イエメンプロジェクト8-30 アラブ的答え
1982年8月22日(日)
Kがマニラから帰り,Amranに姿を現す。早速にRoberts Monay らとCement marketing の問題を話し合う。
結局は抽象的なことの発言に終わる。アラブ的答えにはもううんざりだ。Kにclaim letter を手渡す。
Rは、本件我が社に協力的なのには心強い。
電機グループは昨夜Sanaa SHEBATON HOTELへ気分転換に出かけ、戻る。
東京K宛 volatile matterの現状 TLX 打電す。
夜、TV映画 007 観る。
改造工事もまずまずのペースで進む。コンサルもその気になって期待していてくれる。
夜の冷気、窓から。
コオロギの音と、ポンポンポンという井戸の音と。
8月23日(月)
Sanaaより YSM 2名来現。本プロジェクトの締めくくり業務の協力を依頼する。1名の派遣を要請す。
客先よりの追加注文のINVOICEを2通発行す。Erection の入金の報。為替差益の一助になろう。
改造工事も後僅かを残すのみとなった。次の運転にうまく乗せて性能試験を乗り切りたい。
8月24日(火)
最近朝の冷え込みあり。今朝も部屋の窓が露で曇っていた。
昨夜ガードマンの若い男、腹の具合が悪いと、もらしていた。今朝晩メシの帰りに聞いてやったら良くなった
と言う。こんな所にも心の触れ合いができるのだろうか。
最近キャンプに居座った感じの仔犬。尻尾を振って誠に可愛い。今晩は姿を見せぬのだがどうしたのか。
明日Sanaaを発つYSMに託送物。重油 sample etc.
キルンも明日からいよいよ本番也。
コミッショニングも後半戦に入る。
力まず、焦らず、あわてず、やろう。
イエメンプロジェクト8-31に続く。
過去のイエメンプロジェクトの一部ブログはこちらより