1月27日に定例の教育委員会が開催され、市長側から今年の3月末をもって、新町図書館を廃止し、松原南図書館を休館するとの提案が行われました。昨年夏の耐震診断の結果、両館とも耐震基準を満たしていないことが判明したからだとしています。
新町は建物の補強をした後、公民館として利用するとしています。一方、松原南は建物の活用方法を来年度に改めて検討するとしていますが、再開するつもりはなく、事実上の廃止となると思われます。
今回の提案は耐震性を理由に、図書館の将来像も示さず、市民に説明することもなく唐突に廃止しようというもので、到底受け入れられるものではありません。
図書館の分館は市民の知る権利を保障する大切な財産。 廃止と休館の撤回に向けた世論を広め、運動を進めましょう。