

 

姉のKちゃんへ

『チム・ラビットのぼうけん』童心社を。

イギリスの作家、アリソン・アトリーの中でも幼い頃から楽しめるお話だと思います。

 Kちゃんはこれまでも何冊かのファンタジーを楽しんでくれました。

 

妹のAちゃんへ

『ちいさいおうち』岩波書店を。

アメリカの作家、バージニア・リー・バートンの絵本。

幼い頃に読んでもらうと、その後の人生の中で幾度となく思い出すようなお話です。

ぱっぱと眺めても美しい絵ですが、1ページ1ページ、

よくよーく眺めてみるとそのたびに小さな発見があるのも、

親子で楽しんでもらえたらいいなと願います。

たとえば、秋の景色の中のおばけカボチャとか…

(K.T)


3月の贈本しました

2016年04月03日 | 活動報告/日記

3月28日、3人の子どもたちへ本を贈りました。

この3月にお誕生日を迎えたMちゃんへ

 

『ロッタちゃんとじてんしゃ』偕成社

 

スウェーデンの作家、アストリッド・リンドグレーン

のロッタちゃんのお話の中でも、とびきり楽しいお話の一つです。

3人兄弟のすえっ子のロッタちゃんが5歳の誕生日を迎える日のお話。

スウェーデンの街並みの中に満開の桜の木があざやかです。

 

Mちゃんとは昨秋、宮城で再会した時、仮設住宅の自宅の居間に所狭しと並んだ絵本を見せてくれました。

5年前のあの日、実家の2階の本棚でぎりぎりに水を被らずに残った

ママの思い出の絵本たちと一緒に、

エールチャイルドの絵本たちが日々の生活の中にありました。

その時に聞いた一番のお気に入りは、

『くるくるかわる ねこのひげ』文渓堂

(線がさまざまな形に変化して場面が楽しく展開していく絵本です)

         だと教えてくれた笑顔が嬉しくて。

ロッタちゃんとも良き出会いになりますように    (K.T)