闇雲乱行記

南の島の観光バス運転手兼ガイドの日記

一家来襲 1

2006-08-30 10:28:49 | Weblog
8月1日、東京から我が家族が来襲。
古い話で申し訳ない。
父母、長姉、次姉、その息子と娘(つまり甥と姪だ。)
西表に二泊、沖縄に一泊、合わせて三泊四日の旅だ。
しかし自分含め、我が家族の旅は事件が多い。今回もその例に漏れず。
羽田を昼前に発ったらしい。で那覇を経由。那覇発石垣行14:30の予定だった。
ところが乗るはずの飛行機が来ない。
その飛行機に乗らないと、石垣からの最終フェリーに間に合わず、当日中に西表に着かない。
「どないしょ。」と電話が来た。
で、アドバイス。
「全日空を脅せ!」
カウンターで「フェリーに遅れたら"石垣~西表"のチャーター便を用事してね。(^-^)/」と。
そうしたら全日空、頑張ったね。
繁忙期で殆ど満席なのに、間に合う別便の席を用意してくれた。
オマケに商品券\5,000分貰ったそうな。
本人達的には西表に来られなくても、豪華"石垣全日空ホテル"全部付き!てのもありだったんだけどね。
とまれ無事、石垣島離島桟橋で出迎えた。
西表まで40分のジェット・コースターのような高速船の小ささに怯える甥、中一。
最初から最後までウォークマンのリズムに身を任せ、椅子の上で歌い踊り狂っていた。
宿はラティーダ西表という、コテージ・スタイルのプチホテル。二泊。
周囲静か、景色良い高台にあり、フロントの前は牧場で黒毛和牛が闊歩、というロケーション。
で値段も手頃と固定客も付き、近頃人気の宿。
ガーデンBBQを同席した。
そしてまた事件!
フロント・スタッフが僕に近付いてきた。
「申し訳ありません。明日、お宿を変わっていただけませんか?」
「はい?二泊よ?」
どうもオーバー・ブッキングらしい。
で、顔見知りの自分に頼みに来たわけ。
"ニラカナイ"という割合に新しいリゾート・ホテルを代わりに用意してあると言う。
但し島の反対側。
トホホだが承諾。
全く事件尽きぬ一家である。自分もだが…。
〇〇
~
いば拝

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