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ハーバリウム 「ピンクオーシャン」

2020-06-03 17:21:37 | ハンドメイド
ハーバリウムの本来の意味は「植物標本」です。最近では、プリザーブドフラワーなどの花材と専用のオイルを瓶に入れた「インテリア小物」としての人気が高まっています。

そんなハーバリウムですが、ひと工夫することでアクアリウムのように楽しむこともできます。
もちろん、本物のお魚を入れるわけでもなく、花材も専用のオイルに浸しているので、水換えなども一切不要です。
1年~2年、保管状態によってはそれ以上、お手入れせずに楽しむことができます。

今回は、熱帯魚たちの明るく楽しい生活をイメージしたアクアリム風のハーバリウムを作成しました。

↑こんなふうに、赤系のLEDライトで下から照らしてもきれいですよ。

■材料

ハーバリウム専用ボトル(ウイスキー型)
花材(モス、ラスカス、あじさい、かすみ草、エアファーンなど)
ハーバリウム専用シール(熱帯魚)
薄いプラスチック板
パールガーランド
貝殻
ハーバリウム専用オイル(非危険物)

■作り方

①材料をボトルに合わせてカットし、付着している異物や難のある花材を取り除きます。
②ボトル内に花材や熱帯魚シールをプラスチック板に貼ったものをボトルに入れます。
③オイルを入れます。
④一晩そのまま置いて気泡を取り除き、蓋をしたら完成。

■こだわりポイント

①光をたっぷり通す
光の加減で表情が変わるハーバリウムにおいて、光をどれくらい通すか?ということは重要なポイントです。とくに、今回は海をイメージしており、透明感のある作品になるよう仕上げたかったので、ワイドなウイスキー型瓶を採用しました。
また、花材を入れすぎると光の透過する量が減り、デザインによってはそのハーバリウムのよさが半減してしまうことも。
かといって、花材がすくないと、貧相な印象になり、花材の浮きもでてきやすくなります。少しずつ調整しながら、入れるものを取捨選択し、よりきれいに見える量に仕上げました。

↑オイルを入れる前です。少しごちゃっとしていて花材が多いように感じます。
しかし、オイルを入れることで透け感が出る花材も入っているため、このくらいがベストだな…という計算をして調整しています。

②立体感
熱帯魚をつけたシートを最前面に配置すると、奥行き感がなくなってしまいます。作品の立体感を大切にするため、熱帯魚がボトルの中央(ボトルを上から見た時)あたりにくるよう調整しました。熱帯魚の一部が前面の花材で隠れることにより、本当にボトルの中に熱帯魚がいるように見えるのです。
瓶の前面にシールを貼り付ける…というお手軽な方法もありますが、その方法では得られない作品自体の立体感を大切にしました。

■取り扱いの注意点
①ハーバリム専用の安全性の高いオイルを使用していますが、飲んだり肌につけたりしないでください。
②ハーバリム専用オイルの引火点は250℃以上で消防法上においても非危険物です。ただし、可燃性の液体なので火気に近づけないでください。
③収れん火災の危険があります。直射日光が当たる場所を避けてお楽しみください。
④お子様やペットの手の届かないところで保管してください。
⑤ボトル内の植物はすべて天然のものです。ひとつひとつ色合いや形が異なります。また、花びらの落ちなども起こる場合があります。
⑥時間の経過とともに退色していきますが、品質に問題はありません。
⑦破棄する場合は、食用油と同様に自治体のルールに沿って破棄してください。
⑧配送中の動きで配置が変わりやすいです。竹串などでそっと調整してください。





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