タロウ助教授GTの研究室

タロウ助教授の日頃の研究成果を、不定期に発信。。。

グレッチェン・パーラートに悩む

2009-10-06 22:06:25 | 音楽のあれこれ
外人さんの名前の読み方は難しい。

グレッチェン・パーラートを知ったのは、去年、BS放送でライヴを偶然に
見てから。その時は『グレチェン・パーラート』と表記されていた。

呟く様な優しい歌い方で、センス良くボサを歌うのが心地よくて、あわてて
ネットで調べるもなかなかヒットせず。・・・だってカタカナ検索だし・・・

しばらくして、某大手CD店のネット通販でようやく見つけた。
『グレッチェン・パラート』で。

結局、今現在はグレッチェン・パーラートで定着しているのだろうか? 
どうでもいいから、誰か統一してくれ。
こんな情けない理由で良質な音楽にたどり着けないなんて、あまりに
もったいない。

で、肝心の音はというと、買いです。すぐさまCDを買うべきだ。
iTuneでも買えるし。

日本人に分かりやすいボサっていうと、アントニオ・カルロス・ジョビンか、
あるいは小野リサあたりに落ち着くと思うが、この人はもう少し陰のある感じ。
とはいえ、女性としてもかわいらしいキャラである。

また、決して明るく無いとか、笑顔がないとかというわけではなくて、しっとりと
歌うタイプであり適度なボソボソボイス (って、何だそりゃ?) が彼女の特徴ある
個性になっている。

個人的には、シャーデーがボサを歌うとこんな感じか? などと勝手に解釈している。
熱心なファンの人、違ってたらごめんなさい。

BSで見た時、ハービー・ハンコックの『バタフライ』を歌ってて、もともと
原曲も良い曲だが、それをセンスよく歌いこなしていて非常に感心した。
バックバンドの演奏もツボを得ていて良かった。ギターなかなか巧いし。

実は,その曲を聴きたくてCDを探すも、当時発売中の1stには入っておらず。
しかし今年になって発売され、輸入盤で手に入る2nd『In a Dream』には
入っておりました!! こちらもiTuneでも購入出来る。

多分、今後ももの凄くヒットを出すわけでもなく、音楽通の人々からは支持されて、
地道に活動を続けて行くであろうと予想される、典型みたいな人。

でも小さいライブハウスで、目の前でボソボソとあの声で歌われたら、
鳥肌モンで感動しそう。本人が歌いながら操るシェイカー (?) も、本人の歌声同様に
小さな音で微笑ましい。なかなかいい感じ。

近年、私の中では一番のヒット。大橋トリオなんか目じゃない!!














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