いよいよ4月年度替わりである。小学生が中学生になり、中学生が高校生になる。
18歳、19歳が成人と認められる。
ここで問題にするのは、向学心に燃える中学生である。コロナの伝染から常時マスク着用を強制された2年間以上の縛りから解放されることになった。着用、NOマスクから任意的に開放されることになった。このマスク着用問題から、集団的行動や2M以上の遠隔対話が、どれだけこの成長期の児童生徒達会話能力に、いかなる後遺症を残すか教師達も、教育評論家からも研究の成果はまだ発表されていない。いろいろの選挙が4月上旬に集中する。候補者の演説には皆無である。4月3日の産経新聞に多少関連筋の記事が出ていた。
以上のようにマスク着用の拘束は、番わかりやすいのは、口唇で、表情で対話者の気持ち意見を知る人達が一番困った。友人、家族間の対話者の貧困を増大させつつあった。道路はマスク無が少し出てきたが、電車の中はまだいない。学校の新学期が始まって先生の素顔を初めて見たという生徒もいるだろう。マスク面は眼だけしか見えない。顔色、唇の動き、その人の意思の変化読み取れない。2Mの接近禁止、所持の会話は、ボードの仕切り。家族の食事も、TVの鑑賞もマスク着用、家族の会話も禁止の現状である。
このような状況では子供達の会話能力は上達しない。しかも今の若い夫婦は子供を おんぶも抱っこ もしない。乳母車の子供が会話の催促をしていても携帯電話の画面に夢中。このような子供達もいずれ、高校大学を卒業して社会人になっていく。大企業に就職してもホームワーク個人の仕事。これでは犬、猫とは会話はできても、自分の感情や医師の疎通も症状の説明もできない人間が出来上がる。街路や広場で小学生の高学年の子供たちに話しかけても返事ができない。即ち体面的な会話能力の機会が非常に少ないことが明白である。
社会には ひと対人 の必要な職業も多い、自分の職業上の必要事項を説明しなければならない仕事もある。反面。特に大学までストレートで優秀な成績で卒業しても。見習い研修期間を乗り越えられない人出てくる、若年にして閉じこもりになり、自宅化外出しない。このような人はうさ のはけ口として家族の暴力をふるう。若年層が親を殺してたり、2・3歳の自分の子供を虐待する。この解決す策は、4・5人のグループ活動を男女の区分けなしに活発化させなければ将来の人間関係が希薄化して社会生活は貧困化する。人間関係は、老若関係、年齢的差別、男女の差別が構築されて、頭脳労働より肉体的に食料生産の労働者が高位置実在するようになって、初めて人間社会は永続的に発展する。 2023.0403