削りたてのかつお節は、美味しい。

糖質OFF生活をしていると、とうふは貴重な食材になる。
中でも冷奴は簡単で美味しい定番のおかずになる。
良く食べるので、色々なとうふを試した。
ほぼ制覇したところで、今度は冷奴をおいしくするため、かけるものを変えるということを思いついた。
少しでも美味しく楽しくと思って、かつお節は削りたてを使うことにした。
当たりだった。
削りたては香りや味は素晴らしい。
正直に言うと、パックも素晴らしい。
ただ、どうしてもパックは余ってしまう。
それは私だけなのだろうか。
メーカーは量について考慮をしているはず。
一回にこれだけは必要と考えてパックを作っているはず。
でも、パックを全部使うと、とうふの味が目立たない。
冷奴の主役はあくまでとうふ。

かつお節を削ることは、一つの儀式の様だ。
美味くなれ、美味くなれと呪文を唱えて削る。
そして、自分のバランスでかつお節をのせる。
我慢するばかりでは、楽しい生活ではない。

ただ、昔はかつお節を削るのは、だしのためだった。
しかし、今は違うと思う。

少し前になるが、大戸屋さんが各店にかつお節削り器を導入した。
手作りとうふを頼むと、削りたてのかつお節がついてくる。

そうなのだ。
かつお節は日本のドレッシングなのだ。
いやそれ以上だ。
色々な料理を、本当に豊かにしてくれる。

一度購入するとしばらくそれを使用するので、本枯れのちゃんとしたところのかつお節を購入する方が安心だ。
私は、お江戸日本橋のかつお節の老舗「にんべん」さんをを選んでいる。
「にんべん」さんは保存用の袋で送られてくる。また、かつお節の削る向きなどの説明書なども添付されてありがたい。

ありがとう。
にんべんさん。

	にんべん 本枯鰹節(背節)
	にんべん