宮本常一
「忘れられた日本人」
日本各地のあらゆる辺境を歩いて民間の伝承を調査してきた民俗学者の作品。こんな人がいたこと知らなかった(しかも出身地が同じ瀬戸内海)。
素晴らしい内容だ!読みやすくて情報量が実に多い。興味深く読了しました。農村の古老達が語る話を丁寧に取材(フィールドワーク)&組み立てる事によって、今では忘れられている、かつて当たり前にあった辺境の習慣や風俗・生活誌が鮮やかに浮かび上がっている。寄り合いで決まっていく一昔前の村のシステムとか、村における女だけの世間・役割とか、若いときに奔放な旅をした世間師と呼ばれる古老達の話とか、とにかく無茶苦茶面白い。何回でも読みたい本だ。
「忘れられた日本人」
日本各地のあらゆる辺境を歩いて民間の伝承を調査してきた民俗学者の作品。こんな人がいたこと知らなかった(しかも出身地が同じ瀬戸内海)。
素晴らしい内容だ!読みやすくて情報量が実に多い。興味深く読了しました。農村の古老達が語る話を丁寧に取材(フィールドワーク)&組み立てる事によって、今では忘れられている、かつて当たり前にあった辺境の習慣や風俗・生活誌が鮮やかに浮かび上がっている。寄り合いで決まっていく一昔前の村のシステムとか、村における女だけの世間・役割とか、若いときに奔放な旅をした世間師と呼ばれる古老達の話とか、とにかく無茶苦茶面白い。何回でも読みたい本だ。