ずっとこのツアーについて、私が感じたことを皆さんに報告したかったのですが、なんせ、先月から今月にかけて、バタバタして気持ちが落ち着かなかったので、遅くなってしまいました。
物事、何をやるにしても完璧を求めてしまうので、どうしても環境や気持ちがそこへ１００％整わないと、
出来ないんですよねぇ・・・。直したい性格の一つです・・・
でも、心にはずっと引っかかっていて、やっと書ける！って、今そんな気持ちです。
お話それてしまいました。
では・・・
私のブログにもよくコメントを書いてくれる、「あらがき」さんのご好意より、「やゆｆｉｓｈ♪金沢～能登ツアー」は、成り立っています。正確には、能登の穴水町へは４回目の訪問。金沢訪問は初めてです。
穴水は、能登半島の先端に近いところ、その先には「珠洲市」というところがあります。私の本名「水上」の姓は、石川県に多く、まさに父の本籍はこの「珠洲市」で、最初に訪れた時には、何か縁みたいなものを感じました。
さて、最初に訪れた時には、あちらこちらの「老人ホーム」や「病院」の慰問へ伺いました。最後の、「あらがき」さんの勤務先「たんぽぽ薬局」で終演した際、何かお客さんの雰囲気が違うのです。楽しんでいらっしゃらない感じに思えたのです。今まで、色々な場所や地域で演奏しましたが、この感じは初めてでした。勿論、楽しんでいらっしゃる方も見えましたが・・・。
その時は、深く考えず帰りましたが、２度目の「たんぽぽ薬局」での演奏の際も、同じ反応でした。
３度目に訪問した時から、「ときみね海遊」という旅館のロビーで演奏することになりましたが、そこでも同じような感覚を受けました。
さすがに、帰りの車の中で、「ｆｉｓｈ」にどう思う？と訪ねました。彼も、同じような気持ちだったみたいです。３回とも、病院などの慰問はしましたが、そこでは喜んでいただけるのです。
・・・では、なぜなのだろう？？？
民謡のアレンジって、やっぱこういう場所では受け入れられないのかな・・・・・・？２人で悩みました。
そんな、不安な気持ちでの４度目訪問。
お客さんの反応はいつもと同じ感じ・・・！？ん・・・？？
最初に演奏した「たんぽぽ薬局」さんから、少しずつ、顔見知りのお客さんが増えてる
この日、アンコールにリクエストがきたのは、「津軽あいや節」。弾き語りでお届けしましたが、一番盛り上がったような気がします。やはり、古典が皆さんお好きなんですね。これには、逆らえない・・・と実感しました。
終演後に、皆さんと握手しました。よく見たら、殆どの方が顔見知りでした小さなお子さんからお年よりまで、沢山のお声をかけていただきました。
今回一番印象に残った、腰の曲がったお婆ちゃまの言葉。「この日を、ずーっと待っていたよ。昨日来ることを知って、楽しみに来たよ！明日帰るのかい？残念だなー・・・美味しい魚を食べさせてやりたいなー。家、魚屋だから。次着たときは、是非なー。」
嬉しかったです。
人の好みは、千差万別。全ての人に理解してもらいたいけど、それは度台無理な話。
自分の信念しっかり持って進む。民謡歌手「水上弥生」にとっての、後世への文化伝承を貫く使命。
更に、民謡をずっと勉強してきた私にとってのこれからの行き方、夢・・・。まだまだ、先にはあっちにもこっちにも道があって、心の奥底にある、今は言葉に出しては表現できないことの、答えを出したい。
「最高の人生だった、もう悔いは無い！」って思いながら荼毘に付したい・・・。
最後に、今回のツアーでお世話になった方々・・・
あらがきさん、司会の田中雅恵さん、ｃｏｌｏｒのメンバーの皆さん、ラジオ金沢「もしもし探検隊」、ラジオ七尾「もしもし探検隊」、金沢ライヴハウス「Ｓｅｐｔ」さん、ときみね海遊さん、そして最後にお客さま・・・
能登半島沖地震があったにも関わらず、皆さんお元気でした。まだ、その悲惨な痕跡もありましたが、道などの復興も早く、逆にこちらが元気をいただいた感じです！
いっぱい、いっぱい、ありがとーございました
？
似すぎです
←こんなとこまで、似ちゃいますか！！！
。。。。。↓
