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引っ越しました

インドネシアでの免許とゲストオペ許可

2017-03-15 11:43:00 | インドネシアアマチュア無線関係
前回、こちらで現地コールサインを取得すれば、移動運用も可能であるについて書きましたが、ARRLのウェブに移動運用はできないと書いてあることが気になっていましたがその背景になりそうな情報があったので備忘に載せておきます

インドネシアでの外国人への無線免許は長期滞在許可(現在は1年以上)をもっていないと取得することができません。
一方で2週間以内の滞在の場合は、ゲストオペレーターの許可をもらうことができます。
また、申請することで2週間さらに延長することも可能です

ここで注意が必要なのが、あくまでもゲストオペ許可なので現地局の無線設備を使うことができるということで、自らが無線局を開設できませんので持ち込んだ無線機などを使うことはできません。

また、ゲストオペの申請書要領にはゲストオペ許可は免許ではないのでゲストオペのできる範囲はコールエリアに限られるとの記載があります



ORARI(インドネシアアマチュア無線連盟)は当局に代わって無線免許を発行することができますが、ゲストオペ許可はどうやらの支部で対応しているのでその効力は自コールエリアに限られるようです。一方、無線免許は本部で発行されかつ免許発行に当たってはORARIの会員になることが義務付けられているので原則的に全国で通用するということのようです。





Jakarta DX Contest

2017-03-14 20:08:00 | インドネシアアマチュア無線関係


インドネシアアマチュア連盟ジャカルタ支部が新しくJakarta DX Contestを開催するとのことで協賛しているYBland DX Clubを通じて是非JAのコンテスターにもPRしてくれとのことですので概要を載せておきます

開催日は2017年5月13日の夜7時から12時間のコンテストでバンドは40mSSBのみ。
全世界の局が対象ですが得点はインドネシアの局に重みがかかっています。
全般にHFのコンディションはあまりよくないようですが、そこそこのアンテナをお持ちであればJAからYBとQSOするのにはそれほど難しくないかと思います

アジアで一番になると表彰盾もでます
YBではまだビギナーも多いので是非DXやコンテストに興味をもつ若手のお相手をしてあげてくれればと思います


 Jakarta DX 40 M コンテストルール(DX局向け) 日本語訳

期間 2017年5月13日 10時~22時(UTC) 19時~7時(JST )12時間
目的 世界中のアマチュア局ができるだけ多くのカントリーおよびインドネシアコンテスト傘下局と更新すること
使用バンド 40mのみ
使用モードおよび交換番号 SSB -> 59 + シリアル番号 ( 001 )
カテゴリー シングルオペレーター 40 M ->パワー制限なし
得点 最終得点はQSOポイント合計と全世界のプリフィックスとカントリーマルチ合計の積。
    例:1000QSOポイント×(50全世界プリフィクス+70カントリー) =120,000(最終得点)
   QSO ポイント:
1. 同一大陸の局との更新: 3 ポイント
2. 異なる大陸の局との更新: 5 ポイント
3. YB局との更新: 50ポイント
マルチプライヤー 
  異なる国とのQSO毎: 1 マルチ
  世界の異なるプリフィクスとのQSO毎: 1 1マルチ
UDCファイルおよび提出ログ仕様
• N1MM用コンテスト定義ファイル(UDCファイル)は以下のリンクからダウンロードしてください  
https://jakartadxcontest.com/downloads/
• キャリブロフォーマットのみ
• 紙によるログ提出は受け付けない
• キャリブロの提出・アップロード先: https://jakartadxcontest.com/logs/
• 全ての参加局はコンテスト終了後7日以内に提出しなければならない 締切:2017年5月30日 23:59 UTC

締切以降に受領したログはチェックログとして扱う
賞状 ログを提出した全ての参加者(チェックログを除く)に電子版賞状を授与
表彰盾  表彰盾をトップの者に授与。表彰盾のリストとスポンサーについては以下のリンクを参照のこと    
      https://jakartadxcontest.com/plaques/
      表彰盾入賞者は2017年6月17日までに公開する
一般ルール
1. セルフスポッティングは禁止
2. 常時1波の送信のみ許される
3. ジャカルタDXコンテスト委員会はこれらのルールに抵触があった局を失格にできる
4. ジャカルタDXコンテスト委員会の判断が最終である.


