「喜ばしき知恵」
フリードリヒ・ニーチェ
なんとか読了した。濃くて深くて複雑に屈折していて熱かった。最初から最後まで異様にテンションが高い。ひとりの人間の猛烈な思索の果てに生まれた著作って感じで、とても一口で感想を語れるような内容じゃない。読んでいて迷路に迷い込んだような不安とか、訳の分からない高揚感を覚えた。たぶん19世紀末の不安定な世相を大いに反映しているのだろう。
「ニーチェの最も美しく、最も重要な著作」って解説にある。確かに凄い本だ。
「神は死んだ」発言とか永遠回帰の思想が出てくるけど、要するに生きることを愛そうという試みなんだと感じた。そんな死に物狂いの格闘や実験が、ここにはある。
生きることを、もっと愛したい。
フリードリヒ・ニーチェ
なんとか読了した。濃くて深くて複雑に屈折していて熱かった。最初から最後まで異様にテンションが高い。ひとりの人間の猛烈な思索の果てに生まれた著作って感じで、とても一口で感想を語れるような内容じゃない。読んでいて迷路に迷い込んだような不安とか、訳の分からない高揚感を覚えた。たぶん19世紀末の不安定な世相を大いに反映しているのだろう。
「ニーチェの最も美しく、最も重要な著作」って解説にある。確かに凄い本だ。
「神は死んだ」発言とか永遠回帰の思想が出てくるけど、要するに生きることを愛そうという試みなんだと感じた。そんな死に物狂いの格闘や実験が、ここにはある。
生きることを、もっと愛したい。