先日、とある読書好きのブロガーさんのブログで、山田風太郎の
『十三角関係』(光文社文庫版)についての記述を読みました。
山田風太郎と言えば、映画にもなった『魔界転生』とか、一連の忍法帖ものが
有名なのですが、タロウ助教授は未だにこれらは読んだ事が有りません(失笑)。
・・・まぁ、映画は見てるんですけどね。(ジュリーとか出てましたね)
光文社文庫では、10年くらい前に山田風太郎の『ミステ . . . 本文を読む
先日、島田荘司の『異邦の騎士』(改訂完全版)を購入しました。
写真左が改訂版、右がもともとのオリジナル版であります。
今回購入した改訂完全版、1998年には発行されていたので、もう10年以上経過して
いるのですけれど、これまで購入していなかったので買ってみました。
2冊有るから、どこがどう変わっているのか比較しながら読めますね。
. . . 本文を読む
先日、本棚をごそごそと漁ってみたら、都筑道夫の小説が出て来たので、
ここのところ毎晩、布団の中で読んでおります。
創元推理文庫版の『退職刑事』の第1巻。
(全部で第6巻くらいまであったはず・・・)
かなり以前は、角川文庫版の都筑道夫の小説をそこそこ持っていまして、
好きで読んでたのですが、引っ越し時の荷物を減らす為に、処分していたのでした。
この文庫版は、数年前に買い直した物であ . . . 本文を読む
久しぶりに島田荘司の文庫本を購入。
『UFO大通り』講談社文庫
この本はもともと2006年に発売されていたが、2008年にノベルス版となり
今回、文庫版として登場と言う事である。
ワタシは島田荘司については、全ての作品を読んでいる訳では無いけれど、
それでも占星術やら、斜めのヤツやら、人喰いの木やらは読んでいる。
でも、一番のお気に入りは『水晶のピラミッド』なのだ。
とも . . . 本文を読む
中学生くらいの時に、星新一や筒井康隆を読み漁っていた時期がある。
その時から、新潮文庫さんにはお世話になりっぱなし(笑)
読書好きの人の経験談として、中学生くらいで星新一にのめり込み、
その流れで筒井康隆を読む様になって、その後は自分であれこれと開拓して
読書の幅を広げて行く、というよーなお話を聞くのだが、ワタシ自身もそうでした(笑)
今、ワタシの手元に有る筒井康隆の文庫本の『懲戒の部屋』(下 . . . 本文を読む
ブックオフの105円均一のコーナーで、掘り出し物を発見。
創元推理文庫の『猿来たりなば』と『毒入りチョコレート事件』
エリザベス・フェラーズの『猿来たりなば』は、
創元推理文庫で1998年に翻訳されて、以来名作として海外ミステリファンには有名な作品。
また、アントニー・バークリーの『毒入りチョコレート事件』も探偵役が
オモシロい推理を展開する事で有名な、古典的な名作である。
(エラリ . . . 本文を読む
以前から気になってたけど、なかなかきっかけがなくて読んでなかったが、
先日、書店で文庫版が出ていたので購入。
『のぼうの城』和田竜著 (小学館文庫) 上下巻
文庫本2冊だけど、ほぼ一昼夜で読めた。
(個人的には、分厚くなっていいから1冊にして欲しかった・・・)
内容は時代小説で、石田三成による城攻めのお話。
但し、主人公側は攻められる方で、関東の北条家に属する成田家である。
この . . . 本文を読む
久しぶりにハリイ・ケメルマンの本を手に取った。
おそらく、日本で最も有名なケメルマンの本は『九マイルは遠すぎる』だと思う。
ハヤカワ文庫版は1976年が初版だが、上記の写真は、2009年の11刷版で、
最近のハヤカワ文庫仕様のため、縦長に伸びた最新版である。
余談だが、ワタシはこの縦長仕様のハヤカワ文庫は嫌いである。
市販されている、いろいろな文庫カバーが使えなくなるからだ。
あと本棚に . . . 本文を読む
大友克洋の作品の『気分はもう戦争』の中で、『フェダーイン』という言葉が出て来る。
意味はアラビア語で『戦士』らしい。
大友克洋と言えば、日本中の漫画家やクリエイターに絶大な影響力がある漫画家なので、
この後、あちこちで『フェダーイン』という言葉をフォロワーと思われる作家さんの
作品の中で見かけた。
当時、敬愛するたがみよしひさが、ズバリ『フェダーイン』なるマンガまで発表したのは、
あまりにもミ . . . 本文を読む
知人とのバーベキュー大会から先程帰宅。
しかし、明日も早朝から仕事なのである・・・。
ホントはタイトル通り、もっと読書がしたいのに。
ワタシがよく拝見している、ガイナーレ鳥取のサポさんのブログで紹介してあり、
少し前に文庫版が出たので買っていた本。
お盆休みに読もうと思ってたのだけど、結局読めずじまいだった。
けれども、ネットの某巨大掲示板のサッカーネタのところで少し話題になってて、
あ . . . 本文を読む
早川書房から出ている怪盗ニックシリーズが昔から大好きで、ずっと愛読している。
かなり以前はハヤカワのポケミスで刊行されていて、ずっとそちらで読んでいた。
7年前にハヤカワ文庫版が発売され、当初は人気が出たら続きを発売する、
みたいなカンジだったが、結局現在シリーズとして4冊発売されている(全て短編集)。
ニック・ヴェルヴェットという名前の怪盗(文庫本の説明では、盗賊となっている)が、
他人から . . . 本文を読む
このブログを見て下さってる皆様へ。
昨日で、延べ訪問者数が10000名様を超えました。ありがとうございます。
最近は、コンスタントに1日に100名以上の方に訪問して頂いているようで、
何の宣伝も一切していないのに、驚いております。
相変わらずワタシの周囲にはほとんど知らせず、内緒でこっそり続けているのですが、
実際、見て下さっている方々がどのように思って下さっているのかは、ワタシは知る由も有 . . . 本文を読む
行きつけの本屋で『ハヤカワ文庫の100冊』なる小冊子を貰った。
要はフェアの案内、ガイドである。
ハヤカワ文庫は昔から好きで、ポアロシリーズやシャーロック・ホームズなどで
お世話になっている。
マニアに言わせると『創元に比べて、意訳・迷訳が多すぎ・・』との評判だが、
創元文庫の正確だけど、もどかしい日本語を読まされるよりは、個人的には
マシだと思っている。あと、本のカバーのデザインも昔から優れ . . . 本文を読む