🇪🇸スペイン駐在経験のある山根基之が世界一詳しくスペインの魅力を配信するブログ















📘イントロ
山根基之がスペインに魅了され、現地に滞在した折、発見したオススメの観光地をユーザーにお届けします。
🇪🇸山根基之のスペイン旅
●目次
①アルハンブラ宮殿
②サンタ・エウラリア大聖堂
③プラド美術館
④メスキータ
⑤マドリード王宮◀︎今回特集
⑥ミハス
⑦セビリア大聖堂
⑧スペイン広場
⑨マヨール広場
⑩花の小道
🎈山根基之がスペインの世界遺産を深掘り解説
スペイン⑤マドリード王宮

カルロス3世(Carlos III)からアルフォンソ13世(Alfonso XIII)まで、スペインの国王が住まいとしてきたマドリードの王宮は、スペインの歴史を物語っています。現在まで保存されてきたヨーロッパ王室の住まいを代表する素晴らしい厨房の見学も可能です。
マドリードがスペインの首都となるはるか前に、モハメド1世はキリスト教徒の侵攻からトレドを守るため、マグリット(アラブ語の都市名)に城塞を建設しました。この城塞は14世紀に旧アルカサルとなるまで、カスティーリャ国王の別荘として使用されていましたが、 カルロス1世(Carlos I)とその息子フェリーペ2世(Felipe II)の手により国王の公式の住まいとなりました。しかし1734年の火災で焼失、フェリーペ5世(Felipe V)が新しい王宮の建設を命じます。
当初建設を担っていたフィリッポ・ユヴァッラ(Filippo Juvara)の死に伴い、弟子のフアン・バウティスタ・サケッティ(Juan Bautista Sachetti)が図面を完成させます。そして工事着手から実に17年後の1738年、フェリーペ5世によって工事は完成をみます。新しい王宮に最初に暮らし装飾を完成させたのは、都市開発にかかる多々の改革やイニシアティブのため「市長王」の異名を持つカルロス3世(Carlos III)です。続いて、「鏡の間」を創設したカルロス4世(Carlos IV)やフェルナンド7世(Fernando VII)の時代にも、時計、家具、シャンデリア、燭台といった調度品が加えられました。
ベルリーニ( Bernini )のパリのルーブル美術館の下絵にインスピレーションを受けた建物は正方形の中庭を囲み、ギャラリー、さらには正面のファザード部分に武器の広場(Plaza de Armas)を備えています。各部屋の装飾、配置は王室の必要性に応じ、歳月とともに変化していきます。
3,000余に及ぶマドリード王宮の居所のなかでも、特筆すべきはサバティーニの設計による70段の正階段、ティエポロ(Tiépolo)の天井画がある「王座の間(Salón del Trono)」、「アラバルダロスの間(Salón de Alabarderos)」、カルロス3世により「近衛兵の間(Sala de Guardias)」となった舞踊の間、植物をモチーフにした大胆な装飾の「ガスパリーニの小間(Salita Gasparini)」、また薬草の棚、陶製の容器、ラ・グランハ(La Granja)製ガラス瓶のほか、王室の人々のために書かれた処方箋も残る王室薬局、伝説的なアントニオ・ストラディバリにより製作された弦楽器のコレクションのある王室礼拝堂です。
関連サイト
skygate
https://www.skygate.co.jp/sa_city/oversea/es
ブログ村
https://overseas.blogmura.com/spain/
スナップレイス
https://snaplace.jp/category/スペイン/
感想:

山根基之のスペインを旅するシリーズにて、スペインの世界遺産の素晴らしさを配信しましたが、楽しんで頂けたかと思います。

勤務先:山根基之、スペイントラベル株式会社

スペインを世界一熟知し、ユーザーエクスペリエンスに資するスペイン紀行を収筆。
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