気ままにハンドメイド

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ハーバリウム「Elegant」

2020-06-04 10:56:36 | ハンドメイド

ハーバリウムの本来の意味は「植物標本」です。最近では、プリザーブドフラワーなどの花材と専用のオイルを瓶に入れた「インテリア小物」としての人気が高まっています。ハーバリウムは1~2年、保管状態によってはそれ以上、まったくお手入れせずに鑑賞することができます。

かわいいデザインのものが多いハーバリウムですが、今回は敢えて渋めの作品を作りたいと思いました。
きっかけは、ひとつの「部屋」です。
複数の住宅展示場でアルバイトをしていたときに、濃いブラウン色のウォールナットの床にシックなトーンの家具、深いワイン色のファブリックが印象的なお部屋があり、とても素敵で印象に残っていました。
そんな落ち着いた大人の部屋にこそ似合う、上品で洗練されたデザインのハーバリウムを目指しました。


■材料

ハーバリウム専用ボトル(スリムボトル・黒キャップ)
花材(ユーカリ、ホワイトレディ、ブリーザ、あじさい)
ワイヤー
ハーバリウム専用オイル(非危険物)

■作り方
①花材をカットし、ワイヤーや接着剤でひとまとまりにします(こだわりポイント②に詳細あり)。
②あじさいをボトルの底に入れます。
③ボトルに①を入れます。
④オイルを注ぎます。
⑤一晩おいて、さらに竹串で気泡を取り除き、蓋をして完成。

■こだわりポイント
①高さ約24センチのレアなボトル
ハーバリウムを作るにあたって、ボトルのデザイン選びは花材などを選ぶのと同様にとても重要です。同じ花材、同じ配置でも、ボトルのデザインによって、花材の見え方や印象がぐっと変わります。今回は、高さが約24センチある細身のボトル、キャップは黒を選ぶことで、上品で落ち着きがあるけれど存在感もあるデザインになりました。

②花材がバラバラにならない工夫
「縦」を意識したデザインですっきり感を出すには、花材がバラバラになってしまってはいけません。
↓の写真のように花材の根本にワイヤーを巻き付けて、花材がバラバラにならないようにしてあります。

ワイヤーは見えないように、ワイヤーのまわりに透明な接着剤をつけ、あじさいの一部を貼り付けて処理します。

↑ワイヤー周りにあじさいをつけているところです。

■取り扱いの注意点
①ハーバリム専用の安全性の高いオイルを使用していますが、飲んだり肌につけたりしないでください。
②ハーバリム専用オイルの引火点は250℃以上で消防法上においても非危険物です。ただし、可燃性の液体なので火気に近づけないでください。
③収れん火災の危険があります。直射日光が当たる場所を避けてお楽しみください。
④お子様やペットの手の届かないところで保管してください。
⑤ボトル内の植物はすべて天然のものです。ひとつひとつ色合いや形が異なります。また、花びらの落ちなども起こる場合があります。
⑥時間の経過とともに退色していきますが、品質に問題はありません。
⑦破棄する場合は、食用油と同様に自治体のルールに沿って破棄してください。
⑧配送中の動きで配置が変わる可能性があります。竹串などでそっと調整してください。







ハーバリウム「カリブ海のクラゲたち」

2020-06-04 10:48:34 | ハンドメイド

ハーバリウムの本来の意味は「植物標本」です。最近では、プリザーブドフラワーなどの花材と専用のオイルを瓶に入れたインテリア小物としての人気が高まっています。

今回は、カリブ海のようなさわやかなブルーの海にクラゲたちを泳がせるイメージで作品をつくりました。
もちろん、本物のクラゲが入っているわけではありません。
花材も専用のオイルに浸しているので、お手入れなしで1年~2年、保管状態によってはそれ以上そのまま楽しむことができます。


■材料

ハーバリウム専用ボトル(スクエアくびれ型)
花材など(砂利、アクリルストーン、ラスカス、あじさい、かすみ草、千日紅など)
ハーバリウム専用シール(くらげ)
薄いプラスチック板
カールラメワイヤー(写真には写っていません。あとから追加しました。)
グリッターライン
ハーバリウム専用オイル(非危険物)


■作り方
①ハーバリム瓶の底に砂利を敷きます。
②その上にカットした花材などを配置し、クラゲシールを付けたプラスチック板も入れます。
③グリッターラインを入れます。↓全部詰めたところです。

④オイルを注ぎます。
⑤一晩おいて気泡をとりのぞいたら蓋をして完成!


