タロウ助教授GTの研究室

タロウ助教授の日頃の研究成果を、不定期に発信。。。

山田風太郎のミステリ小説について・・・。。。

2011-05-20 21:41:19 | 小説
先日、とある読書好きのブロガーさんのブログで、山田風太郎の 『十三角関係』(光文社文庫版)についての記述を読みました。 山田風太郎と言えば、映画にもなった『魔界転生』とか、一連の忍法帖ものが 有名なのですが、タロウ助教授は未だにこれらは読んだ事が有りません(失笑)。 ・・・まぁ、映画は見てるんですけどね。(ジュリーとか出てましたね) 光文社文庫では、10年くらい前に山田風太郎の『ミステ . . . 本文を読む

2冊の『異邦の騎士』。。。

2011-05-18 23:02:42 | 小説
先日、島田荘司の『異邦の騎士』(改訂完全版)を購入しました。 写真左が改訂版、右がもともとのオリジナル版であります。 今回購入した改訂完全版、1998年には発行されていたので、もう10年以上経過して いるのですけれど、これまで購入していなかったので買ってみました。 2冊有るから、どこがどう変わっているのか比較しながら読めますね。 . . . 本文を読む

久しぶりに、都筑道夫を読んでみる。。。

2011-05-16 21:35:27 | 小説
先日、本棚をごそごそと漁ってみたら、都筑道夫の小説が出て来たので、 ここのところ毎晩、布団の中で読んでおります。 創元推理文庫版の『退職刑事』の第1巻。 (全部で第6巻くらいまであったはず・・・) かなり以前は、角川文庫版の都筑道夫の小説をそこそこ持っていまして、 好きで読んでたのですが、引っ越し時の荷物を減らす為に、処分していたのでした。 この文庫版は、数年前に買い直した物であ . . . 本文を読む

久しぶりの島田荘司。。。

2010-11-13 22:43:24 | 小説
久しぶりに島田荘司の文庫本を購入。 『UFO大通り』講談社文庫 この本はもともと2006年に発売されていたが、2008年にノベルス版となり 今回、文庫版として登場と言う事である。 ワタシは島田荘司については、全ての作品を読んでいる訳では無いけれど、 それでも占星術やら、斜めのヤツやら、人喰いの木やらは読んでいる。 でも、一番のお気に入りは『水晶のピラミッド』なのだ。 とも . . . 本文を読む

星新一と筒井康隆。。。

2010-10-11 22:03:01 | 小説
中学生くらいの時に、星新一や筒井康隆を読み漁っていた時期がある。 その時から、新潮文庫さんにはお世話になりっぱなし(笑) 読書好きの人の経験談として、中学生くらいで星新一にのめり込み、 その流れで筒井康隆を読む様になって、その後は自分であれこれと開拓して 読書の幅を広げて行く、というよーなお話を聞くのだが、ワタシ自身もそうでした(笑) 今、ワタシの手元に有る筒井康隆の文庫本の『懲戒の部屋』(下 . . . 本文を読む

見つかるときはこんなもの。。。

2010-10-10 19:28:44 | 小説
ブックオフの105円均一のコーナーで、掘り出し物を発見。 創元推理文庫の『猿来たりなば』と『毒入りチョコレート事件』 エリザベス・フェラーズの『猿来たりなば』は、 創元推理文庫で1998年に翻訳されて、以来名作として海外ミステリファンには有名な作品。 また、アントニー・バークリーの『毒入りチョコレート事件』も探偵役が オモシロい推理を展開する事で有名な、古典的な名作である。 (エラリ . . . 本文を読む

『のぼうの城』をようやく読んだ。。。

2010-10-09 10:54:41 | 小説
以前から気になってたけど、なかなかきっかけがなくて読んでなかったが、 先日、書店で文庫版が出ていたので購入。 『のぼうの城』和田竜著 (小学館文庫) 上下巻 文庫本2冊だけど、ほぼ一昼夜で読めた。 (個人的には、分厚くなっていいから1冊にして欲しかった・・・) 内容は時代小説で、石田三成による城攻めのお話。 但し、主人公側は攻められる方で、関東の北条家に属する成田家である。 この . . . 本文を読む

