なれ合い、妥協無しの本音ブログ

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買い物狂騒と動画炎上

2020-03-04 15:21:27 | 考え方
ティッシュペーパー、トイレットペーパーが無くなるというデマ。振り回される日本人。デマを流す人は下品であり、振り回される人は愚かとしかいいようがない。中には石を買えばウイルスを防げるという類の詐欺までネットに出ており、なんと本当に買っている人たちさえいる。どこまで頭が悪いのであろうか。他にもマスクを高値で売る連中。人の弱みに付け込む下劣な人たち。

地震国の日本は、阪神淡路大震災、東日本大震災を経験している。他にも北海道や九州などで大きな地震が起こり、一度災害が起きればどうなるかはあちらこちらで経験しているはずである。自ら経験していなくても、報道で見たことがあるだろう。

何度も書いてきている「最悪を想定し楽観的に構えよ」は、普段から当てはまることであり、無くなったら買い足すではなく、普段から余裕をもって日用品を買っておくのは当然のことである。食料品も同じことだ。

これは言い方を変えれば「備えあれば患いなし」であり、いかに普段の準備が大事なのかということだ。

しかし、この国の多くの人達は何を教訓としてきたのか。過去から何も学んでいない。敗戦からも何も学ばず同じことを繰り返している個人や企業も多いのだが、日本民族は何ら進歩していないということだ。時にいざとなればお決まりの精神論を振りかざす連中が何と多いことか。

精神論で突撃を繰り返し、合理的な米軍に徹底して殲滅された。その米軍は一定期間の休暇や人命尊重があった。戦争は人がするもの、人を消耗しては続かないというのが米軍の発想であり、人を消耗品として扱ったのが旧日本軍なのだ。物量に優れる軍隊が合理的で、物資が無い日本軍が為せば成るを極端にした精神論なのだから、勝てるはずが無い戦争だった。普段からの準備、合理的な発想が欠落している多くの日本人。

たとえ紙が無くなるということが流れても、普段から余裕のある備蓄をしてれば何ら慌てる必要はない。ましてや無くなることはないと報道が続いているのに止まらない。マスクも同様である。

筆者はインフルエンザが蔓延する時期でもマスクは一切していない。インフルエンザ予防ワクチンなる詐欺にも引っかかるつもりはない。しかしながら今回はマスクは重要であると大流行する前から指摘している。なぜなら今回のウィルスは分からない部分が多すぎるからだ。今までの発想はまったく通用しないのである。最悪を想定しておかなければいけないからである。

インフルエンザ対策でマスクを一切しないが、それであっても普段から三箱のマスクは備蓄している。そして今回は外に出る時には使っている。ティッシュペーパーは一パック5個入りを開封したらもう一パック買い、トイレットペーパーは一パック12ロールを開封したら同じく一パックを買い足し、常に二セットを常備している。

缶詰、レトルト食品、カップ麺は常に2週間分を確保している。この程度の準備は最低限であり、期限が近付いたら消費し、新しいものを買い足している。消耗品、食料はこの程度が普段からの心がけだと自分では考えている。水も当然のことである。

外国人と話すと今回のデマに翻弄される日本人に、驚きのようだ。マスクを取り合ってケンカをする姿、年配者が人を押しのけてティッシュペーパーを手にする姿。これらは動画で拡散しており海外でも見ることが出来る。

「日本人は震災後でも列を作り、秩序ある民族だと思っていたが、この有様はなんなのか」と。

そこでこう答えた。「過去を教訓とせず、準備もせず、偏ったテレビや新聞情報、それだけではなくくだらないデマに簡単に振り回され、いざとなれば身勝手な人が多いのが実は日本人なのだ。震災の後に並んでいる姿も秩序あるからではない。普段から何も準備しておらず、行政やどこかから何かの指示が無ければ自分では判断できない人の集団が日本人なのだ」と。

なぜなら普段からマニュアル人間を量産し、自分で考える人を否定し、イエスマンが優秀な日本。だから自分の発想を持たず、考えず判断をしないことが企業にいる意味となっている。個性的にと言いながら実はまったく逆。意見も言えない。

しかし別のところでは文句だらけ。満員電車まで、政府に何とかできないのかという人があふれているようだが、こういう人たちは職場でもろくなことをしていないだろう。文句を言いながら、同じことを続けているのである。他人のせい、環境のせいにしながら。

もう一つの話である。人気ユーチューバーのヒカキンという人が過去に作ったトイレットペーパーを20年分買い占めたという動画が炎上している。ユーチューバーなのだから炎上も儲けのうちであろうが、今現在買い占めたのではない過去動画まで話題になっている。

ここで言いたいことは、金があることそのものはまったく否定しないのだが、20年分買い占めた動画そのものが、下品にしか見えないことだ。早送りであっても念のため見てみたが、いったいこのくだらない動画はなんなのだ。

金があるから出来ることではあるが、その他の動画は見ていなくてもタイトルからすれば色々な物を買いあさり、実験したり披露する姿は下品にしか見えなかった。これらのくだらないことが人気なのだから、この国のレベルが知れるような気がした。

関連で出てきた他の人気ユーチューバー、東海オンエアーその他の動画タイトルも、食い倒れであるとかイタズラであるとか。笑いは前にも触れたことがあるが免疫力を上げる意味でも必要なことである。しかし食い散らかしたり、高額な物を壊したりする動画は下品としか言いようがない。今後も一切見ることは無い。

どうでもいいことに時間と金を捨てるのではなく、本来準備しておくこと、やっておくことがあるはずである。日本人の下落が止まらないと見えて仕方がない。アメリカの3S政策も見事に当たり過ぎて、当のアメリカから見ても日本人は気持ちが悪い民族に見えているのではないだろうか。


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