矢藤亜沙巳

ジャズピアニスト矢藤亜沙巳のブログです♪

NY

2012-05-10 14:19:35 | Weblog
NYに来て今日で1ヶ月が経ちました。

来た当初は、とにかく外国人にビビリまくって、なんもされてないのに必要以上に警戒してました。
夜中、最寄りの駅から家までの帰り道とか、今やったら普通に歩いてるけど、その時は少し早歩きで帰ったりしていました。
時差ボケもあんまりしないタイプやと勝手に思ってたけど、やっぱり少しありました。
英語も喋れないので気軽に店にも入れないし、みんな怒ってるようにも見えました。
そんな感じで最初は結構しんどかったです。こんなとこに3ヶ月もおるんやぁ・・・とか思ってました。
でも徐々に体が環境に適応してきました。
今はもう1/3が終わってしまったって感じです。それでも3ヶ月はやっぱ長いけど、行きたいとことか今のうちに早く計画立てないとなぁと思っています。

私が今住んでるとこはブルックリンで、その中でもわりと南の方にあります。
家の周りにはユダヤ人が多く住んでいて、後は多分インド人やメキシコ系の人や黒人などがいます。
ユダヤ人はみんなとてもおとなしく、この辺はとても静かです。静か過ぎてNYじゃないみたいにも思えます。

外国で生活して思ったことは、みんな一人の人間なんだということです。
色んな人種の人がいて、日本やったら当たり前のこともそうじゃなかったりするけど、基本的にはみんな同じなんだと思います。
私が外国人はみんな怒ってるように見えたのも決してそうじゃなく、こちらの勝手な見方でした。
駅で困ってたら知らないおじさんが乗る電車を教えてくれたり、中には親切な人もいるんだと思いました。
自分の勝手な価値観だけで物事を判断していたような気がします。

音楽の面もそうで、ほぼ毎日ライブを見に行ってて、今までCDでしか聞いた事ないような人達がこっちではすごく近くで見れたりします。
しかし音以上に目で見ると、その時どういう風に弾いてるかとか、力強さとかが見えます。
反対にちょっとしんどそうな表情だったり、少しやる気がなかったり、調子が悪そうなのも見えます。
CDで聞いてた人たちは完璧だと思ってたけど、そうじゃない部分も見えたりして、人間らしい気がします。

まだまだ期間はありますが、色々なことを吸収したいです。








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 【NYその1】