ハリイ・ケメルマンの本。。。

2010-10-02 22:45:13 | 小説
久しぶりにハリイ・ケメルマンの本を手に取った。 おそらく、日本で最も有名なケメルマンの本は『九マイルは遠すぎる』だと思う。 ハヤカワ文庫版は1976年が初版だが、上記の写真は、2009年の11刷版で、 最近のハヤカワ文庫仕様のため、縦長に伸びた最新版である。 余談だが、ワタシはこの縦長仕様のハヤカワ文庫は嫌いである。 市販されている、いろいろな文庫カバーが使えなくなるからだ。 あと本棚に . . . 本文を読む

突然、知らない言葉が流行る時・・・。

2010-08-29 15:34:01 | 小説
大友克洋の作品の『気分はもう戦争』の中で、『フェダーイン』という言葉が出て来る。 意味はアラビア語で『戦士』らしい。 大友克洋と言えば、日本中の漫画家やクリエイターに絶大な影響力がある漫画家なので、 この後、あちこちで『フェダーイン』という言葉をフォロワーと思われる作家さんの 作品の中で見かけた。 当時、敬愛するたがみよしひさが、ズバリ『フェダーイン』なるマンガまで発表したのは、 あまりにもミ . . . 本文を読む

ホントはもっと読書もしたいが。。。

2010-08-21 23:37:45 | 小説
知人とのバーベキュー大会から先程帰宅。 しかし、明日も早朝から仕事なのである・・・。 ホントはタイトル通り、もっと読書がしたいのに。 ワタシがよく拝見している、ガイナーレ鳥取のサポさんのブログで紹介してあり、 少し前に文庫版が出たので買っていた本。 お盆休みに読もうと思ってたのだけど、結局読めずじまいだった。 けれども、ネットの某巨大掲示板のサッカーネタのところで少し話題になってて、 あ . . . 本文を読む

怪盗ニックとジャック・ジョンソン

2010-07-16 21:07:23 | 小説
早川書房から出ている怪盗ニックシリーズが昔から大好きで、ずっと愛読している。 かなり以前はハヤカワのポケミスで刊行されていて、ずっとそちらで読んでいた。 7年前にハヤカワ文庫版が発売され、当初は人気が出たら続きを発売する、 みたいなカンジだったが、結局現在シリーズとして4冊発売されている(全て短編集)。 ニック・ヴェルヴェットという名前の怪盗(文庫本の説明では、盗賊となっている)が、 他人から . . . 本文を読む

休憩。

2010-01-25 23:17:05 | 小説
このブログを見て下さってる皆様へ。 昨日で、延べ訪問者数が10000名様を超えました。ありがとうございます。 最近は、コンスタントに1日に100名以上の方に訪問して頂いているようで、 何の宣伝も一切していないのに、驚いております。 相変わらずワタシの周囲にはほとんど知らせず、内緒でこっそり続けているのですが、 実際、見て下さっている方々がどのように思って下さっているのかは、ワタシは知る由も有 . . . 本文を読む

ハヤカワ文庫の100冊に悩む

2009-10-02 21:36:34 | 小説
行きつけの本屋で『ハヤカワ文庫の100冊』なる小冊子を貰った。 要はフェアの案内、ガイドである。 ハヤカワ文庫は昔から好きで、ポアロシリーズやシャーロック・ホームズなどで お世話になっている。 マニアに言わせると『創元に比べて、意訳・迷訳が多すぎ・・』との評判だが、 創元文庫の正確だけど、もどかしい日本語を読まされるよりは、個人的には マシだと思っている。あと、本のカバーのデザインも昔から優れ . . . 本文を読む