■こだわりポイント
①前から見ても後ろからみてもキレイ
前面だけでなく、背面からみても楽しめるようなデザインにしました。背面はこんな感じです。

クラゲはほとんど見えませんが、ブルーの涼しげなハーバリウムとしてお楽しみいただけます。

②LEDライトで幻想的に
お手持ちのLEDライトで下から照らすと、とても幻想的です。水族館での展示をヒントに、ボトルの底に白色の砂利を入れ、さらにその上にオイルが浸ると透け感のでる水色のあじさいを配置したことで、幻想的な雰囲気の中にも明るさを損なわない美しさに仕上がりました。

ライトの色を変更すると雰囲気もかわります。


■取り扱いの注意点
①ハーバリム専用の安全性の高いオイルを使用していますが、飲んだり肌につけたりしないでください。
②ハーバリム専用オイルの引火点は250℃以上で消防法上においても非危険物です。ただし、可燃性の液体なので火気に近づけないでください。
③収れん火災の危険があります。直射日光が当たる場所を避けてお楽しみください。
④お子様やペットの手の届かないところで保管してください。
⑤ボトル内の植物はすべて天然のものです。ひとつひとつ色合いや形が異なります。また、花びらの落ちなども起こる場合があります。
⑥時間の経過とともに退色していきますが、品質に問題はありません。
⑦破棄する場合は、食用油と同様に自治体のルールに沿って破棄してください。
⑧配送中の動きで配置が変わりやすいです。竹串などでそっと調整してください。






ハーバリウム 「ピンクオーシャン」

2020-06-03 17:21:37 | ハンドメイド
ハーバリウムの本来の意味は「植物標本」です。最近では、プリザーブドフラワーなどの花材と専用のオイルを瓶に入れた「インテリア小物」としての人気が高まっています。

そんなハーバリウムですが、ひと工夫することでアクアリウムのように楽しむこともできます。
もちろん、本物のお魚を入れるわけでもなく、花材も専用のオイルに浸しているので、水換えなども一切不要です。
1年~2年、保管状態によってはそれ以上、お手入れせずに楽しむことができます。

今回は、熱帯魚たちの明るく楽しい生活をイメージしたアクアリム風のハーバリウムを作成しました。

↑こんなふうに、赤系のLEDライトで下から照らしてもきれいですよ。

■材料

ハーバリウム専用ボトル(ウイスキー型)
花材(モス、ラスカス、あじさい、かすみ草、エアファーンなど)
ハーバリウム専用シール(熱帯魚)
薄いプラスチック板
パールガーランド
貝殻
ハーバリウム専用オイル(非危険物)

■作り方

①材料をボトルに合わせてカットし、付着している異物や難のある花材を取り除きます。
②ボトル内に花材や熱帯魚シールをプラスチック板に貼ったものをボトルに入れます。
③オイルを入れます。
④一晩そのまま置いて気泡を取り除き、蓋をしたら完成。

■こだわりポイント

①光をたっぷり通す
光の加減で表情が変わるハーバリウムにおいて、光をどれくらい通すか?ということは重要なポイントです。とくに、今回は海をイメージしており、透明感のある作品になるよう仕上げたかったので、ワイドなウイスキー型瓶を採用しました。
また、花材を入れすぎると光の透過する量が減り、デザインによってはそのハーバリウムのよさが半減してしまうことも。
かといって、花材がすくないと、貧相な印象になり、花材の浮きもでてきやすくなります。少しずつ調整しながら、入れるものを取捨選択し、よりきれいに見える量に仕上げました。

↑オイルを入れる前です。少しごちゃっとしていて花材が多いように感じます。
しかし、オイルを入れることで透け感が出る花材も入っているため、このくらいがベストだな…という計算をして調整しています。

②立体感
熱帯魚をつけたシートを最前面に配置すると、奥行き感がなくなってしまいます。作品の立体感を大切にするため、熱帯魚がボトルの中央(ボトルを上から見た時)あたりにくるよう調整しました。熱帯魚の一部が前面の花材で隠れることにより、本当にボトルの中に熱帯魚がいるように見えるのです。
瓶の前面にシールを貼り付ける…というお手軽な方法もありますが、その方法では得られない作品自体の立体感を大切にしました。

■取り扱いの注意点
①ハーバリム専用の安全性の高いオイルを使用していますが、飲んだり肌につけたりしないでください。
②ハーバリム専用オイルの引火点は250℃以上で消防法上においても非危険物です。ただし、可燃性の液体なので火気に近づけないでください。
③収れん火災の危険があります。直射日光が当たる場所を避けてお楽しみください。
④お子様やペットの手の届かないところで保管してください。
⑤ボトル内の植物はすべて天然のものです。ひとつひとつ色合いや形が異なります。また、花びらの落ちなども起こる場合があります。
⑥時間の経過とともに退色していきますが、品質に問題はありません。
⑦破棄する場合は、食用油と同様に自治体のルールに沿って破棄してください。
⑧配送中の動きで配置が変わりやすいです。竹串などでそっと調整してください。