プールの待合室

週末は子供の水泳教室に通わせている。
水泳という技術を持っているかいないかでは大きな差があると個人的なは思っている。
水難の事故にあったり、巻き込まれた時、この技術、能力があるかないかで生死が決まることも十分に考えられる。
だから子供にはある程度の水泳の能力を叩き込んでおきたい。
まあそんな危険な目に会うことが一生の間にあるのか、と問われればそれまでなんだけど。

そんな水泳教室の待合室というか観覧席みたいな場所で練習風景をみながら教室が終わるのを待っている、毎回。
子供の教室のはじまる時間の前に大人向けの教室があり、着替えを終わった大人たちがその観覧席にたむろして、大声で話している。
男たちだから低音で声も低くて、わっはっはと揃えて笑う時は腹がたつくらいにうるさい。
子供が騒ぐのは仕方のないことだけど、父兄の観覧席だということをわかっているのだろうか。
わかっていないからそれくらい平気で騒げるんだろうけど。わかりやすく言えば、一杯飲んで盛り上がっている居酒屋のような状態だ。
結構中年でいい年齢の親父ばかりなんだけど、なんでそんなことがわからないのか不思議だ。

もちろん、その観覧席はほとんどがおかあさたちで、これもまた主婦の井戸端会議状態でうるさい。
でも女性にはおしゃべりがつきものだし、ある程度は仕方がないと思っている。
でもあのオヤジたちは、まるでそこが自分たちだけの場所のようなノリだから腹がたつのだ。ほんとうにいい加減にしろよクソオヤジ！って感じ。
とはいうものの、直接注意をする勇気もないのでじっと我慢をしているんだけど。

とは言っても毎回毎回あんな状態だと我慢の限界も来るかもしれないから、運営側に相談するとしよう。
教室をやっている1時間30分の間は、ノートパソコンを持ち込んで仕事をしている。
この時間が自分にとっては結構重要な時間で、仕事も捗っている。
この辺も、静かに子供の様子を見守っている親からすれば、パソコンのキーボードを叩く音がうるさいかもしれない。
そうだな、自分も気をつけるようにしよう。