詳細はこちらを参照ください
https://jakartadxcontest.com


OC-274 Lucipara Islandsへのアクセス

2017-02-23 18:56:00 | インドネシアアマチュア無線関係
昨日書いたLucipara IslandsへのアクセスについてBudiさんが当局に問い合わせた回答を送ってくれました
インドネシア語なので100%理解とはいきませんが以下のようです

・同島への定期航路船はない
・政府の船で行く場合は4月後半に行く予定がある
・現地では荷下ろしをして船員は2時間以内に船に戻ることになる
・次の船は4か月後
・同島へ行くにはチャーター船を使うのが一般的
・その政府の船での許可を取るのはかなり複雑で手間がかかるため
・チャーター船のコストは16万-24万円のレンジであるが交渉次第

やはり、Claimed %が一番低い場所であるのにはそれなりの理由があるようで島へのアクセスには相当困難がともなうようです

時間が自由に使える身ではないのでちょっと難しそうです


YBでの移動運用 続編

2017-02-23 10:45:00 | インドネシアアマチュア無線関係
先ほど投稿したIOTAの件でインドネシアの移動運用についてYF1ARに聞いてみました

というのも以前投稿しましたがARRLのWebにはインドネシアの法律では移動運用についての記載がないので、移動運用はできないと書いてあります
http://air.ap.teacup.com/jj1rjr/522.html

一方、YF1ARは多くのIOTAペディションを単独で行っていますが、その時に使っているコールはポータブル+エリア番号を使っています

彼によると、ORARIのメンバーであればエリアの異なる場所から運用する場合でも特に追加での免許は許可書はいらないとのこと
ただし、運用するエリアのORARI(インドネシアアマチュア無線)の支部には、必須ではないが礼儀として連絡を入れているとのことでした
ORARIは実質的に無線免許発行の代行もしているので、日本のように単なる財団法人以上の意味があるようです 手続き上無線免許を持つことはORARIの会員になることと同義なので、私も移動運用して問題ないよということのようです

インドネシアでは欧米のように全てが法律に詳細にきさいされているわけではないので、この辺は聞いてみないとわからないですね

まあ実際に移動運用するかどうかはわかりません一つ疑問に思っていたことがすっきりしました





YF1AR Budiさん

2017-02-23 10:29:00 | インドネシアアマチュア無線関係
昨日YBDXCに入会したと書きましたがその後連絡をくれたYC0OST Irsanさんが当地ではLINEよりも人気のあるWhatsAppのGroupに登録してくれ会員の皆さんとコミュニケーションが取れるようになりました

皆さんから歓迎のメッセージをいただくなかで、YF1AR Budiさんから個別に連絡がありIOTAは興味あるのかとのこと
ご承知の通り島国であるインドネシアはIOTAの宝庫ですが、調べてみると彼はIOTA Peditionerのようで過去に未運用の島から運用しているようです

装備は至って簡単でFT450Dに釣竿アンテナにAT130チューナーとのことです

グループでのペディションではなく単独ペディがほとんどとのことです
彼はセミリタイヤで現在バンドンに住んでおり、どこかいくならいっしょに行けるぞとのこと
早速、Lucipara Islandsを考えているんだけど一緒にどうだとのお誘い
ご承知の通り、常設設備を持っていませんのでDXもIOTAにもうといので調べてみるとClaimed%11.7%ということでインドネシアではMost Wantedのレアな場所のようですね

地図でみるとスラェシにある非常に小さい島で、彼曰くこの島への交通は政府船を利用するしかないようで、それに合わせた予定を組む必要があるとのこと 基本的に無人島にはいかないとのことで、電源も現地で調達しているとのことですが、彼の過去の運用の写真をみるとテントの中で地面に直接あぐらをかいて装備などを入れてきた小型のスーツケースの上に無線機を載せて運用しているようで長時間この体勢での運用ではかなり疲れそうな感じです
また、食事やトイレも日本人である私にとっては課題にはなりそうな気がします 

一応仕事をしている身ですので休みはとれても最大1週間ですので、その期間に収まるのであれば実現できるかどうか考えてみたいと思います