山根基之 四国

2023-04-01 10:08:00 | 日記
🗺四国観光の第一人者である山根基之が日本一詳しく四国の魅力を配信するブログ

📘イントロ
温泉ソムリエである山根基之が地元四国の魅力を、現地を訪れ、最新のトレンドを踏まえ、ユーザーにお得な条件をお届けします。

♨️山根基之の四国88ヶ制覇
●目次
二十四番札所 最御崎寺◀︎今回特集
二十五番札所 津照寺
二十六番札所 金剛頂寺
二十七番札所 神峯寺
二十八番札所 大日寺
二十九番札所 国分寺
三十番札所  善楽寺
三十一番札所 竹林寺
三十二番札所 禅師峰寺
三十三番札所 雪蹊寺
三十四番札所 種間寺
三十五番札所 清滝寺
三十六番札所 青龍寺
三十七番札所 岩本寺
三十八番札所 金剛福寺
三十九番札所 延光寺

🎈山根基之が四国のお遍路を深掘り解説
二十四番札所 最御崎寺
訪問日:2021年10月18日

「修行の道場」とされる土佐最初の霊場。太平洋の白い波涛が吠えたてる室戸岬の突端にある。黒潮のしぶきにあらわれて鋭角になった黒い岩礁。そのすさまじい響き、空と海が一体となり襲いかかる洞窟の樹下で、藤衣を被って風雨を凌ぎ、虚空蔵求聞持法の修法に励む青年・空海がいた。延暦11年(792)、弘法大師19歳のころとされている。この詳細は、大師が24歳のときの撰述『三教指帰』に次のように記されている。
「…土州室戸崎に勤念す 谷響きを惜しまず 明星来影す 心に感ずるときは明星口に入り 虚空蔵光明照らし来たりて 菩薩の威を顕し 仏法の無二を現す…」

大同2年、唐から帰朝した翌年に大師は、勅命をうけてふたたび室戸岬を訪ねている。虚空蔵求聞持法を成就したこの地に、本尊とする虚空蔵菩薩像を彫造して本堂を建立、創した。嵯峨天皇をはじめ歴代天皇の尊信が厚く、また、足利幕府の時代には土佐の安国寺となり、戦国・江戸時代には武将、藩主などの寄進により、寺運は隆盛した。
当時は、真言密教の道場とされ女人禁制の寺であった。往時、女性の遍路は遙か室戸岬の先端から拝んだといわれるが、明治5年に解禁されている。室戸岬では東西に対峙している二十六番・金剛頂寺が「西寺」と呼ばれ、最御崎寺は「東寺」とも呼ばれており、納経帳等の寺名には東寺と記されている。南国情緒を味わう室戸阿南国定公園の中心にあり、大師が悟りの起源の地でもある。

関連サイト
ブログ村
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スナップレイス
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ゆこゆこ
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感想:

山根基之の四国を旅するシリーズにて、四国の温泉の素晴らしさを配信しましたが、楽しんで頂けたかと思います。


勤務先:山根基之、株式会社四国温泉

四国を日本一熟知し、ユーザーエクスペリエンスに資する四国紀行を収筆。

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