比例代表制の矛盾

今日、立ち上がれ日本の与謝野議員が離党届を提出して

菅民主党政権で入閣とのニュースが流れていたので、少子化問題の件を中断して日記を書きます。

与謝野議員は前回の衆議院選挙で自民党公認で選挙区で立候補して落選し

自民党の比例代表候補として復活当選した人なんだけど、

今の比例代表制の矛盾をとことん利用していて政治家として国民の投票権を愚弄している人の事です。

自民党の比例代表候補として当選したにも関わらず、離党して議員活動をしているのがそもそもおかしいのに、

今度は、敵対する民主党政権に入閣するなんて一体どうなってるんだろう？

モラルとか義理とかそういったものが無い政治家としか思えない。

選挙区は立候補した個人の得票で議員となるのだから、ある程度離党したり自由に議員活動をしてもいいと思うが、

比例代表で当選した人は、有権者がその政党に投票したものなのだから

本来は離党した時点で議員を辞職するのが筋だと思う。

しかし今の選挙制度は一旦当選者となると、どういう経緯で当選したかは問わない制度になっているので

こんなおかしな事が起きるのだ。

前回の衆議院選挙で比例区を自民党に投票した人は自分の投票権が民主党のために使われたように感じて

とても気分が悪いし、投票権を侵害された気分なんじゃないかと思う。

この比例代表という選挙制度は他にも色々問題があるので

もう少し投票者の意思が反映される制度に見直しをすべきだと思う。

こんなおかしな事の再発防止の意味も含めて。

今日の支出：0円
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