タロウ助教授GTの研究室

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2013年 J2リーグ公式戦 第34節 FC岐阜 vs ガイナーレ鳥取戦

2013-09-27 22:09:30 | ガイナーレ鳥取

さて。久しぶりに試合に関する記事をupいたします。

そもそも今回の遠征、当初は福山市で行われていた中国サッカーリーグ(地域リーグ)の最終節の
セントラル開催を観に行くつもりでしたが、開催地が大垣市浅中とアナウンスされた途端、
何やら胸がときめくものが有り、それは又、ワタシが仲良くさせてもらってます岐阜サポさん&他サポさん達も
同じだった様で、一斉に合い言葉が『浅中に行かねばならない!』となったのでした。
この後は様々な情報が飛び交いましたですね。
『浅中でJリーグの試合が開催されることの意味と意義』(←けっこう奥深い)ですとか、
『収容人員が約4,300人の会場なので、チケットは売り切れる可能性大』ですとか、
『駐車場は有るけど、もしかしたら台数的には厳しいかも・・・』ですとか、
『浅中がどんな会場かというと、競技場としては米子の東山によく似ているのではないか』ですとか、
『当初はJリーグ側より県外開催を打診されたが、岐阜のフロントが交渉して特例開催となった』ですとか、
『岐阜サポさんの間で、皆で養老鉄道を利用しようという企画が有る』ですとか、
次々にいろいろな情報を皆様より戴きました。関係者各位、ありがとうございました。
しかし一番スゲエな~って思ったのが、岐阜サポさんの試合後の打ち上げのご案内までワタシに届いた事でした(失笑)
嗚呼、恐るべきかな情報社会。

この日はせっかくなので大垣駅から養老鉄道を利用してみました。
ワタシが利用した時間はまだ早かったのか、岐阜サポさんは既に多数いらっしゃいましたが
鳥取サポーターの姿は見かけず、逆にワタシの鳥取のレプリカ姿は目立ったようで、養老鉄道の
駅員さんが親切に応対して下さいました。この日は記念乗車券も発売されていましたが、
駅員さんに伺ったところ、『500枚用意したけど、おかげさまで朝の9時頃で
既に80枚前後は売れてます。』とのお話でした。最終的な販売枚数はワタシは分かりませんが、
かなり好調な結果であったろうと思います。また、大垣駅の前にはTV(NHK?)の取材も
来ていて、駅前でポスターを掲げて試合の案内をする岐阜のスタッフさんと切符を買い求める
サポーターの行列などを撮影していました。今回の大垣開催の試合は、通常だと年間のリーグ戦の
ほんの1試合に過ぎないであろうはずなのに、それだけではない意味合いみたいなものを裏付ける
盛り上がり方でした。

因みに、試合前に岐阜サポさん&某他サポさん(但し、岐阜の事情にとても詳しい方)達と雑談していた際、
『地方の小さな競技場でのJ2最下位争いの試合だけど、チケットもソールドアウトだし来ているお客さんは
熱心に自分のところを応援するつもりでここに来ていると思う。こんな試合こそ、Jリーグの偉い人に見て欲しいよね』
という話しになったのですが、試合後にJリーグの大東チェアマンがホントに視察に来られていたと知りました。
今回の大垣開催は当初はJリーグ側もすんなりと承認せず、開催が決まるまではやや難航した特例開催であったにも
関わらず、いざ開催が決まるとJリーグ側にとっても興味深い試合だった様です。

今回、ワタシはアウェイ側ゴール裏(ビジター席)のチケットを購入していました。
当初、FC岐阜のHPで当日の応援エリアを確認したところ、思いのほか狭く感じ、しかしそれは
競技場全体の収容人員から考えるといわゆる『アウェイの洗礼』云々というお話以前の問題で
止むを得ないわな~とは思っておりました。しかし、このビジター席も鳥取サポの心意気で
前売り券が試合前日までに完売となり、急遽、応援エリアが拡張されたみたいだと仲の良い岐阜サポさんに
教えて戴きました。鳥取の地元紙の記事によると、この日は約400人の鳥取サポが浅中に集っていた様です。

ワタシは普段、ゴール裏での観戦はしないので、最近の鳥取の応援の決まり事は良く知らないのですが、
それでも時々アウェイ先で今回のように真近で声出し応援の様子を見ますと、鳥取のゴール裏も
以前よりもかなり統率感と一体感が有って応援がカッコ良くなってる、と感じました。
(但し、鳥取に限らずアウェイにまで遠征して声出しされている方々は基本的にサポの精鋭部隊みたいなもの
ですから、応援の質が高いのは当然なのかもしれませんが)
また、この日は東海地方(?)の鳥取の県人会の皆さんも多く来られていた様です。
この日の試合の展開は、高さの無いゴール裏での観戦の為、決してよく分かるとは言えず、
又、鳥取も試合毎に選手のポジションがコロコロと入れ替わっている様な状況で何だか分かりにくかったので、
開き直って昔から馴染みのある選手の動きを中心に観ていました。

試合内容に関しては、どちらかと言うと鳥取が攻めて、岐阜が守る様な印象でしたが、鳥取の攻撃は
常に決定力に欠け、岐阜は時々鳥取のスキを突いてカウンターを仕掛ける様な展開。


結果、残念ながら1-2で負けてしまい、遂に鳥取は最下位に転落してしまいました。


岐阜に関して言えば、今季は何試合かTVで観戦していたのですが、いつも感じていたのは
『選手個々の動きは、決して順位ほど悪くはない』ということ。要は選手間の動きが噛み合ったら
結構手堅いチームなのではないか?と。
岐阜も鳥取同様、シーズン途中で監督が交代しています。しかし、急遽指揮を執る事になった辛島啓珠監督は
元々岐阜セカンドの監督さんでしたが、逆に時間が無いが故にシンプルな決まり事を徹底させる事でチームを立て直す、
もしくはまとめ上げるのではないか?と睨んでました。(これは岐阜サポさんにもズバリ聞いてみました。)
結果として、前節の草津群馬戦で勝利し、今回も鳥取に勝利しています。

試合後、鳥取のゴール裏に来た選手達の表情はあまり良く分かりませんでしたが、帰宅してから
ローカルニュースの映像で見たところ、とまどいながらもサポーターからの厳しい声を受け止めようとする
悲しい表情の実信選手の姿が印象的でした。

少し前に新聞で読んだのですが、今月のアタマのチーム内のミーティングでは、実信選手がこれまでガイナーレ鳥取が
歩んで来た道などを踏まえ、『とにかく鳥取を降格させてはいけない』と他の選手達に話したそうです。
今の鳥取が今後はたしてどうなるのかは良く分かりませんが、サネが周囲の選手達にそう言ってくれるのなら、
今はサネを信じて粛々と応援しようと思うだけです。



という訳で、明後日は徳島に行って来ます。






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